2018年04月25日
本屋の夜明け
長崎・ひとやすみ書店。
店主の城下康明さん。
空間からも、店主さんからも、
伝わってくるものがあった。
鳥取・定有堂書店につづく、新・聖地誕生かと思った。
ひと棚ひと棚、
POPひとつ、黒板ボードひとつ、
ツイッターのつぶやきひとつひとつに
「想い」が詰まっている。
「想い」の劇場のような本屋だった。
2冊の本を購入。
1冊1冊。
噛みしめるように読んでいったら
ほしい本ばかりになった。
愛っすね。
久しぶりに敗北感を
感じるような書店に出会えた。
昨日は、
ひとやすみ書店→亀山社中記念館→
ひとやすみ書店→食堂「一平」→
ひとやすみ書店
と3回行ってしまった。
今朝は、日の出前に散歩。
龍馬が見た景色に会いに行った。
日本の夜明け、
ならぬ本屋の夜明けを感じた。
ひとりひとりが、本を売る。
「本屋という生き方」の時代が
もうすぐそこまで来ていると感じた。
23日には、
津屋崎・「暮らしの問屋」内のライブラリーの話も
してきた。
おふたりの空気感にノックアウトされた。
なんか、それでいいんだなと。
オープン日は?
と聞いたら、
「いちおう6月下旬くらい」
って言われた。
しまった。
愚問だった。と反省した。
オープン日なんてないんだよ。
だんだんと作っていくのだから、ね。
自然と、人と、食べ物と、本と、コーヒーと。
その中に、ただ、自分がいて、
いま生きている。
そんな生きてる感の中にいるために、
何をしたらいいのか?
そんな問いをもらった。
「本屋の夜明け」って、
きっとそういうところから始まるんだ。
武田鉄矢が
亀山社中記念館の映像の中で言っていたけど、
「龍馬は、土佐弁で日本を、世界を語ったんだ」と
言っていた。
そうそう。
そうやって、ひとりの言葉から、ひとりの実践から、
日本と世界の未来が始まっていく。
さて。
そろそろ夜明けの時じゃないのかな。
眠ってちゃいかんぜよ。
Posted by ニシダタクジ at 08:30│Comments(0)
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