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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年08月29日

システムを俯瞰して見ること

今月23日に発売された教員志望者向け雑誌「教職課程」の
巻頭メッセージ「そうか、きみは教員を目指すのか?」に掲載されています。
なんとリニューアルされたので第1回の#1です!





書店や大学生協、大学図書館などで見つけてください!
報告お待ちしてます!
テーマは「価値出会う」ことについて、書きました。

現代の若者の生きづらさの大きな原因のひとつが、
「価値」そのものが流動化していることだと僕は思います。

学校で教えられてきた(今も教えられている)「価値」が
価値を持たなくなっている。

それはインターネットが、とか、AIが、とか
いろいろ原因はあるのでしょうけど、
そもそも「価値」というのは常に
流動しているものなのではないかと僕は考えます。

だから、都度、「価値」を確認しなければならない。

今日、僕は夜、仙台で
「やりたいことがわからない」の社会学というテーマで
話しますけど、

「あなたの夢は何か?」
「将来、つきたい職業は?」
という問い。

親戚のおじさんが聞いてくる「将来、何になりたいんだ?」
とか、親戚のおばさんが聞いてくる
「あなた、いい人いないの?」(これは若干違うか)

みたいな問いにおける
「価値」はなんだろうか?
と問いかけてみる。

5年後10年後の世界がまったく予想できないのに、
自らの10年後のビジョンを描けと小学生に問いかける学校システムは
どう考えてもナンセンスだと思う。

じゃあ、何のために、(何の「価値」があり)
それを問いかけるのか。

それは管理上の理由なのではないか。
あるいは、「評価」のためである。

進路指導(あるいはキャリア教育)をする上で、
目標を定めなければ、指導は難しい。

目標を決めて、その達成を指導・支援することが
学校的な「価値」であるからではないか。

そもそも、
「目標を決める」ことに価値はあるのだろうか?

価値はないわけではないけど、
「価値がある場合がある」が答えだろうと思う。

あるいは、
かつて、そういう時代があった、かもしれない。

たしかに、工業社会においては、
目標を決めて、達成すること。
均質な製品を早く、大量に生み出すことは
絶対的な価値があった。

ところが、それは産業革命以降の限定された時代にのみ
通用する価値だったのではないか。

そしてその時代と
「学校」というシステムが成立していったのとは
同時期に起こっている。

いま、社会は大きく変わりつつある。
少なくともかつての工業システム(大量生産・大量消費)で
「価値」=経済的価値を生むことはできなくなった。

「価値」が流動している時代、
都度、価値は変化していて、
その価値は、自らが判断・決定するしかない。

だから、教員志望者に限らず、
大学時代にやっておいたほうがいいと僕が思うのは、

「価値に出会う」こと。

学校システムが設定する「価値」とは別の「価値」
が世の中にたくさんあって、
それを自分なりに見つけ、そこを目指していくことが必要だ。

学校システムを否定するわけでは決してない。

しかし、学校システムが設定する「価値」は
「価値」のひとつに過ぎないのだ。

じゃあ。
それ以外の価値に出会うにはどうしたらいいのか。

人に会う
本を読む
旅に出る

多くの人が言ってるけど、僕もこれだろうと思う。
陸奥賢さん流に言えば、「他者に出会う」ことだ。

そうやって、「価値」に出会うことで、
自分がいるシステムを俯瞰し、相対化できる。

そこから、自らが生み出したい「価値」を考え、
その価値の実現に向けて動いていくこと。
たぶんそれ。

さて。
僕は「かえるライブラリー」を実現していきますね。

では、今夜、仙台にてお会いしましょう。

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Posted by ニシダタクジ at 07:48│Comments(0)日記
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