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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年10月08日

「道」を歩むということ

「つなぎ道」を始めた佐藤孝治さんと
「道」について話して、感じたこと。

ああ、それは道なんだって。

そして、「道」ってなんだろう?って。

で、調べてみました。

https://wanodaigaku.com/genre03/know005/

~~~以下上記ブログから引用

「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ。」

古代中国で老子が語ったとされる「道(タオ)」以来、「道」という漢字は事物や世界、人生等の本質および本質に迫ろうとする生き方を意味するようになりました。

老子や荘子の思想を受け継ぐものを道家といい、その思想が宗教的に変遷したものが道教です。 この「道」という概念の影響を受けて、日本の古代宗教は「神道」となり、立花は「華道」に、茶の湯は「茶道」に変遷していきました。

「道」とはプロセス、過程のことをいいます。
例えば、お茶の道というものは、どこへ行く道なのかというと、茶というものを媒体にして、人生とか自然の悟りを得るための道なのです。
つまり、悟ろうとする努力の過程が「道」なのであって、悟ってしまったら、それはもう「道」ではなくなってしまいます。
したがって、日本における「道」の思想が、西洋の「術」と違うのは、未完の美に価値を置くところなのです。

(中略)

日本の「道」という発想から学ぶのは、技術ではなく、技術を通して、その裏にある「精神」、自然から学べる静かな心や精神状態、人間関係をスムーズに深くしていく心だと思います。
ですから、そこには発展や進歩という概念はありません。
西洋の芸術が、つねに新しいものを求めて発展進歩をよしとするのと、ここで根本的に異なっているのです。

~~~以上引用

「つなぎ道」が「道」だとすると、
それもまた技ではなくて「過程」のことであり、

「過程である」ということは、
「答えがない」と同義であり、

たどり着かないということであり、
人それぞれであるということ。
〇〇流っていうのが出てくるのかもしれない。

昨日は湯島のプログラミング教室「ソラ」
のプレゼンテーション大会にコメンテーターとして参加。

「道」を歩むということ

小学生、中学生が
自分が書いたプログラムを発表、実演する。
シューティングゲームや
植物育成ゲームを作ってみる。

ああ。
そうそう。

大切なことは、やってみることなんだなあって。
始める理由は「やったことがないから」でいいんだって。
そんな大切なことを思い出した。

そして、プログラミングもまた
「道」のようなものだなあって。
これでいいっていう終わりがない。

常にプロセスの中にいて、
その中で技術と自分を高めていくこと。
そういう繰り返し。

つなぎ道もそう。

佐藤孝治さんが目指すつなぎ道と
僕が目指すつなぎ道は違っていい。
僕は本屋で、「機会提供」をいちばん大切にするから。

「道」を歩む。
「未完の美」の中にいる。

多くの人がそんな生き方を欲しているのかもしれないなと思いました。

目指さないこと。
そもそもゴールなど無いのだから。

ただ、歩き始めればいい。
それだけなのかもしれないですね。

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Posted by ニシダタクジ at 06:42│Comments(0)学び
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