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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2012年06月29日

大学時代に身につけるべきたったひとつの力

大学時代に身につけるべきたったひとつの力

こんなタイトルの本ありそうだなあ。

なんだろう?
情報収集力?
コミュニケーション力?
それとも、失敗から復活する力?

実は、力ではないのかもしれない、って思った。

大学時代に身につけるべきは、
ただひとつ、感性なのだろうということ。

自分の感性に自信を持つ、ということ。
これがあれば、人生は生きられる。

他人が悪いのではない。
自分がそれを察知する感性をもっていなかっただけだ。
そう思えるかどうか。
二者択一の選択肢で
感性を信じて、決断できるかどうか。

それが大切なのだと思う。

では、感性を磨くにはどうしたらいいのか?
それは、ホンモノに出会うこと
そして本気でやる、ということ。

きっとそういうことなのだろう。

インターンシップが何のためにあるのか?
と問われれば、きっと感性を磨くため、
なのだろうと今は答えよう。

ホンモノとホンキに出会う旅。
それがインターンシップです。

感性を磨きたいあなたの参加を待っています。



  

Posted by ニシダタクジ at 09:50Comments(0)就職

2012年06月28日

「つながる」だけでは解決しない


「フューチャーセンターをつくろう」
(野村恭彦 プレジデント社)

核心をついている。
そう思えた。

どうして、これまでの会議やワークショップが
うまくいかなかったかが書いてある。

フューチャーセンターとは、
参加者の対話によってイノベーティブなアイデア
を出し、実行していく仕組みのこと。

この中でもっともインパクトがあったのは
「アクションを引き出す」の章だ。

アクションにつながる要因は次の3つ
1 課題提案者が本気であること
2 実行力を持った参加者がいること
3 ファシリテーターが強い意志を持って関わること

これが会議、ワークショップが「アクションにつながる」ための条件だとすると、

これまで僕たちが出てきた会議に
この3要素が含まれていたのだろうか?

と考えると、3要素が全て合わさった会議では、
たしかにアクションにつながっているし、
そうでない会議やワークショップはつまらなかったし、
何もアクションが起こらなかった。

つまり。
「つながる」だけでは解決しない。
ということだ。

課題に本気で共感し、
強い意志を持って集まりを開き、
実行力のある参加者と共につくりあげる会議を
しなければ、何も変わらない。

「本気」で課題にチャレンジする。
この経験が、未来を拓いていく。

だから、大学生にとって必要なのは、
まず、「課題共感」
次に、「当事者意識」
そして、「実行力」

このサイクルをまわしていくこと。
この夏、「本気」を出してみませんか?

「福島復興」を掲げるNPO法人素材広場での
20泊21日のプロジェクト、現在参加者募集中です。

  

Posted by ニシダタクジ at 08:08Comments(0)

2012年06月27日

未来創造人材になる

僕たちは未来不確定社会に生きている。
いや、いつの時代もそうなのだけど、
かつて、誇るべき日本型雇用は、
未来が確定しているかのような錯覚を生んだ。

そして図らずも
誇りだけでなく、依存型体質をも生んでしまった。

「未来創造人材」を生んでいくこと。
これはひとつのテーマだ。

貢献する。
そして
夢を語る。
ここが出発点なのかもしれない。

昨日、
京都造形芸術大学の今年度の入学式の
模様をyoutubeで見た。
http://www.youtube.com/watch?v=O6kKynKj0gk&feature=g-all-u

千住博学長の言葉がシビれる。
「芸術とはコミュニケーションだ。
ひとりの人間として、自分は何を伝えたいのか。」

語り、そして聴く。
いや、本当は聴き、そして語る。

人生は全て、芸術的行為だと思った。
その先にある「共に創る」へ。

未来創造人材になる。
キャリアの出発点はこの2つだと思う。

・貢献人材になる。
・相手の意図をくみ、表現する。

そこにフォーカスした夏休みプログラム、現在参加者を募集中です。
主に1,2年生向けですが、3,4年生でも応募可能です。

1 東北復興インターンシップ 20泊21日(8月20日スタート または 9月3日スタート)
~福島県会津若松市で奮闘するNPO法人素材広場での福島復興応援」プロジェクト

2 内野留学 夏休み期間中 週2日~4日

A 内野商店街を歩いて商店主にインタビューし、マップを創ります。
B 「本」をテーマにしたインタビュープロジェクトもあります。

詳しくは下のチラシで。
定員がありますので、決断はお早めに。
相談は随時、受け付けます。



  

Posted by ニシダタクジ at 06:04Comments(0)日記

2012年06月26日

お役に立ちたい

「お役に立ちたい」
これは人間の基本的欲求であると思う。

「やりたいことがわからない」ではなく、
「自分は何でお役に立てるのか、わからない」のだと思う。
それを考えていても答えは出ない。

2011年3月11日。
東日本大震災。
未曾有の原発事故。
観光客の激減、風評被害。


そんな中奮闘するひとりの経営者がいる。

横田純子さん。
旅行情報を取り扱っていた会社員時代から
「福島の美味しいものをもっと伝えられないか?」
と福島の温泉旅館に福島県の食材を届ける
NPO法人素材広場を設立。

