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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2024年07月24日

「なりきる」チカラ

「なりきる」チカラ
『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』(しんめいP サンクチュアリ出版)

広島県の山奥にある伝説の本屋、ウィー東城で購入しました。
本を読まない人のための出版社「サンクチュアリ出版」からの渾身の1冊。
出版までに3年半かかっている。編集者すごいな、と。
こういう本を書店営業したかったです。
金沢・富山あたりの大規模書店に100冊積みたいです。

とにかく読みやすい。
笑いながら一気に読みました、って感じです。

ブッダから始まって空海まで、
東洋哲学は自分を、そして世界をどのように見ているのか?
ということがとても平易な文章で書かれています。
「自分とは何か?」アイデンティティ問題に悩める中学生・高校生・大学生に特におススメの1冊。

この本のまえがきにも書いてあるけど、
「楽になるための哲学」それが東洋哲学なのです。

ひとつだけ紹介すると、「なりきる」ことのパワーについて
昨日のコミュニティデザイナーのフリをしてヒアリングに行くっていうのに通じる。

「同じポーズで、同じ言葉を使い、同じ心を持つ」
これ、たぶんビジネスの世界でも言われてきたことだなと。

「スティーブジョブズだったらなんていうか?」みたいな。
でもそこにさらにポーズ(身体性)が入っているのがすごいなあと。
(黒タートルネックを着てもいいのかもしれないが)

それって、なにか、共通の服装とかでもいいような気がする。
(カーディガンをプロデューサー巻きにするとか。笑)

タイトル通り、東洋哲学は「自分」などフィクションであると、私たちに語りかける。
「自分」も「世界」も「資本主義」も「学校」も、全部フィクションだとしたら。

「自分」もなりきって演じていくことから始めていっていいのではないか、と思った。

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Posted by ニシダタクジ at 06:37│Comments(0)日記学び
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