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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年06月30日

コモンズデザインと場のチカラ

昨日はまわしよみ新聞@長岡コモンリビングでした。

コモンズデザインと場のチカラ

コモンズデザインと場のチカラ

コモンズデザインと場のチカラ

まわしよみ新聞についてはこちらから
http://www.mawashiyomishinbun.info/

僕も茨城大学で何度か実践したのですが
何度かやって、陸奥さんの話を聞いてみると奥が深い!

~~~以下メモ

まわしよみ新聞をつくったら、
通りすがりの人に見てもらうこと。
コメントが書いてあるので気になる。

コモンズ=コミュニティ外ということ
偶然目にする場所に貼ることが重要。

コミュニティ=同質性集団

コモン=常識
コモンズ=ふたつ以上の常識がある場
入会地(いりあいち)。

コモンズデザイン。
南極大陸はコモンズ
「クリエイティブコモンズ」

場のチカラ=居心地と創造性

たしかさとふたしかさ。
たしかさは同質性や宗教や信念、あり方。
ふたしかさは異質性、他者性、偶然性。

コミュニティは閉じていく。
ヒエラルキー(上下関係)が生まれる。

ふるさと納税=パイの奪い合い。
コミュニティ同士が奪い合う。

「めんたいこ」はオープンソース
原料採れないのに博多名物になった。

カラオケもオープンソース
「世界中に友達ができた。」

入会地=コモンズは地租改正でなくなった。

コミュニティを破壊し、分断しようとした国民国家。
それに対してコミュニティデザイン=コミュニティの復権を。

出島方式:誰でもウェルカム
参勤交代方式:半年間でバージョンアップして故郷に戻る。

藩は閉じている。
⇒派遣して、身内が他者になる。

~~~~ここまでメモ

なるほど。

僕が注目したのは、
国民国家による地域コミュニティの破壊
(つまり市町村合併)だ。

「国民国家」というフィクションを
成立させるために、地域コミュニティを破壊した。
いや、今も市町村合併ではそういうことが起こっている。

それでいてふるさと納税などで競い合わせる。
それって政治なのか、経営なのか。
国家運営なのか、営利会社運営なのか。

そして、コミュニティの破壊は同時に、
個人のアイデンティティも破壊する。

まあ、だからこそコミュニティデザインとか、
テーマコミュニティとか言っているんだけど。

それって、
破壊されたから復活させる、みたいな
同レベルの話になっちゃってるなあと。

陸奥さんのいう、コモンズデザイン。
それって、「場のチカラ」にも言えるなあと。

「場のチカラ」を生み出すには、
安心感と創造性を両立させる必要があって、
それには確かさと不確かさが同時に存在していることであり、

それって、コモンズ、つまり異質性のある他者の力、
共有財産である入会地のような場が必要なのだろうなと。
それをデザインする方法としてのまわしよみ新聞があるのだろうなと。

いやあ、場づくりとかコミュニティとか
言ってる人は陸奥賢さんに会ったほうがいいです。

コモンズデザイナー、陸奥賢さんと「まわしよみ新聞」は
今日30日も新潟市で開催されます。

お待ちしています!

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Posted by ニシダタクジ at 08:14│Comments(0)学び
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