こだわりの生産者と料理にこだわった旅館・ホテルを
つないできた。
震災以降は、全国を飛び回り、
福島の食を伝えている。

僕は、震災のとき、何もできなかった。
本屋さんをオープンすることで精一杯だった。
昨年の6月、横田さんからニイダヤ水産の話を聞いた。
それならできるかも、と思い、ニイダヤ水産復活プロジェクトに参画。

昨年は新大生、県立大生がそれぞれ、
ニイダヤ復活のための資金集め、リサーチ業務などを行った。


いよいよ、この夏、ニイダヤ水産復活に向けて動き出すとき。
素材広場も福島復興へ向けて踏み出すときを迎えました。

ヒーローズファームでは、
今年も素材広場、ニイダヤ水産を引き続き応援しようと思います。

「お役に立ちたい」と思っている大学生の
力を必要としています。

限定10名(各期5名)
募集開始しています。

2012年夏 東北復興インターンシップ
<日本横断!県境を越えた地産地消プロジェクト
~ 福島・いわきの技術と新潟・粟島の素材から生まれた干物で、福島の観光復活に貢献する! ~>

■インターンシップでのミッション
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▽津波の被害を乗りこえて復活する、福島県いわき市四倉町のニイダヤ水産

▽福島の旅館から絶賛され復活を待望されるニイダヤ水産の干物加工技術が、新潟の粟島に!
             ↓
▽福島-新潟の県境を越えてつながる、水産資源と加工技術の連携!

▽そこで生まれたいわき・粟島のコラボ干物で、福島の観光産業復活に貢献するには!?
             ↓
▽福島での商品内覧会に向けて、商品の魅力を伝えるストーリーづくりを担う!


■インターンシップの期間
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
① 8月20日(月)~9月 9日(日)
② 9月 3日(月)~9月23日(日)

※ この日程は確定です。

①か②、どちらかで全期間参加できることが前提です。
※ 計21日間、現地に泊まり込みでの活動となります。

■活動場所
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

福島県会津若松市(NPO法人素材広場)、
新潟県岩船郡粟島浦村、福島県いわき市(予定)
宮城県仙台市【事前研修・事後研修時のみ】


■インターン募集人数
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・期間① 5名
・期間② 5名


■費用
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○研修会場となる仙台までの往復の交通費、
 インターン期間中の移動にかかる交通費、
 期間中の宿泊費、食費等の費用については、
 基本、学生の負担はありません。

○インターン期間中の保険には、
 学生各自で加入してもらうことになります。

※大学のボランティア保険等が活用できる場合もあります。

●インターン修了後の「マイプロジェクト」の実施
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 インターン修了後のステップとして、
 修了研修にて、被災地の復興をより加速させるための
「マイプロジェクト設計講座」を実施します。

 さらに、実現に向けて意欲がある学生に対しては、選考を経た後、
 「実行支援金(上限30万円 ※予定)」を支給し、
 マイプロジェクトの実行を金銭的にもサポートする予定です。


■事業の名称・主催・受入れ先
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名称:内閣府・復興支援型地域社会雇用創造事業

主催:東北復興チャレンジ・コミュニティ(事務局:NPO法人ETIC.)>

受入れ先:NPO法人 素材広場(福島県会津若松市)
http://sozaihiroba.net/ -----------------------------------------

「観光産業を通して福島を知っていただき、
福島の、ほんとうの良さを感じてほしい」と願い、2005年より活動開始。
たくさんの生産者・加工品の中でも「作り手のこだわりが見えるもの」を厳選し、
温泉旅館等に紹介することで、地産地消による宿のプラン作りをサポートしている。

写真左端が横田さん、左から2番目がニイダヤ水産・賀沢社長
  

Posted by ニシダタクジ at 07:25Comments(0)日記

2012年06月25日

何もかも、ここにあるじゃないか

「何もかも、ここにあるじゃないか」
そんなふうに思えた、6月24日ほたる祭り。

田舎の祭りの典型のような、
それでいて、誇りにあふれた
素晴らしい祭りだった。

老若男女、という言葉がふさわしい
ステキなお祭りでした。

住民たちが出した出店が並び、
カラオケ大会に続き、地元ミュージシャン、
たっつあんの歌。

あれがよかった。
小さい頃の角田山の思い出の歌、
それ聞くだけで、生きててよかったって思えた。



何もかも、ここにあるじゃないか

そう思えた。

僕はまきどき村で「ちくわいしる焼」を出店。

途中から小学校6年生の
吉川くんに手伝ってもらい、売上を伸ばす。
子どもが焼いたら、みんな買っちゃうよねえ。



吉川くんはこども会のリーダーでもあるので、
鯛車引きの先頭に立って、
鯛車を引き回した。

夕暮れ時、
おっさんたちはみんな酔っ払っていた。

豊かだなあって。

空間を眺めながら、そんなことを思っていた。

幸せな時間をありがとうございました。

何もかも、ここにある。
そんな西蒲区福井地域です。  

Posted by ニシダタクジ at 08:26Comments(0)日記

2012年06月23日

それは現象なのか?課題なのか?

