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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2019年01月03日

「本を贈る」というリレー


「本を贈る」(三輪舎)を読み終わった。
併読していた「続・ゆっくりいそげ」(影山知明 クルミド出版)も。

なんだろう。
読み終えて、少しさびしい気持ちになる。

そして、それ以上に
じわじわとあったかい気持ちも湧いてくる。

これが、本のチカラか、と
あらためて思い出す。
1年の始まりにこの本に出会えてよかったなと思う。

「続・ゆっくりいそげ」からは、
あらためて、自分が目指したい「場」を
確認させてもらった。

影山さん的に言えば、
それはカフェなんだ、と思うけど。

僕が読むと、
それは本屋なんだ、って思う。

http://hero.niiblo.jp/e208716.html
(カフェという場のつくり方 12.10.28)
山納さんの「カフェという場のつくり方」
を読んだとき、
僕がツルハシブックス作りたいのは、
カフェなんだって思った。

そして、今回この本を読んで、
やっぱり限りなくカフェに近い本屋なんだって思った。
そしてそれは「かえるライブラリー」で実現できるのではないかと思った。

そしてそれがカフェではない理由は、おそらく
僕の対象とするお客の年齢層が低目だから。
中学生・高校生・大学生だから。
もっと言えば、15歳だから。

「15歳が自分と住んでいる地域を好きになり、自分と社会の未来創造へ向けて歩き出している地域社会の実現」
(twitterに書かれているプロフィール)

だから、カフェよりも、
僕は本屋なのではないかと思う。
それは僕の表現方法だ。

そんな風に考えているところに、
「本を贈る」に出てくるたくさんのシビれる言葉たち。
「本を贈る」というリレーを経ていま、目の前に本がある。
そんなことが実感できる1冊。

藤原印刷・藤原さんの「作品」というコンセプトにも熱くなったけど、

今日は、取次「ツバメ出版流通」の川人さんと
朝日出版社の営業・橋本さんのところに特にシビれた。

ああ、こうやって、本は、思いは、リレーされていくんだ。

僕自身が書店まわり営業だったとき、
名刺の肩書には、「営業」ではなく、
「人生を変える本屋プロデューサー」と書いてあった。

他書店を見て、売れている本の情報、
この本屋さんの客層からいったら売れそうな本を
自分の出版社以外にもオススメしていった。

他社の本でいちばん売ったのは
福島正伸さんの「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」。

新潟・富山・石川の大型書店の書店員さんに
「いい本あります。プロモDVDも会社に頼めばくれますよ」と
勝手に営業し、軒並み3ケタの売り上げ
(たぶん受注は1000冊以上)を記録して、
編集の谷さんからお礼状が届いた。

僕は「そういう本屋」を作りたかった。

本屋にフラッと入ったら、DVDが流れていて、
それに感動して思わず買ってしまった。
そんな本屋を作りたかった。
そんな日々を思い出した。

川人さんの、
誰かから誰かへの「贈りもの」としての本を
責任を持って届けている、ということができる。
という言葉。

橋本さんの、
「ソーシャルデザイン」棚をつくっていく話。

そのエピソードに胸が熱くなった。

本は、そして本に携わる人たちは、
「本を贈る」というリレーの中にいる。

それはとても幸せなことだ。

まきどき村の米づくりで言うところの、
「営み」の中にあること。
だからこそ、僕は本屋でありたいのだろうと思った。

そして、届けたいんだ。
15歳に。

思いを確かにする新年に、
ステキな本を贈り出してくれたみなさんに、
ただただ、ありがとうございます。

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Posted by ニシダタクジ at 12:01│Comments(0)
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