2019年02月05日
「問い」の種を蒔く
「続・ゆっくり、いそげの朝」のために
土曜日の移動中にもう一度読み直してのメモ。
(対談のネタ帳です)
話せたことも、
話せなかったこともあったけど、ひとまず次回に向けて。
~~~ここからメモ
「リザルトパラダイム」
教育・NPO・ボランティアの世界こそ、そこに染まっている。
理念・目的のために人が手段化されてしまう。
ひとりひとりが大切にされない。
エンジニアリング⇔ブリコラージュ
「自らに利用価値がある」と言わないといけない
⇒就活の違和感
植物の創発特性。
事業体や組織の成長であり秘めた力は、
測ろうとするのではなく、感じること。(P50)
haveの目標:もっともっとほしくなる
doの目標:すぐに実現しない。人生を不足と未達成で埋め尽くす。
beの目標:「今、ここで」達成することができる。
beをベースにしたdoを考える。
どうありたいか、どうしたいかではなく、
「どうありたくないか」「どうしたくないか」を見つける。
「不快感」や「違和感」から気づく。(P71)
「フラットじゃないコミュニケーション」
⇒何も生まない。足し算でしかない。
・目的地がわからない。
・自分のあり方が美しくない。
Noの経験が次なるYesを生む。(P72)
コンサルに入った動機は、5日間10万円。(P84)
いのちのつながりが縁となって居場所に残っていく。
場の力=空間×関係性×記憶
境界線が伸び縮みする
「自己決定に基づいた参加者だけで始められる」
「参加と退出に対して開かれている」
▽の組織
・いいアイデアに到達できる
・当事者性が増す
・成長点が増える
「参加」と「ケア」
予測不可能な未来に対してフラット
アイデア、価値観、美意識を持ち寄り、
合わせ、形成されるチームの価値観。
共通言語、価値観だって絶対的ではなく、
つねにダイナミックに動き続けている。
「一人一人の自由と自己決定」と
「組織としての意思決定」が矛盾しない。
他動詞と自動詞(P189)
「人を集めるには?」
→「人が自然と集まるようなお店をつくるには?」
「かえるライブラリーは変えない」
人は育つ、学ぶ、変わる。
Dメンバーが居場所のジレンマを生み出す。(P194)
一人一人のいのちが最大化するという戦略。
「目的地に向け、できるだけ時間やコストをかけることなく、いかに最短距離でたどり着くか」
企業経営においても、まちづくりにおいても、政治においても、教育においても
医療においても、メディアにおいても、スポーツにおいても、NPO活動においても、
当然となっている。
「生産性」が問われるようになると人間は手段化する(P201)
我々の一人一人には、手に取ることのできる、生きた魂があります。システムにはそれがありません。
システムを独り立ちさせてはなりません。システムが我々をつくったのではありません。
我々がシステムを作ったのです。(村上春樹『雑文集ー壁と卵』(P210)
システムをつくるためには原初的な「問い」がいる
現代はそれが「生産性の高い社会をつくるには」なのであり、
その問いに答えようとしている。(P228)
~~~ここまでメモ
影山さんのいうように、場って「土」のようなものなのかもしれないなと思ったし、
土でありたいと僕も思う。
土としての本屋が育むのは、人じゃなくて、
「問い」の種なのかもしれない、って思った。
もちろん問いを生むのは人なのだけど。
「違和感」や「ワクワク」を文字から、本から、人から、空間から
キャッチして、問いが生まれること。
それをやって行きたいのかもしれない。
「ブランド」ってなんだろう?って考えた。
多くの人が価値だと認識しているから、
その商品・サービスはブランド化する。
高い金銭的な価値やリピート客、ファンをつくる。
じゃあ、「問い」はどうだろうか?
