プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年12月07日

屋台のある図書館

塩尻図書館のイベント
「アパートメント・ブックカフェ」
が行われました。

美術部の高校生が
企画から多数かかわって作られた
イベント。

7月20日。
塩尻図書館のある「えんぱーく」で
HABの松井さんと講座に出演。

そのときに
塩尻図書館のハードに
圧倒された。

あれから半年が経ち、
全国のいろいろな図書館を見てきたけど、
僕にとって、
もっともワクワクする図書館のひとつだ。

「僕にとって」
というのは、

やはり僕自身の顧客である
大学生、高校生、中学生が
地域の大人と関わる機会の提供
という自分自身のミッションを果たすために、
「えんぱーく」という環境は、非常に魅力的だからだ。

えんぱーくは「第三の場所」だ。
特に大切なのは3Fの市民交流センター。

1、2Fの図書館と
4,5Fのオフィスと市の施設
のあいだをつなぐ3F。

ここでは、高校生が日常的に
「談笑しながらお菓子を食べている」のだ。

その風景はまるで、
ミスタードーナツのようだ。

そんな場所に突如屋台が現れる。
しかも屋台を出しているのは、
同世代の高校生だ。
しかも、なにやら楽しそうだ。

「わたしもやってみたいなあ。」
と思うところからすべてが始まる。

昨日のイベントは
大盛況だった。

親子連れからシニアまで、
多様な人々が集まり、
「本」をきっかけに会話が弾んでいた。
「新しい図書館」の姿を見た気がした。

「顧客は誰か?」

社会にギリギリ適応しながらも
人生と将来に悩む、
もやもやした中学生・高校生・大学生・20代の人たち。

「顧客にとっての価値は何か?」

「やってみる」
行動のきっかけとなるような機会
(人との出会い、本との出会い、チャレンジの機会)

きっとそういう機会の提供の場として
えんぱーくは素晴らしい可能性に満ちている
と改めて感じた。

素敵な機会をありがとうございました。
次回こそ、屋台で何か売りましょう。

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Posted by ニシダタクジ at 08:10│Comments(1)日記
この記事へのコメント
西田さん、先日はお忙しい中お越しいただきありがとうございました。

おかげさまでイベントが大成功となり、『本で人をつなぐ』というコンセプトどおりに実施することができたと思っています。
重ね重ねありがとうございます。

ブログ中の、
>「顧客は誰か?」
>
>社会にギリギリ適応しながらも
>人生と将来に悩む、
>もやもやした中学生・高校生・大学生・>20代の人たち。
というところ、とても激しく共感します。
そこの仕掛けをできるかどうかで、施設の価値が大きく変わってくると思っています。

今後も続けていければと思いますので、機会ありましたらご尽力いただければ幸いです。
Posted by 当日のカレーを作った人 at 2014年12月09日 09:28
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