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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年10月19日

雪国の誇りをコンテナ輸送する

今朝は坂戸山に登りました、
雲海、きれいでした~。

雪国の誇りをコンテナ輸送する

雪国の誇りをコンテナ輸送する

雪国の誇りをコンテナ輸送する

昨日は大正大学「地域実習」31日目。

一般社団法人「ゆきぐに利雪振興会」の高橋悟さんに
お話を伺う。

雪国の誇りをコンテナ輸送する

まずは高橋さんの熱の入った講義から。

~~~以下メモ

消雪パイプが新潟の暮らしを劇的に変えた。
除雪→融雪になった
長野・北海道では地表に出た瞬間に凍ってしまう。
チェーンがスタッドレスでもいけるようになり、
スキー場に人があふれた。
観光産業の発達などにより出稼ぎに出なくてもよくなった。
一方で地下水のくみ上げによる地盤沈下などの問題もある。

これまでの雪との歴史
酷雪→克雪→利雪→楽雪
  消パイ・スキー場
※昔は出稼ぎ・機織りをしていた  

利雪:雪をお金にする発想力が必要

酒蔵の使うお酒:雪解け水:溶けた雪
コシヒカリをつくる:雪解け水

雪室:入れるとおいしくなるのは雪国の人は知っていた。
にんじん・だいこんなどの根菜類は甘みが増す
→なぜ甘くなるのかわからなかった。

八海醸造の雪室:自然循環型
自然循環でお酒を貯蔵している。
最初に投資はかかるけど、ランニングコストは安い

お米を貯蔵するのは
機械システム型で空気だけを冷やす。
(湿度が高いとダメ)

「雪は恵みである。」

ゆきぐに利雪振興会
東京オリンピックの競技へ雪を生かすことを目指す。
今年はお台場のビーチバレー会場へ。
トラックではなくJRのコンテナを使って輸送する。

断熱シートではなく、
ウッドチップで覆う。

断熱シート:6,7年で劣化
ウッドチップ:3年で腐食する
→腐食したウッドチップ:ドックランに最適?

これまでは雪を解かすのにエネルギーつかってた

これからは雪からエネルギーをもらおう

自然エネルギー:電気を起こすだけじゃない
雪の冷たさで冷やすこともエネルギー

~~~ここまでメモ

雪国の誇りをコンテナ輸送する

雪国の誇りをコンテナ輸送する

雪国の誇りをコンテナ輸送する

講義のあと、
実際に雪を貯蔵している山へ見に行く。

高橋さん、いい顔してるなあと。

高橋さんが東京に運んでいるのは、
単なる雪ではなく、
「雪国の誇り」そのものなのだろうなあと思った。

自分たちが育った、また暮らしている南魚沼の
誇りそのものを、全国に発信していく。

雪室や利雪プロジェクトは、郷土の誇りを生んでいると思いました。

そこへの共感が南魚沼のファンをまたつくっていくのだろうと思いました。

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Posted by ニシダタクジ at 06:46│Comments(0)
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