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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年09月03日

「場のチカラ」と6W1H

「チームの力」ではなく、「場のチカラ」

昨日のブログ

個人の「感情」を材料にして、「場」が冊子をつくる(18.9.2)
http://hero.niiblo.jp/e488024.html

のあと、大学生との対話で、出てきたこと。

「チーム」と「場」ってどう違うのか?
「場」って人のことじゃないのか?

そんな対話。

「チーム」に対して、
「場」はもっと動的なものだと思った。

「場」を構成するのは、
もちろん人であるのだけど、
それらの人ひとりひとりには「過去」があって。
その過去の「感情」をすべて「場」に出すことが大切だなあと思った。

「場」とはいったいなんだろうか?

「人」「空間」、そして「タイミング」。

誰と、いつ、どこで、なのかもしれない。
with whom,When,Where

「いつ」には、
それぞれの人のライフステージだったり、
社会背景だったり、時代の変化だったりする。

「どこで」には、
ミーティングの場所とかも入ってくる

その「場」に
なぜやるかWhy(ミッションは何か)
誰に対してfor whom(お客はだれか)
何をやるかWhat(価値は何か、モノ・サービスは何か)
どうやってやるかHow

が加わることで場から「プロジェクト」が生まれる。

アウトプットをよくするためには、
いや、プロジェクト自身を楽しめるようにするには、
場のチカラを高めることだ。

それには、「オープンマインド」をつくり、
思ったことが言える「安心空間」をつくることだ。

昨日は、9月2日、美術思想家、岡倉天心の命日だった。

「場のチカラ」と6W1H

「場のチカラ」と6W1H

茨城大学に行って一番よかったこと。
それは岡倉天心に出会えたことだった。

1杯の茶には、西洋も東洋もない
まあ、茶でも一杯すすろうではないか。

「場のチカラ」と6W1H
2016年の岡倉天心国際シンポジウムの際に、
「岡倉天心・五浦発信プロジェクト」が発足。

昨日の午後から、(株)サザコーヒーと開発した「五浦コーヒー」を淹れて、飲みながら
天心のボストンでの暮らしを展望するワークショップが開催された。
僕は午前のリハーサルを兼ねた勉強会に出席し、
コーヒーをいただいた。

お昼には、「チームひきだし」が訪問している
あんこう料理で有名な「まるみつ旅館」にお邪魔して、
お話を伺った後に、

「場のチカラ」と6W1H

「場のチカラ」と6W1H

「場のチカラ」と6W1H

あん肝ラーメン(あん肝スモーク入り)をいただいた。
2017年の鍋‐1グランプリでグランプリを受賞した
あんこう鍋(どぶ汁)のエッセンスをラーメンに応用した逸品だった。
想いのある社長の話を聞いて、一緒においしいものを食べる。

そうやって、「場」がまたひとつ、前に進む。

個人か、チームか、ではなく、「場」がつくる。
「場」がアウトプットする。

誰とやるか
いつやるか
どこでやるか

によって、「価値」は変わってくる。
「顧客」も変わってくる。
「ミッション」そのものさえ変わる。

「価値」を設定して、プロジェクトが始まる。
ひとりひとりのメンバーの過去の心の動きを大切にして、
個人の感情を場に委ねてもらう。
そう、あん肝ラーメンスープに麺が身を委ねるように。

学校教育は、西洋的思想は、
あまりにも「個人」を大切にしすぎた。
そしてそれはコミュニティが崩壊しつつある今、
アイデンティティの不安を生んでいる。

アウトプットするのは「場」であって、
個人の集合体である「チーム」ではない。

「場」は常に揺れ動いていて、
当然「価値」も流動している。

そんな動的な世界の中で、
アウトプットを生んでいくようなプロジェクトをつくる。

そんなプロジェクトをつくりたい仲間がいること。
人生ってやつは、そこから始まるのかもしれないね。


Posted by ニシダタクジ at 06:33│Comments(0)
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