あなたは旅人だ。
旅の途中、川に通りかかると、赤ん坊が溺れているのを発見する。
あなたは急いで川に飛び込み、
必死の思いで赤ん坊を助け出し、岸に戻る。

安心してうしろを振り返ると、なんと、赤ん坊がもう一人、川で溺れている。
急いでその赤ん坊も助け出すと、さらに川の向こうで赤ん坊が溺れている。
そのうちあなたは、目の前で溺れている赤ん坊を助けることに忙しくなり、
実は川の上流で、一人の男が赤ん坊を次々と川に投げ込んでいることには、まったく気づかない。

「社会を変える」を仕事にする(駒崎弘樹 英治出版)より抜粋。

目の前で起こっていることは、
現象なのか、それとも解決すべき課題なのか?
その本質、根本原因は何か?

そんな問いかけが常に必要だろうと思う。

現象に対応しているだけでは、
根本的には解決しない。

大学生が抱える
「やりたいことがわからない」
「夢がない」
というのは本当に課題なのだろうか。

僕は現象に過ぎないのではないか、と思う。

だから現在の
「やりたいことを早く見つける」、やそのために
「お手本となるような人(ロールモデル)に出会う。」
というのは、現象への対応でしかなく、本質に迫っていないのではないかと考えるようになった。

根本原因は
「やりたいこと」や「夢」によってのみ、
自分が規定される、つまり自分が自分であると思える、
そんな「個性」「オンリーワン」への呪縛なのではないだろうか。

やりたいことや夢は
「それがなければ生きられない。」
というものではない、と今では思う。

「本当にやりたいことはなんだろう?」
という問いかけは一生ついてくるのだから、
大学生のときに答えには到達しない。

これは、大人になれば、みんな分かっていることなのだけど、
その「答えに到達しない」ということを、
なぜか誰も教えてくれないから、
いや、言葉で伝えられるようなものではないのだが、

だから、必死に「答え」を探している。

だから、そんな悩んでいる学生に対してできることは、

「なんとかなるさ」と楽観的になるだけではなく、
「一緒になってやりたいこと、夢を見つけようぜ。」と励ますことだけでもなく、

共感の中で、
本人が小さなアクションを起こせるよう、
機会を提供していくことなのではないか。

そして、集団や組織の中での小さな役割を
与えていくことではないか。

それは現象なのか?課題なのか?

「やりたいことがわからない」
と立ち止まる若者に対応するだけでなく、
コミュニティを復活させ、多くの人が役割を得る地域社会が
根本的な課題解決の道ではないだろうか。

山崎亮さんが取り組んでいる「コミュニティ・デザイン」とは、
きっとそういうことなのだろうと思う。  

Posted by ニシダタクジ at 06:28Comments(0)日記

2012年06月21日

当事者のつくり方

昨日
新潟市西区のコミュニティコーディネーター
養成講座企画委員会議。
モメましたね・・・
でもあれだけ本気で話せるっていいよね。

誰も絵を描いていないから、
なかなか決まらないのだよね。

地域の当事者をつくる。
これがきっと一番大切なのだろう。

高齢社会
がどんどん進行する中で
市民ひとりひとりが果たすべき役割を果たしていくこと。
これが基本になる。

そのために、何ができるか。
スキル、テクニックを学ぶことではないと思う。

課題共感。
そこからしか始まらないし、
課題共感があって、自分もなんとかしたい
と思っていれば、スキルなど後からついてくる。

いや、大げさに言えば、個人が全てのスキルを持つ必要などない。
それを補ってもらえばいいのだから。

当事者をつくる。
それがいちばんのテーマになる。

だとすると、
前提条件、つまり高齢社会で今までの延長上では立ち行かないという
現実をまず伝えていくこと、それに共感してもらうこと。

「楽しいから地域活動をしましょう」
なんていうレベルではもはやないし、
それではプライドの高い中高年は集まってこない。

「あなたの経験が必要だ。」
「あなたの出番だ。」
とお願いして、出番をどんどん作っていくこと。
これがコーディネーターの役割だと思う。

新潟市の中でも住宅地の開発が早かった
西区は、これから高齢化がどんどん深刻になる。

この5年で、
団塊の世代に何ができるのか?
がカギになる。

彼らをお客さんにしないことだ。
彼らを地域の戦力に変えていかなければ、
地域の課題は増え続け、高齢者の暮らしにくいまちになる。

地域の課題と資源を組み合わせ、デザインし、
多くの人に出番を作ること。
そして地域の当事者をつくること。
これがコーディネーターの果たすべき役割ではないだろうか。

呼びたい講演者、いるなあ。  

Posted by ニシダタクジ at 06:08Comments(0)日記

2012年06月20日

「やりたいことがわからない」のが苦しいのはなぜか?

