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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2019年05月01日

「歴史」と「哲学」を身体化すること

「歴史」と「哲学」を身体化すること
令和元年の始まり。
雪国の春は美しいなと。

ということで、古本屋で見つけました
この本を読んでいました。

「歴史」と「哲学」を身体化すること
「なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?~数千年に一度の経済と歴史の話」
(松村嘉浩 ダイヤモンド社)
※画像は増補新版ですが、僕が読んだのは旧版です。

スピノザ「エチカ」(NHK100分de名著)読んで、
そのあとにこれ読むと。

キーワード的には、
マンガ「鋼の錬金術師」に出てくる「賢者の石」。

~~~以下引用

マンガの「鋼の錬金術師」の世界観において、
錬金術は無から有を生むことはできず、
あくまでもともとあった物質の構成を変えるだけ、
つまり「等価交換」しかできないという制約があります。

しかしながら、等価交換の原則を無視して、
なんでも錬成できちゃう幻の錬金術の増幅器が「賢者の石」です。

~~~以上引用

第4章:人類はもう「賢者の石」を使い果たした。
は、このように展開されていきます。

・資本主義の歴史は「賢者の石」の奪い合いである。
・近代世界システム論の「中核」と「周辺」
・大航海時代と「国民国家」

とかとか。

これ、佐々木俊尚さんの
「レイヤー化する世界」(NHK新書)
http://hero.niiblo.jp/e483303.html

にも言及されていて、
「ウチとソトに分ける」っていうことが
国民国家の神髄なのだと。
これ、「中核」と「周辺」ですよね。

このあと本書では第5章で、「不安」の正体は、
既得権益者がそれを守ろうとする
ことから始まる、と説明されています。

「不安の正体」を知るって大切だなあと思った。
まあ、それは仮説に過ぎないのだけど。

僕たちは、ただただ、不安に震えている。
未来におびえている。

それは、歴史を知らないから。
目の前に見えていいるものにしか
目をやっていないから、
その背後に何があるのかわからなくて不安になる。

それって、
株式会社えぽっくの「チームひきだし」インターンに似ている。

https://a-port.asahi.com/updates/tabisuru_sassi/detail/4083/

昨年11月に茨城大学「iopラボ」で行われた報告会。

参加学生が語った。(本文より抜粋)

「社長は社長室から指示だけ出すイメージでした。あんなにフレンドリーなことに驚いた。」
「○○業界は怖いし、ブラックなイメージがあったけど、みんな生き生きと働いていた。」
「みんな黙々と仕事していると思ったけど、チームで話しながらみんなで企画をつくっていた。」

みんな、見たことないものに
勝手におびえ、勝手に不安になっているだけだった。
実際に見てみたら、思ったよりも「はたらく」ことはつらいことではなさそうだった。

たぶん。
そういうこと。

不安に震え、未来におびえているのは、はっきりいってつらい。

問いを立て、行動をし、振り返り、
その上で、「歴史」と「哲学」を身体化すること。

スピノザによれば、
真実は自分の中にしか存在しないのだから、
その仮説を立て、検証を繰り返していく、
それしか不安の解消方法はないのだろうと思う。

だからこそ、行動することと同じくらい、
本を読むことは大切なのではないかと僕は思う。

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Posted by ニシダタクジ at 06:49│Comments(0)
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