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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2021年09月03日

「やりたいことがわからない」問いマップ

8月21日(土)の新潟駅MOYORe:のイベントに合わせて、
僕もバックキャスティングのワークシートをやりました。

10年後は図書館をつくって初代館長にしたのだけど、
5年後のところには、「大学で15コマ授業をやる」って書きました。

「やりたいことがわからない」問いマップ

で、そんなタイミングでこの本を読んでいたことを思い出しまして。
杣ブックスの細井さんにも、「大切なのは真に受けて行動することだ」と言われたので。
ひとまずオンラインで15コマ(までいくかわかりませんけど)やってみようかなと思ってます。

「やりたいことがわからない」問いマップ
坂口恭平さんには、とりあえず「流れ」をつくれ、それが「経済」の始まりだ。
という教えを頂きましたので、そちらも真に受けて。

9月15日(水)~中学生・高校生・大学生向けのラジオ
「やりたいことがわからない」はなぜ苦しいのか(仮)をオンライン上でシリーズ化しようと思って。
※一緒にラジオつくってくれる悩める大学生を募集しています。

そんなタイミングで問いフレンドのAさんからナイスな問いをもらいまして。
「西田さんの問いはどのように変わってきたのか?」と。

なので、簡単にではありますが、書いてみました。
「やりたいことがわからない」問いマップ

という感じでしょうか。
2011年のジブン発掘本屋「ツルハシブックス」の開店からずっとあった違和感が「やりたいことがわからない」はなぜこんなにも苦しいのか?でした。

そしてその解決策が「やりたいことが見つかる」ことではない、ということも何となくわかっていました。なぜなら自分自身が20代の頃、その無限ループにハマっていたからです。

僕にはやりたいことがありました。

中学生の時は、高校に入ってバスケ部に入るんだ、ということ。(実際はレギュラーになれず補欠)
高校生の時は、大学に入って沙漠緑化で地図に残る仕事を、と。
そして、大学生の時は、「種をまく人」に影響されて、畑サークル「まきどき村」を発足、就職しないでそんなことをやってました。

あきらかに「やりたいことをやる」人生を歩んできました。

ところが、不安が消えないのです。畑を始めて、人が集まってきて、それが新聞やテレビに取り上げられても、ずっと不安なのです。
胸の中には「本当にこれが自分のやりたいことなのか?」という問いがありました。

つまり。
「自分のやりたいことは何か?」という問いには終わり(答え)がない、ということです。

すべては「試作」に過ぎない、ということです。
さらに言えば、社会がこれだけ変化し続けているし、予測不可能性が高まっている中で、「やりたいこと=目標」を決めることに、どれほどの意味と価値があるのでしょうか?

細井さんのように、目の前に来たものをカラダの中に入れて、排出(放出)する。
それが「ジネン」で、楽な生き方なのではないでしょうか?

僕が文部科学大臣だったら「やりたいことは何か?」という問いを廃止したい。
その苦しさがどこから来るのか?
それは、アイデンティティ(自分らしさ)問題から来るのではないか、と思っています。

大人も子どもも、アイデンティティの不安にさらされている。その大きな原因が「所属」を失ったからだと思います。
「地域」や「会社」といったコミュニティから自由になった代わりに「所属」というアイデンティティ構築の手段を失ったのです。

今はひとりひとりの「個」が「社会」や「学校」というシステムに単独で対峙しなければなりません。

能力のある人は問題ないでしょう。世の中の変化やニーズを巧みに読み取り、新商品や新サービスを生み出したり、動画を配信したりして、うまく立ち回ることができるでしょう。

それ、全部のうち、何%の人ができるんですか?
って。

自分のやりたいことやできることを社会のニーズや未来の変化に合わせて、うまく市場にアピールし、売っていく。

本当にそれをしなければ生き残れないんでしょうか?
そもそも「個」が生き残る、生き延びることは生物的にはどれほどの価値があるのでしょうか?

2008年NHK全国学校音楽コンクールの課題曲だったアンジェラ・アキ「手紙」
僕は、この曲を聞いて、ただただ悲しくなった。

http://hero.niiblo.jp/e73613.html
(参考「手紙」10.6.16)

悩み、苦しんでいる15歳に対して、テレビの中から「今は苦しいけど、がんばればそのうちなんとかなる」としか言えない世の中が、社会が、ただただ悲しかったし、悔しかった。

そうじゃない。
人生は個人戦なんかじゃない。

「場」をつくるんだ。
「余白」のある、場を。

「営み」と他者との関係性の交点に場をつくるんだ。
そこにアイデンティティを「創造」するんだ。

「自分」も「意志」も西洋の神話なんだ。
田舎や自然の中では要らないんだ。
感覚と身体性を開放して、非言語コミュニケーションも含めてたくさんしていこう。

システムはそんなにすぐには変わらないから、
うまく折り合って、システムに適応する役を演じていこう。

創造する「場」をつくろう。
場を構成する一員になろう。

そんな場をいくつも持つことだ。
気がついたら、「やりたいことは何か?」という問い自体が無効化されている。

っていう仮説。

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Posted by ニシダタクジ at 08:00│Comments(0)日記学び
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