大学生が「やりたいことがわからない」状態にいることを
多くの大人は、問題だと思っている。

学校の先生になりたい、公務員になりたい、
あるいは銀行に入って地域に貢献したいという
「やりたいことが分かっている」
つまり「夢がある」状態のほうがいいと思っている。

だから、
そうなったほうがいいと思い、
ロールモデル(お手本)を提供する。

イチロー。
小学生のときにプロに行くと決めた。
あの作文を読むと、
目標、夢を持つことの大切さを思い知らされる。

「やりたいことがわからない」のは苦しい。
だからといって、
「やりたいことがわかっている」状態にすることが
唯一の解決策なのだろうか?

そもそも、「やりたいことがわからない」のは、
なぜなのか?
そしてそれはなぜ苦しいのか?

高橋歩さんは著書「LOVE&FREE」の中で言う。
「夢があろうとなかろうと楽しく生きてる奴が最強」

本当はそうなんだろうと思う。

しかし、実際は
「やりたいことがわからない」「夢がない」
ことは人生の重大な問題だ。

それはなぜか?

それは、まさしく
「やりたいこと」や「夢」によって自分は定義されている。
つまり、やりたいことによって、自分が自分であるのだ。
それは言い方を換えれば、相対的な自分だ。
「やりたいことがわかっている」自分を客観的に見ると、何か充実しているように見えるのだ。

そこに、
「やりたいことがわからない」苦しさがあるのではないか。

その原因は
経済合理性による地域コミュニティの喪失も
一役買っている。

地域のお祭の中で担う役割を失い、
「農家の長男」だというアイデンティティも跡継ぎをしなければ関係ない。

だから、地域の一員であるというアイデンティティを持つことができず
「やりたいこと」や「夢」だけが自分を定義する。

そうだとすると、
やりたいことがない、夢がない、というのは
自分が自分ではないということを意味するから、苦しいのだ。

だから、
「やりたいことがわからない」という若者に対して、
まわりの大人ができることは、
「やりたいことがわかっている」「夢がある」状態にするだけではなく、

「やりたいことがわかっている」「夢がある」
ことだけが自分を定義するのではないと伝えること、
そんな役割を与えることではないだろうか。

一時、「オンリーワン」という言葉がブレイクした。
あの詞にマッキーが込めたのは、
決して「他者と比較してのオンリーワン」ではなかったはずだ。

いま、ここにいる、その瞬間に
すでにオンリーワンであり、かけがえのないひとりなのだと思う。

「やりたいことがわからない」
それは対した問題ではない、とは言わないが、
人生の50%にしか過ぎない。

だからこそ必要とされるギアを回す経験が重要になってくる。

粟島の住民見習い、オススメします。

内容:民宿の手伝い
条件:食費およびフェリー代支給
※島内にコンビニはありません。

■ 7月21日~8月15日までの1,2週間 (特に7月に来れる人が欲しいです)

①7月21日~27日    募集人数 4~6人
②7月28日~8月5日  募集人数 8~9人
③8月4日~10日     募集人数 6~7人
④8月10日~17日    募集人数 5人  

Posted by ニシダタクジ at 10:53Comments(0)就職

2012年06月19日

小さなギアを回す

マツナガマサキさんのいう
「必要とされるギア」がここにあります。

「やりたいことがわからない」
と悩んでいるあなた。
何か行動したいと思っているあなた。

粟島の「島民見習い」をオススメします。
人口350名。
高齢化率(65歳以上)が50%近い島で
必要とされるギア、回してみませんか?

以下の期間、募集しています。
内容:民宿の手伝い
条件:食費およびフェリー代支給
※島内にコンビニはありません。

■ 7月21日~8月15日までの1,2週間 (特に7月に来れる人が欲しいです)

①7月21日~27日    募集人数 4~6人
②7月28日~8月5日  募集人数 8~9人
③8月4日~10日     募集人数 6~7人
④8月10日~17日    募集人数 5人

さあ、冒険の大海へ。

ツルハシブックス西田までお問い合わせください。

  

Posted by ニシダタクジ at 06:09Comments(0)日記

2012年06月18日

やりたいことの見つけ方と第四の消費、コミュニティデザイン

「やりたいことがわからない。」

それは2倍オトクだと
マツナガマサキさんは言う。

だって、
人のやりたいことを応援できるじゃないか!
そして、
自分のやりたいことを応援してもらえるじゃないか!

