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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2019年02月06日

大学‐地域連携のホンモノ化

タイミングよく、まちとしごと総合研究所@京都のスタッフ募集の説明会に。

大学‐地域連携のホンモノ化

大学‐地域連携のホンモノ化

始まりましたっ
えっ
カレー?

大学‐地域連携のホンモノ化

大学‐地域連携のホンモノ化

はい。
最初のプログラムはカレーを食べるところから。
参加費1000円の中に含まれています。笑

大学‐地域連携のホンモノ化

そして東さんと三木さんのトーク。
面白かったなあ。

~~~以下メモ

大学、行政、企業、地域のあいだ。
ひとりじゃできないことをみんなでやろう。

多くの人がまちに関わる起点をつくる。
対話・着想→実験・研究→事業化

福岡カレー部。
カフェめぐり。
好きなことを追求していくと仲間が増えていく。

ファシリテーションは後継ぎ、フードロス、学校教育をテーマに、
講座は、local to local、クリエイティブ、創業みたいなテーマで。
やりたいことある人とプロジェクトやりたい。

三木俊和さんの原点。
先生って何だよ??
っていう問い。
違和感から出発してる。

叩かれて、反発する。
当たり前だったことが当たり前じゃなくなっていく。
その変人は大事なことを言ってる人かもしれない。
その人を最初に応援する人になる。

市民活動センターが事務所貸し、会議室貸しになっていないか。
そうであるなら、ビル管理会社に委託したほうがいいよね。
でもそれって地域の人のためになるの?

まちの公共空間をアイデアとコンセプトで次へ。
市民活動センターをリデザインして、コミュニティ・ラーニング・センターにする。
変わり続ける人のためのインフラになる。

インフラっていう言葉も、ハードだけの意味合いじゃなくて、ソフトが起こる、とか、ソフトが循環する仕組み、みたいな意味合いで使われてくるのかもしれない。

コミュニティ・ラーニング・センター
新しいことを知る、出会いがある。「循環」こそがインフラ

高齢者ふれあいサロン
ゆっくり過ごそう→イキイキ過ごそう
なんでも与えるのではなくて、作ってもらう。
「まごころおにぎりプロジェクト」

まちの担い手づくりを次へ。
窓口に来てくれてから始まる。→人こない。
まちうけるセンターから出向くセンターへ。
そのために大学連携。学生と一緒に地域に入っていく。

大学がやる地域連携より、地域がやる大学連携の方が学生にとって学びがあるのではないか。
地域のほうが主導したほうがいい。

大学のプログラムは学生の失敗(の機会)奪っているのではないか。
「うまくいかないことがあるんだ!」っていう気づき。
若者に挑戦し、失敗する権利を返してあげる。

・大学ー地域連携のホンモノ化。
・SDGsが上辺になっていないか。
・大学は本当に行ったほうがいいのか?
・専門系高校の復権
・ビジコンとか、大人用のインフラを厳しくしたのを若者に出してないか?
・私たちは育むことを委ねすぎた。

ハコ×デザイン×コーディネーター×地域
コーディネーター=人って大事だな、と改めて。
昨日だって、崇仁の藤尾さん、人を見に来てたというか、感じに来ていたんだもんなあ。
そうやって、「だれとやるか?」を大切にすることからひとりひとりを大切にするまちづくりが始まるのではないかな、と。

ダイバーシティ×シチズンシップ「ダイバーシチズンセンター」
広い意味でのダイバーシティが試されている。

大学×地域のホンモノ化

体験型プログラムを超えていく。
教育機関が主体となったプログラムでできるのか?
地域側の覚悟が必要なんじゃないか?
単位なしの課外活動であること。

「群れるな散れ」
→得意なことが違うから会った時のネタが新鮮。
接触頻度が多いことそのものに価値があるわけじゃない。
「まちづくり」キーワードなさまざまなことがジャンルが違うことで、受けられるかもしれない。

まちごと総研の東&三木、すてきなチームだなと。
やりたい!っていうポジティブな人→東さん
困っている!なんとかしたいっていう人→三木さん
っていう両方からできる。

大学生が地域にかかわることのメリット。
→「瞬間的な熱量」がすごい。

~~~ここまでメモ。

キーワード的にヒットしたのは、

・コーディネーターの人としての魅力
・人の「多様性」
・インフラ=循環

あたりでしょうか。

そして何よりも、三木さんのラストにお話されていた
「大学‐地域連携のホンモノ化」というメッセージ。

ホンモノ化ってことは、
ホンモノじゃないプログラムがめちゃめちゃあるってことですよね。

三木さんが言っていた
「大学側が主導権とるのではなくて、地域側が主導権とる」
っていう。

大学がやる地域連携と
地域がやる大学連携と
全然違うなと。

やってることは学生が地域に出て何かやっているのだけど。
本当は、そのど真ん中に「協働」プロジェクトをつくっていく、
っていうことなのだろうなと。

そしてここにも、
クルミドコーヒー影山さんのいう、
「リザルトパラダイム」の影響がめちゃめちゃあるなあと。

大学のプログラム(単位あり)の場合、アウトプット(目的)を定め、
そこに向かって(最短距離で)いくようにプログラムが設計される。

そこで、落とされていくもの。
目的と違う地域で感じたもの。
学生、地域の人ひとりひとりの「存在」。

それが、
大学の地域連携を「ニセモノ」にしているんじゃないのか。

「課題解決策を考え、提案すること、プラン作り」
が目的になるあまり、
地域の人も、自分たちも置き去りになっていないか。
そのプロセスが軽視されていないか。
そんな問いがあった。

三木さんが学生の価値は、
「瞬間的な熱量」ですって言っていたけど、
それ、それ、って。

それを引き出すには、
大学が差し出すカリキュラムではなかなか難しいのかもなあと。

僕はインターン事業やっていたとき、
学生の価値は、
「イノセンス(いい意味の無知)」と「行動力」だと思っていたけど、
「瞬間的な熱量」っていうのもまさにそれだなあと。

冷え切った鉄に熱をかけて、
変形していくような瞬間的な熱量が発生する時がある。

それを発生させるのが場のチカラであると思っていて、
その場のチカラを高めるのは、本のある空間だと思っている。

だから今、僕は本屋という手法をとっているのではないかなあと。

あらためて自分を確認した説明会となりました。
東さん、三木さん、ありがとうございました。
次回は現場にお邪魔しますっ。

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Posted by ニシダタクジ at 09:16│Comments(0)日記
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