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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年06月18日

やりたいことの見つけ方と第四の消費、コミュニティデザイン

「やりたいことがわからない。」

それは2倍オトクだと
マツナガマサキさんは言う。

だって、
人のやりたいことを応援できるじゃないか!
そして、
自分のやりたいことを応援してもらえるじゃないか!

「人を応援すると、自分の居場所が見つかる」と
マツナガさんは言う。

「まずはNEEDのギアを回せ」
つまり、人から必要とされること、
求められることをまず果たしていくことで
自分のやりたいことに近づいていくというのだ。

なるほど。
それか!って思った。
(マツナガマサキ 「やりたいことの見つけ方」 エベイユより)

三浦展さんの「第四の消費」は
それを社会学的に切っている。

「やりたいことがわからない」の
根本原因は「自分が何者かわからない」
ということだ。

なぜ、そうなってしまったのか。
それは消費社会によって、
「モノを買うことで自分自身を表現する」
ことに慣れてしまったからだ。

そこには「本当の自分」は存在しない。
いや、存在したとしても
たとえば、マクドナルドに行く自分と
マックブックエアーを使いこなす自分は
どちらも自分自身であるようで、自分自身ではないような気がする。

モノによって、自分を定義するということは
本当の自分を徐々に失うことを意味する。

だから。
歴史・文化、あるいはコミュニティ・人とのつながりが必要となってくる。

自分が誇りを持てるような、歴史・文化、
そして自分が役割を果たせるようなコミュニティ、人とのつながり。

これらが自分を自分たらしめてくれるのだ。

だから、「やりたいことを見つける」に、
そこにフォーカスするのではなく、
誰かの助けになるようなことをやる、とか
歴史・文化を学ぶとかそういうことのほうが大切になってくる。

そして、それは若者に限ったことではない。
全ての人たちが向き合っている
「自分とは何者か?」
「自分が果たすべき役割とは何か?」

そんな問いにヒントを与えてくれるコミュニティデザインが
いま、潜在的に必要とされているのだろうと強く思う。

「やりたいことの見つけ方」
やりたいことの見つけ方と第四の消費、コミュニティデザイン

「第四の消費」
やりたいことの見つけ方と第四の消費、コミュニティデザイン

「まちの幸福論」
やりたいことの見つけ方と第四の消費、コミュニティデザイン

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Posted by ニシダタクジ at 08:14│Comments(0)
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