接する人の心と頭の中に、
なぜ?という疑問符やなんだろう?という違和感を起こす。
人はそれをわかりたくて、
もう一度その場所に行きたくなる、もう一度その人に会いたくなる。
参考:何を考えているか分からないと、もう一度会いたくなる(17.1.24)
http://hero.niiblo.jp/e483798.html
「ユニクロがフリースを二千万着売ったのは、割安感ではなく、
どうしてこんなに安いのか、その合理的理由がわからないという、
考量不可能性がもう一度ユニクロに行かねば、
という消費者サイドの焦燥感に点火したのではなかったか。」
そんな「わからなさ」や「問い」そのものがその場所に再び人を運んでくる。
(あるいは日曜日のように、イベント後にそこにずっといたいような気持ちになる)
そんな「問い」の種が蒔かれるような、場を、本屋を
作っていくのが、僕の勘違いミッションなのだろうなあと思いました。
影山さんのコール、めちゃめちゃ響きました。
まだまだレスポンスしたいと思います。
いい機会をありがとうございました。
※「続・ゆっくり、いそげ」はウチノ食堂・藤蔵内のかえるライブラリーで買うことができます。(残り1冊ですが)
また入荷します~
土曜日の移動中にもう一度読み直してのメモ。
(対談のネタ帳です)
話せたことも、
話せなかったこともあったけど、ひとまず次回に向けて。
~~~ここからメモ
「リザルトパラダイム」
教育・NPO・ボランティアの世界こそ、そこに染まっている。
理念・目的のために人が手段化されてしまう。
ひとりひとりが大切にされない。
エンジニアリング⇔ブリコラージュ
「自らに利用価値がある」と言わないといけない
⇒就活の違和感
植物の創発特性。
事業体や組織の成長であり秘めた力は、
測ろうとするのではなく、感じること。(P50)
haveの目標:もっともっとほしくなる
doの目標:すぐに実現しない。人生を不足と未達成で埋め尽くす。
beの目標:「今、ここで」達成することができる。
beをベースにしたdoを考える。
どうありたいか、どうしたいかではなく、
「どうありたくないか」「どうしたくないか」を見つける。
「不快感」や「違和感」から気づく。(P71)
「フラットじゃないコミュニケーション」
⇒何も生まない。足し算でしかない。
・目的地がわからない。
・自分のあり方が美しくない。
Noの経験が次なるYesを生む。(P72)
コンサルに入った動機は、5日間10万円。(P84)
いのちのつながりが縁となって居場所に残っていく。
場の力=空間×関係性×記憶
境界線が伸び縮みする
「自己決定に基づいた参加者だけで始められる」
「参加と退出に対して開かれている」
▽の組織
・いいアイデアに到達できる
・当事者性が増す
・成長点が増える
「参加」と「ケア」
予測不可能な未来に対してフラット
アイデア、価値観、美意識を持ち寄り、
合わせ、形成されるチームの価値観。
共通言語、価値観だって絶対的ではなく、
つねにダイナミックに動き続けている。
「一人一人の自由と自己決定」と
「組織としての意思決定」が矛盾しない。
他動詞と自動詞(P189)
「人を集めるには?」
→「人が自然と集まるようなお店をつくるには?」
「かえるライブラリーは変えない」
人は育つ、学ぶ、変わる。
Dメンバーが居場所のジレンマを生み出す。(P194)
一人一人のいのちが最大化するという戦略。
「目的地に向け、できるだけ時間やコストをかけることなく、いかに最短距離でたどり着くか」
企業経営においても、まちづくりにおいても、政治においても、教育においても
医療においても、メディアにおいても、スポーツにおいても、NPO活動においても、
当然となっている。
「生産性」が問われるようになると人間は手段化する(P201)
我々の一人一人には、手に取ることのできる、生きた魂があります。システムにはそれがありません。
システムを独り立ちさせてはなりません。システムが我々をつくったのではありません。
我々がシステムを作ったのです。(村上春樹『雑文集ー壁と卵』(P210)
システムをつくるためには原初的な「問い」がいる
現代はそれが「生産性の高い社会をつくるには」なのであり、
その問いに答えようとしている。(P228)
~~~ここまでメモ
影山さんのいうように、場って「土」のようなものなのかもしれないなと思ったし、
土でありたいと僕も思う。
土としての本屋が育むのは、人じゃなくて、
「問い」の種なのかもしれない、って思った。
もちろん問いを生むのは人なのだけど。
「違和感」や「ワクワク」を文字から、本から、人から、空間から
キャッチして、問いが生まれること。
それをやって行きたいのかもしれない。
「ブランド」ってなんだろう?って考えた。
多くの人が価値だと認識しているから、
その商品・サービスはブランド化する。
高い金銭的な価値やリピート客、ファンをつくる。
じゃあ、「問い」はどうだろうか?
接する人の心と頭の中に、
なぜ?という疑問符やなんだろう?という違和感を起こす。
人はそれをわかりたくて、
もう一度その場所に行きたくなる、もう一度その人に会いたくなる。
参考:何を考えているか分からないと、もう一度会いたくなる(17.1.24)
http://hero.niiblo.jp/e483798.html
「ユニクロがフリースを二千万着売ったのは、割安感ではなく、
どうしてこんなに安いのか、その合理的理由がわからないという、
考量不可能性がもう一度ユニクロに行かねば、
という消費者サイドの焦燥感に点火したのではなかったか。」
そんな「わからなさ」や「問い」そのものがその場所に再び人を運んでくる。
(あるいは日曜日のように、イベント後にそこにずっといたいような気持ちになる)
そんな「問い」の種が蒔かれるような、場を、本屋を
作っていくのが、僕の勘違いミッションなのだろうなあと思いました。
影山さんのコール、めちゃめちゃ響きました。
まだまだレスポンスしたいと思います。
いい機会をありがとうございました。
※「続・ゆっくり、いそげ」はウチノ食堂・藤蔵内のかえるライブラリーで買うことができます。(残り1冊ですが)
また入荷します~
Posted by ニシダタクジ at 10:11│Comments(0)
│本
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