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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



新潟市西区内野町431-2
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2013年11月01日

「居場所」とは親和的承認の場のこと

「承認」というキーワードで
若者の行動を見ていくと、たくさんの気づきがある。

引きこもりやニートの若者が苦しいのは、
「親和的承認」・・・あるがままの自分を受け入れてもらうことで承認される。
「集団的承認」・・・集団の中で役割を果たすことで集団から承認される。
「一般的承認」・・・世間一般に価値があると思われることを行い、承認される。

このどれもが手に入らないからではないだろうか。
あるいは、ネット上にだけ、「親和的承認」の舞台があるからではないか。

中越地震の時、僕が一緒に活動した人の中には
いわゆる「ニート」だった人たちがたくさんいたのだけど、
彼らはまさにボランティアという誰から見ても価値あることを
することで「一般的承認」を得ようとしていたのではないか。

そこで、「居場所」の出番だ。
行政や民間機関がやっている「居場所」は
そのような人が集まってくる。
そしてそこに「共感」が生まれる。

「共感」は「承認」につながっている。
だから、「共感」なき「賞賛」は意味がない。
むやみに褒めたりすることにあまり意味がないのは、
それでは、承認されている気持ちにならないからではないか。

「居場所」とは、親和的承認の場だ。

ありのままの自分をある程度受け入れてもらうところだ。
かつて、家庭や地域社会が担っていた「親和的承認」の舞台は、
「居場所」に頼らざるを得なくなった。

大人になれば、お酒が飲める。
大人になれば、ギャンブルに行ける。

「居場所」がそこにある。
飲み屋のママに話を聞いてもらうこともできる。
そこである程度の「親和的承認」が得られる。

しかし、子どもはどうだ。

子どもにとって、
もし家庭で「親和的承認」が得られず、
学校でも「集団的承認」が得られないとしたら。

駄菓子屋に行ってオバサンにクダを巻くしかないだろう。

しかし、そんな駄菓子屋はもはや存在しない。

僕が高校生の時、駅前に
ヤンキーのたまり場になっている駄菓子屋+タコ焼きの店があった。
スナックを改装しないで、タコ焼きを焼いていたオバサンは、聞き上手だった。

おそらくはスナックから商売替えして、たこ焼き屋になったのだろう。
ヤンキーのたまり場となった。
夜の店には、タバコの煙が充満してた。
未成年にタバコを吸わせちゃダメだろう、と思いながら、
ビビりだった僕は、テスト前とか、学校の早く終わったときにだけその店に行くのが楽しみだった。

彼女は、
ヤンキーたちの「親和的承認」を満たしていたのではないか。

「傾聴」とよく言われるが、
話を聴くことは親和的承認を満たす方法であり、
共感することでそれは達成されるのだと思う。

だとすると、
若者の「居場所」としては必要なことは、
「親和的承認」を得られる場にすること。

裏を返せば、

「親和的承認」が得られる場は
若者にとっての「居場所」になりうるということ。

だからこそ、
「商店街」「離島」「中山間地」が
若者のフィールドとなり得るのではないだろうか。

いや、もっともインパクトのある「居場所」に
なっていくと僕は信じている。

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