「人を応援すると、自分の居場所が見つかる」と
マツナガさんは言う。

「まずはNEEDのギアを回せ」
つまり、人から必要とされること、
求められることをまず果たしていくことで
自分のやりたいことに近づいていくというのだ。

なるほど。
それか!って思った。
(マツナガマサキ 「やりたいことの見つけ方」 エベイユより)

三浦展さんの「第四の消費」は
それを社会学的に切っている。

「やりたいことがわからない」の
根本原因は「自分が何者かわからない」
ということだ。

なぜ、そうなってしまったのか。
それは消費社会によって、
「モノを買うことで自分自身を表現する」
ことに慣れてしまったからだ。

そこには「本当の自分」は存在しない。
いや、存在したとしても
たとえば、マクドナルドに行く自分と
マックブックエアーを使いこなす自分は
どちらも自分自身であるようで、自分自身ではないような気がする。

モノによって、自分を定義するということは
本当の自分を徐々に失うことを意味する。

だから。
歴史・文化、あるいはコミュニティ・人とのつながりが必要となってくる。

自分が誇りを持てるような、歴史・文化、
そして自分が役割を果たせるようなコミュニティ、人とのつながり。

これらが自分を自分たらしめてくれるのだ。

だから、「やりたいことを見つける」に、
そこにフォーカスするのではなく、
誰かの助けになるようなことをやる、とか
歴史・文化を学ぶとかそういうことのほうが大切になってくる。

そして、それは若者に限ったことではない。
全ての人たちが向き合っている
「自分とは何者か?」
「自分が果たすべき役割とは何か?」

そんな問いにヒントを与えてくれるコミュニティデザインが
いま、潜在的に必要とされているのだろうと強く思う。

「やりたいことの見つけ方」


「第四の消費」


「まちの幸福論」
  

Posted by ニシダタクジ at 08:14Comments(0)

2012年06月16日

お前は、本当はタカなんだ。

マツナガマサキ講演会
&たこ焼きパーティー初日でした。

ホント、なんでもっと
熱くたくさんの人を誘わなかったんだろうと
ちょっと後悔しました。



電飾ピカピカで登場したマサキさん。

一番印象に残ったのは、
飛べないタカのお話でした。

「お前なんか飛べるわけないだろう。」
と言われ続けると、本当に飛べなくなってしまう。
これ、今の世の中なんじゃないかなって思いました。

何かワクワクすることを見つけても
それを大人が「そんなことできるわけないだろう」
と言う。

「お前は本当はタカなんだ。」
「だから空高く飛べるんだ」
「俺はお前を信じてる。」

そう言ってくれる人の存在が
本当にタカを生んでいくのだろうと思う。

「お前は本当はタカなんだ」と
伝えてあげられる大人が、仲間が集う本屋さん、
そんなツルハシブックスにしたいと思いました。

マサキさん、シビれる講演会をありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 06:32Comments(0)

2012年06月15日

消費社会と自分探しの病理


第四の消費(三浦展 朝日新書)
タイトルにピンと来て、買いました。

これは。。。
ちょっと難しい・・・ 

ですが。
かなり時代の流れをつかんでいます。
これは勉強になります。
そして、恐ろしい本だと思います。
内田樹「下流志向」と並ぶ、おそろしさがあります。

80年代から90年代。
消費者の志向は「自分探し」へとシフトする。

つまり、みんなと同じ「人並みの」モノではなく、
みんなとの差別化ができるモノを欲しがった。

それを企業は敏感に察知し、
「自分探し」を広告・マーケティングのテーマにした。

そして若者は、いや若者だけではない
多くの人は「自分らしさ」主義者になった。

そしてそれを「消費」によって実現しようとした。
自分らしい車、自分らしいテレビ、自分らしいインテリア。
雑貨屋さんで部屋に飾るかわいい小物を
買うことは、自分らしさの形成のプロセスなのだ。

そういえば、
僕もパソコンは道具だと思っていたのに
あの、センセーショナルなSONYのVAIOのブランディングに完全敗北して、
VAIOとVAIOソフトケースを購入したっけ。

i-phoneを買うときも、携帯電話を買う感覚ではなく、
i-phoneユーザーであるという誇りを買うような感覚に陥った。

こうして、
モノによって、自分を形成していくという消費スタイルが
出来上がっていく。

これは、生活必需品としてのモノが行き渡り、
企業が成長していくために、モノを売り続けなければならない
宿命にあるので、ある意味、必然だった。

しかしながら、これが悪夢の始まりだった。と
三浦さんは言う。

自分らしい携帯電話を手に入れること。
それは、携帯電話を自分そのものと同等にしてしまうのと同じことだ。
だから、携帯電話を持たないと不安になる。
たしかに、友達の連絡先やメールが全て入っているのだから
もはやもうひとりの自分だ。

もうひとつの特徴は永遠志向である。
海外高級ブランド志向は
「変わらない何か」を身につけることで
自分というものを確立しようとした。

さらに自己改造志向が見てとれるのだという。
今の自分は「自分らしく」ないから、
学んだり、運動したりして自己を改造していくことが必要となる。

これが第三の消費社会だったと三浦さんは言う。
そしていま、第四の消費が始まろうとしているのだと。

シェア。
共有。
コミュニティ。

それをどのように消費社会にアレンジしていくか、
消費社会が新たな次元にテイクオフしていくために、
考えることは多い。  

Posted by ニシダタクジ at 08:35Comments(0)

2012年06月14日

顧客は誰か?

