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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年05月26日

行きたくなるミーティングのつくり方

昨年4月。
新城劇場のミーティングで降りてきた
「チューニング」という言葉。

http://hero.niiblo.jp/e484726.html
いまこの瞬間と、その先にある未来に共感していること(17.5.9)

その中に書いてる、プロジェクトで重要なこと

1 「人」:誰と一緒にやるか。
2 「コンセプト」:そのプロジェクトはだれを幸せにするか。
3 「未来予想図」:その幸せにするプロセスをぐるぐる回していくと何が起こるのか。

そうそう。
特に1の「人」が大切なのだ。
と思う。

そして「人」、つまりチームメンバー
のことを知ることが大切。
「行きたくなるミーティングのつくり方」
というお題で、大学生と対話する機会があった。

まずは長めのチューニング。

・名前
・出身/ご当地自慢
・最近あったよかったこと
(ルーツと価値観を知る、感じる)

の後に、4人1組で
「そもそも、なんでこの活動に参加したのか?」
ていう「きっかけ」と「参加動機」をグループで語る。
そしてそれをみんなで発表。

でもって、僕の活動紹介。
少し質疑応答。

そのあと、
イベント振り返りの手法。

「予想した」「予想しなかった」
「よかったこと」「悪かったこと」
マトリクス

による振り返りで、
「予測不可能性」について考える。
つながるカレーの話をする。

モチベーションをドライブするのは、
よかったことで始まり、よかったことで終わる
ふりかえり。

何より、「予想しなかったよかったこと」
の中に、そのイベントの「価値」が詰まっている。

そしてそれは個人個人が聞いた(あるいは感じた)
パーソナルな具体的な話だ。
数値化できないやつだ。
それをシェアせずに終わってしまってはいけない。

「今日来てくれたお客さんにこんなうれしいことを言われた」
「今日実際に自分がスタッフやってみて、こんな気づき、学びがあった」

それこそが価値だ。
特に非営利活動の場合、
売り上げの達成や動員数などの数だけでない価値を、
その「振り返り」によって考えなきゃいけない。

そして、振り返りに居合わせた人同士が
それぞれの振り返りによって、何かを学ぶこと。
それこそがモチベーションを上げていく。

エンターテイメントの本質は「予測不可能性」だと僕は思うけど、

もっとも「予測不可能性」の高いエンターテイメントは、
「学び」であると僕は思っている。

だって、それ学んだら、
自分が変わっちゃうのかもしれないのだ。
未来が変わっちゃうのかもしれないのだ。

だから人は学ぶ。
その学びのために活動がある。
活動を振り返る。そして学ぶ。
その繰り返し。

そんな振り返りについての話をしてから、
種明かしと、今日のミーティングに出てどうだったか?
っていうふりかえりを行った。

それをワークショップ用語では、
「チェックアウト」と呼ぶのだそうだ。

さらに言えば、
僕が「チューニング」と呼んでいるやつは、
「チェックイン」と「アイスブレイク」というのだそうだ。
そういえば、僕は体系的に
ワークショップを学んだことはないかもしれない。

でも。
ふと気が付いた。

僕は、「人」つまりミーティングに集まる「個人」に
フォーカスしているからだ。

プロジェクトをつくるとき、
「お客はだれか?」アプローチと
「価値はなにか?」アプローチがあると思うけど、
僕は、人が好き、っていうのもあるのだろうけど、

不登校の中学3年生という「顧客」に出会ってから、
彼を幸せにするためにどうしたらいいのか?
ってずっと思考してきた。

だから、僕にとって、
ワークショップは、プロジェクトを成功させるためや
地域を元気にするために、だけでなく、
参加した個人をエンパワーメントするためにある。

そして、特に大学生と接していて思うのは、
「自分に自信がない」「やりたことがわからない」という課題
がかなり大きいなと思うからだ。

このミーティングのあとの食事会で
メンバーの大学2年生が問いかけた2つのこと。

・「生きる意味」「生きる目的」って何か?
・将来を考えたうえで「持続可能」であることは絶対に重要なのは明らかなのだが、
社会を生きる上でファストフードやファストファッションを使っている自分たちはなんなのか?

まさに、自らのアイデンティティというか
存在承認というか、社会の矛盾というか、
そういうのから発せられる問い。

僕はそういうところにも
「承認」のプロセスが大切だと思っているし、
そういう場としてもミーティングが使えたらいいなと思う。

「チューニング」とは、「音合わせ」であり、
こいつ、今日、どんな音が出ているのかな?
って感じることだ。

「ふりかえり」も同じでこいつどう感じたのだろう?
自分はどう感じたのだろう?
って感じること。

そうやって継続していくと、
それが「承認」の機会にもなっているのではないかと思う。

そう。
「チェックイン」「アイスブレイク」「チェックアウト」は
「場」の状態と、「場」と「個人」の関係を表す言葉で、
「チューニング」は「個人」にフォーカスした言葉だ。

「場」をつくるのはそこを構成する個人であるから、
そして僕は個人のほうに関心があるから、
そういう言葉を使っているのかもしれない。

なるほどな。

いつも僕は顧客ファースト(何かの標語みたい)で来ていたんだなと
あらためて思い出した。

いい気づきをいただきました。
ありがとうございました。

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Posted by ニシダタクジ at 07:36│Comments(0)学び
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