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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年04月01日

ともに学ぼう


花巻・宮沢賢治先生からの


萩・吉田松陰先生


そして、4月1日、水戸・千波湖。

そんな旅をしていました。

賢治先生は言った。

「諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか」
と。

松陰先生は、その生き様からたくさんのことを伝えた。

そんなことをぼんやり考えながら、
電車で読んだ本。

盛岡・さわや書店「ORIORI」で購入。

「暇と退屈の倫理学」(國分功一郎 太田出版)


これが深くて、
カッコよくて、
もうシビれまくって読んでました。
分厚い1冊ですが、読み終わりました。

暇と退屈はイコールではなく、
退屈は消費社会によって
うまく絡み取られているのではないか
と深く問題提起する。

ラストのここにシビれた。

~~~以下引用

別に20年の間、同じ問題を考え続けてきたわけではない。
そうではなくて、
「俺はこういうことを考えているんだ。君はどう思う?」
と手渡せるものができたという意味である。

~~~以上引用

カッコいい。って。

この本には、ひたすら考え続け、
問い続けてプロセスがあますところなく書かれている。
知の旅、哲学の旅と呼ぶべきような本だ。

うまく内容をまとめられないのだけど、
一言でいえば、

人は、退屈から逃れようと、奴隷になることを欲してしまう。
しかし、そうなっても、日常的に退屈は襲ってくる。
そのせめぎあいの中で、どうやって学び、新たな世界を獲得していくか。
そういうのがたぶん、生きるということなんだ。

うまく説明できないけど、こんな感じ。

人がなぜ、本を読むのか。
そして人がなぜ、本を読まないのか。

それがわかったような気がした。
そして僕が本屋である意味も。

僕は揺さぶりたいんだ。
あなたの、そして私の世界観を。

もっと世界は広いかもしれないと、
そんな好奇心を揺さぶりたいんだ。

僕がつくる本棚は、
「俺はこういうことを考えているんだ。君はどう思う?」
っていうメッセージだ。

そうやって対話していたいんだ。

特に、大学生、高校生、中学生
社会の価値観に対し、違和感を感じながら、
どうしていいかわからずに苦しんでいる。

他者評価の檻の中で、
何かにおびえながら、
どう生きていくか、考えている人たちに、

「ともに学ぼう」と
投げかけたいんだ。
そんな本のある空間をつくる。

それが、本日からの僕の仕事です。

茨城のみなさん、水戸のみなさん、
たいへんお世話になりました!

ありがとうございました。

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Posted by ニシダタクジ at 07:49│Comments(0)思い
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