「われわれの顧客は誰か?」
とドラッカーは問うた。
企業、いや組織において、
もっとも大切な質問なのだろう。

自治会を盛り上げるためにお祭を開催する。
そのときの顧客は誰なのか?

住民なのか、
外から来る人なのか、
そこのボタンをかけ違うと、結果が変わってくる。

大学生のインターンシップ事業にとって、
顧客とは誰なのか?

大学生なのか、企業なのか、地域なのか、
優秀な大学生なのか、もやもやしている大学生なのか、自信のない大学生なのか。

コーディネーターとは、
関係性をつないでいくのが1つの仕事だから、
そのそれぞれに成果があるものにしなければならない。

しかし、同時に、
「なんかつながりましょうよ~」
というような、軽いノリでは、なにひとつ成果は残せない。

顧客は誰で、
その顧客はどんな課題を抱えていて、
その解決策はなんなのか?

そんな当たり前の問いをドラッカー先生は問うている。

ベンチャー企業での長期実践型インターンシップという
モデルにおいて、トリプルウインを目指すためには、
大学生が入ったことによる事業的成果は不可欠である。

しかし、それを残せるのは優秀な学生であり、
その優秀な学生は、
インターンシップに参加しなかったとしても、
相当優秀なので、自分で道を切り拓けるとすると、
その学生にとっての意義はどうなのか?という問いにあたる。

僕たちにとっての顧客としたい層は、
やはりもやもやしている大学生、自信のない大学生であり、
また地域で動いている熱いビジョンと強い意志を持った大人。
そして、それを応援したいと社会参画の機会を探っているシニア層。

この3者を満たすサービスを提供していくことが必要なのだろう。

ひとつは、
中山間地、離島での、
大学1,2年生向けのインターンシッププログラム。
さらには若手社員向けのワークショップ型プログラム。

ここに取り組んでいくこと。

顧客とは誰か、ここが出発点だ。  

Posted by ニシダタクジ at 08:38Comments(0)足跡

2012年06月13日

社会参画のための寄付制度

この3冊。

「社会を変えるお金の使い方」(駒崎弘樹 英治出版)
「100円のコーラを1000円で売る方法」(永井孝尚 中経出版)
「まちの幸福論」(山崎亮 NHK出版)

この3冊を読んで、
寄付制度を考えてみる。

背景として
「デフレの正体」(藻谷浩介 角川Oneテーマ21)
がある。

日本の都市が抱える大きな課題のひとつが
急速な高齢化による、介護施設の逼迫である。

いま、日本で最も人口の多い
いわゆる「団塊の世代」が65歳前後になり、
年金を受給し始めた。

あと10年。
彼らは75歳になる。
これは現実だ。

介護施設が足りないのなら、
これからどんどん作ればいいのか?
そういうことでもない。
財源、人員、様々な課題がある。

では、その課題に対処するため、
このまちで何かできないか?

「60歳以上の社会参画の仕組みをつくる」
ことで、体力の低下や病気を予防することはできないだろうか。

いや。
それが「できたらいい」なんていう
レベルの問題ではなく、事態ははるかに深刻だ。
60代以上の社会参画の仕組みを作らなければならない。

そのための寄付制度であり、ボランティア制度
を作っていく必要がある。

その商品作りは、徹底した顧客中心主義から生まれるのではないか。

僕は10年ほど前、ちょっとしたパソコン教室をやっていた。
当時はADSLが普及し始めたばかりで、
たくさんの家庭にADSLの設定におじゃました。
その多くが自分で設定できないという60歳以上の方々だった。

「時間があるからインターネットでも始めてみよう。」

それに対して、
インターネットをできるようにする、というのは
普通のサービスだ。

そのときに思った。
本当はインターネットがしたいのではないんじゃないか?
本当は社会で役割を担い、まだまだバリバリ働きたいんじゃないか。

だから、彼らに売るべき商品は
パソコンの回線ではないのではないか。
そんなふうに思ったことがある。

今なら、その商品とは、
社会参画の仕組みなのではないか、と言える。

それを彼らが買ってもらえるような、
商品に作り上げていくのは地域づくりNPOの仕事であり、
それを「ファンドレイジング」と呼ぶのだろう。

ひとりひとりがまちの当事者となって、まちを作っていく。
その一員であることに誇りを感じ、生活する。
その仕組みの中に寄付という手段・方法があるのだと
いま、感じている。

顧客を創造せよとドラッカーは言った。

顧客のための本当に必要な商品を生み出す。
60代が社会参画したいと潜在的に思っているとしたら、
その商品こそ、寄付制度なのかもしれない。

大げさに言えば、
「ファンドレイジング(寄付制度)という予防医学」を
これから10年、いや5年以内に
作っていかなければいけないのだ。  

Posted by ニシダタクジ at 05:16Comments(0)

2012年06月12日

100円のコーラを1000円で売る

「100円のコーラを1000円で売る方法」
(永井孝尚 中経出版)


一晩+朝活で読んじゃいました。
読みやすい。

ひさしぶりにこういう
マーケティングの本を読みましたけど、
まったくその通りだなあと思いました。

会計ソフトの販売戦略を通して、本当の顧客中心主義を学ぶ1冊。
15万部突破している理由がよく分かります。
物語仕立てで読みやすい。

私たちの商品は何で、
お客さんにどんな価値を提供しようとしているのか?

