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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2020年04月30日

自由は「問い」の向こうに。

自由は「問い」の向こうに。
「13歳からのアート思考」(末永幸歩 ダイヤモンド社)

ニュースピックスと晶文社とダイヤモンド社の本ばかり読んでいるなあ。
偏ってる。大丈夫か、おれ。
後半を一気に読み進めて読了。

熱い。
宮澤賢治先生の墓参りしたくなった。

「芸術家たれ」
っていう世界がいままさに目の前にあるなと。

この本は、20世紀のカメラの普及とともに、
アート界に投げ込まれた問いである
「アートにしかできないことは何か?」
を自分なりに問い続けアウトプットしたアーティストが紹介されている。

WEEKLY OCHIAIで宮台真司さんが言っていたけど
https://newspicks.com/news/3689270/

相手の外を設計する、指し示すのがアートだと。
内側に閉じて最適化するのはワクワクしないと。
そういう意味では、「つくる」っていうのは外側にあるなあと。

オンラインの話とかでカギになるのは、
「セミオープン」っていうことなのかもしれないなと。
半分開く。
半分というより、場によって、その比率を変化させていくことなのかもしれない。

そしてもうひとつ。

問わないと、生まれない。
問わないと、つくれない。
オンラインに必要なのは、「問い」なのかもなと。
動画見て、とか話聞いて、の後に問いをひたすら考える時間があってもいいのかも。

問いを生むのは共感ではなく、圧倒的に違和感。
違和感をキャッチするのは脳や視覚ではなく、それ以外の感覚。
オンライン上でその「感覚」を研ぐことができるか。

答えを求めてさまよっていた。
でも、そもそも1つの問いに唯一の答えなど存在しなかったのだとしたら。
答えを探す練習ではなく、問いを生む練習をしなければならない。
個性は、問いによって磨かれ、問いの持つベクトル感が、人と人をつなぐ。

「違和感」を「問い」に言語化し、問いで「ベクトル感」を「共有」することかな。
それを「共感」と呼びたい。文字や同調圧力から強制される共感ではなく。

そんな感覚。

休学してイナカレッジ界隈で1か月の旅をした熊谷くんの冊子のタイトルは「五感再生日記」だった。
まさにそれが必要なのだなあと。

そして、高校生のやる「探究」もまさにそれだもんね。

「13歳からのアート思考」の表現を借りれば、

「表現の花」にとらわれるのではなく、
興味のタネを蒔き、探究の根を伸ばし、アートという植物を
育てていくこと。
その植物は、作品でもあり、高校生自身、つまりアイデンティティでもあるんだと。

そんな場づくり。そして地域の環境づくり。

アートって自由だと思った。
いつのまにか収容されていた(あるいは自ら築いてきた)檻をぶっ壊すのは「問い」というベクトルだった。

自由とは「自ら定義すること」だと思った。
誰かの設定した枠組みで誰かの設定した答えに向かっていくことは不自由だと思った。

宮澤賢治先生は「農民芸術概論綱要」でこう語りかけた。

職業芸術家は一度亡びねばならぬ
誰人もみな芸術家たる感受をなせ
個性の優れる方面に於て各々止むなき表現をなせ
然もめいめいそのときどきの芸術家である

誰もがみな芸術家たれ、と。
茨城で「アーティストとは問いを投げかける人」のことだと知った。

その問いに乗って、という方法だけが
僕たちがこの壁の向こうへ運んでくれるのかもしれない。

だから、芸術家たれ、と。

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Posted by ニシダタクジ at 08:46│Comments(0)
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