NPOは寄付元年。
ファンドレイジング元年と言ってもいいかもしれません。
「寄付」という行為を通じて、社会参画を促す。
これが駒崎弘樹さんの「社会を変えるお金の使い方」(英治出版)

これが本当に必要な時代になったのだと思います。
60歳定年した層にもっと活躍してもらわないといけないのです。

そのためには
寄付を含め、どんな社会システムで
彼らの社会参画を促していくのか、
お金と時間と労力、そして技術・知識も
培われたものがあります。

彼らの力をまちに出す。
そして、彼ら自身の生きがいにもつながる。
そのために、
私たちNPOは、どんな商品をつくっていくのか。

そんな問いをしながら読みつつ、
並行して読んでいた
山崎亮「まちの幸福論」(NHK出版)

これのラストにシビれた。
あとがきの感動は、これから読む人のために、
ここには記載しないが、最終章から一部抜粋する。

~~~ここから

現在の延長線上に答えがないのであれば、自分で答えを
つくってしまえばいい。夢を描くとはそういうことだ。
何が正解なのかわからない時代だからこそ、
自分で答えを提案できる能力が重要となる。

自分が主体となってどんな未来を生きてみたいのか、
どんな生活なら豊かさを実感できるのか、
あるいはどんなまちなら人々が幸せに暮らすことができるのか。

考えた結果をゴールに設定し、
実現するためにいまできることを考える。
それがバックキャスティングという思考法だ。

~~~ここまで

こういう未来を、
20代と60代が共に描き、
そこに向かって進んでいく。

たとえば、介護施設が足りない。
10年後、どうなるんだ?
と不安に思うだけではなく、
それを予防するにはいま、何ができるのか?
と問いかけること。

そのためのツールとしての寄付だったり
ボランティアなどの参画方法をつくることが
地域をテーマとするNPOの使命だと思う。

100円のコーラを1000円で売る。

そんなマーケティング力とデザイン力が、
地域NPOには必要なのだろう。  

Posted by ニシダタクジ at 07:38Comments(0)

2012年06月11日

一箱古本市2012



一箱古本市2012に行ってきました。
個人からプロの方まで、いろんな人が
古本を持ち寄って販売するイベントです。

当日の朝まで雨予報&雨だったので、
どうしようかと思いましたが、
北書店の佐藤さんのおかげで晴れました。
さすが晴れ男です。

僕の本屋さんは
「オグリ書店」です。
キャッチコピーは「最後まであきらめない1冊」
オグリ店長の下、働いてきました。

料金設定は、10代100円、20代200円
の発掘(HAKKUTSU)を踏襲したカタチ。
30代以上の方、ご相談下さい。
というビックリなスタイル。

いえ、別に差別しているわけではないんです。
10代、20代に本を売りたいんです。
それだけです。

昨日もお祭で太鼓を叩いていた中学3年生が来てくれました。
2人で計3冊、買っていきました。
人生に何かが起こりますように。

隣の隣、古本「いと本」が
絶好調。
袋入り古本が大好評。
さすが古本屋さん、本領発揮だ。

やっぱり700円とか値段つけていても
説明すれば買ってくれるんだな。
ソムリエスタイル、やっぱりすごくいいなあと思いました。

そんなソムリエ古本屋さんもやりたくなってきましたが
ツルハシスタイルを貫きたくもあり、
非常に悩ましいところです。

値付だけ、マジメにして、
10代、20代が来たら、
700円の本も100円、200円になるとかにしようかな。

それって不公平かしら?

あらためて
年代別価格って、既存の価値観にチャレンジしてるよなあと思いました。

モノに価値があるのではなく、
モノから生まれる物語に価値があるのです。

だから僕は10代に本を売りたいなあと
思うのです。
それは100円で古本を売るという機会から
始まるのかもしれません。

人生に迷える人10代20代30代限定の
本のソムリエ、開店したいですね。

お客さん側にもイスを置いて。
お茶でも飲めたら最高ですね。

一箱古本市。
それは本を通じたコミュニケーションの場です。
楽しかったです。
ありがとうございます。

PS ランチのうめやんカレー、美味すぎた!
  

Posted by ニシダタクジ at 06:52Comments(0)

2012年06月09日

空間を感じる力

コポコポバー第3回目。
そうそう。
こういう空間がつくりたかったのだ。

そんな空間ができました。
1年生から4年生までが
「樽席」に集い、語る。

そこにオッサン乱入。
熱く人生を語る。
いいなあ、こういう空間。
そんなふうに思った。

こういう空間を
いいなあと思う人と一緒に過ごせるって
いいよね。

そこには
「空間の豊かさ」
と呼べるべきものがありました。

佐藤孝治さん
藤沢烈さん

新潟版「狐の木」、
15年遅れて、できました。  

Posted by ニシダタクジ at 06:54Comments(0)日記

2012年06月08日

誇りに出会う

大学1年生のとき。
中山間地や離島に行く。

高齢化が進んでいる。
若者が来るだけで、喜ばれる。
いろんな仕事がある。
そして、感謝される。

これが
「役割を果たす」という体験だ。

そんな「豊かさ」があるのだ。
「関係性」があるのだ。

大学生は、
「やりたいこと」ばかりにフォーカスして、
迷路に迷い込んでいるように思う。

いや、まさに僕もそのひとりであった。

「やりたいことを見つける」というのは
人生で一番大切なことだと思っていた。

そも、そうじゃない豊かさがある。
それを体感したのは旧庄屋佐藤家の宴会だった。

地域の一員であることに誇りを感じ、
役割を果たしている人たちの顔がまぶしかった。

「誇り」に出会う。

ここから、就職への道、いや、人生の道が
始まっていくのではないだろうか。  

Posted by ニシダタクジ at 06:39Comments(0)就職

2012年06月07日

「Yes,and」が会議とコミュニティを活性化させる

山崎亮「まちの幸福論」(NHK出版)
またまた登場。
シビれますよ、これは。

118ページ。
宮崎・延岡のまちづくり会議。

延岡ではかつて、
線路によって東西に分断されている
ことが駅周辺の衰退の原因だとして
線路の高架化と立体交差の計画があった。
線路を上に上げて、道路を通すという計画だ。

ところがお金がかかりすぎるということで、
現在は陸橋を建設するということになっている。

だから。
会議をしていても
「そういえば立体交差はどうなった?」
という話になる。

それを否定されては、
自分自身までも否定された気分になる。

そこで山崎さんは言う。

「確かに立体交差が一番の解決策ですよね。
線路が高架になれば、その下に道をつくって、
東西の人が簡単に行き来できますし、線路の下のスペースは
雨が降っても濡れずに済むわけですから、そこに市民が集まって、
さまざまな催しもできます。そうなれば、まちも賑やかになると私も思います。」

こう言うと、相手は
「おや?」という顔をする。

山崎さんが立体交差を否定しているわけではないということがわかると、
相手の物腰も柔らかくなる。そして話に耳を傾けてくれる。

「一番いい方法が実現できなくなったのは本当に残念ですが、
高架の下に東西の市民が集まっていろいろな交流できたはずだという
立体交差のメリットはなんとかしてつくり出したいですよね。」

これだ!!

と思った。
ひとつひとつの手法を否定しても、何も生まれない。
会議の雰囲気が悪くなるだけだ。

一段高い「目的」から、もういちどいまを見る。
そうすれば、全ての手法は、そこに向かっているのだから、
もう一度、出発点に立てる。

山崎さんの真骨頂はまさにここにある。

「Yes,and」が会議を、コミュニティを活性化させるのだ。

いいね。
この本。
悔しいぐらいに素晴らしい。

  

Posted by ニシダタクジ at 07:35Comments(0)

2012年06月06日

ニイダヤ水産復活ファンドにご協力いただいた皆様へ

ニイダヤ水産復活ファンドにご支援いただいた皆様へ

皆様にご協力頂いた、ニイダヤ水産復活ファンドですが、連絡遅くなって申し訳ありません。
ニイダヤ水産復活ファンドは目標額の30口15万円を達成し、
4月4日(水)に、新潟大学生が集めた115,156円と共に、
会津若松・NPO法人素材広場さんにみなさんからの復活ファンド総額155,000円をお渡ししました。
(合計寄付額270,156円)


予告どおりであれば、5月中にもいわき・ニイダヤ水産の新社屋での干物作りがスタートしている予定でしたが、
現在、資金調達が難航していて、まだ、工場の着工にいたっておりません。
したがって、支援金で寄付予定でした真空機は
まだ素材広場さんからニイダヤさんには贈られておりません。

資金調達のメドが着き次第、着工の予定が決まるかと思います。
支援者の方にはご心配をおかけしておりますが、
もうしばらくお待ちいただくようお願い申し上げます。

なお、ニイダヤ水産社長、賀沢さんは新潟県の離島、
粟島での魚加工業立ち上げの講師としても活躍しています。
これはニイダヤ水産復活後の魚調達先としても粟島を想定しての活動となります。


7月には粟島で作ったニイダヤ水産コラボ商品が販売開始となりますので、
よろしくお願い申し上げます。
新潟からも、できる限りのサポートをしていきますので、よろしくお願いいたします。

平成24年6月6日
NPO法人ヒーローズファーム 代表理事 西田卓司  

Posted by ニシダタクジ at 12:57Comments(0)日記