プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



新潟市西区内野町431-2
TEL 025-261-3188

平日12:00~19:00
土曜 7:00~21:00
日祝10:00~19:00
*火・水曜定休





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2013年03月31日

キャリアドリフト本屋

「キャリアドリフト」本屋さん。
きっと、そんな本屋さんが求められているのだろう。

スタンフォード大学のクランボルツ博士は、
人のキャリアを形成している要素のうち8割は
「予期しない出来事」や「偶然の出会い」
によって決まってくる。

そして、博士は言います。
「偶然を計画せよ」と。

そのために必要な5つの姿勢がコチラ

「好奇心」 ―― たえず新しい学習の機会を模索し続けること
「持続性」 ―― 失敗に屈せず、努力し続けること
「楽観性」 ―― 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
「柔軟性」 ―― こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
「冒険心」 ―― 結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

きっとこういうことが得られる本だったり
出会いがあるような場所、
「好奇心」や「柔軟性」を与えてくれるような空間。
そういう本屋さんが必要なのだと思う。

昨日は初対面だらけの人たちが集まって、
ステキな女子会が開催されていました。

「奇跡が起こる本屋」とは、
「キャリア・ドリフトが起こる本屋さん」
なのだなあと、楽しく語る4人を見ていて思いました。

さあ。
今日も予期せぬ出来事を計画しよう。

The best way to predict the future is to invent it!
未来を予測する最良の方法はそれを発明することだ  

Posted by ニシダタクジ at 05:13Comments(0)日記

2013年03月30日

同じものが好きというパワー

「同じものが好き。」というパワー。
何度となく実感したことがあるだろう。

コミケの異様なパワー
(行ったことがないけど推測。笑)
コスプレをした人たちが集う、マニアの祭典。
あれこそが好き、のパワー。

僕は4年ほど前、ラーメン「いっとうや」が好き過ぎて
ファンクラブである「いっとうや友の会」
をmixi上で発足。

定例会と称して、ただラーメンを食べる会を
やっていた。

そして4年前の今頃、
なんと、ラーメン店の店舗を貸し切り、
星野くんの卒業記念パーティーを兼ねた催しを
開催した。(プロジェクター持ち込み)

あのときの光景。

ただ、いっとうやのラーメンが好き
というコミュニティー。
おそらく初対面の人も相当数いただろう。
総勢26名がわけもわからず、その日の限定ラーメンを食べていた。

そして、各テーブルでは、
「どんなにいっとうやが好きか」という話題に花が咲いたという。

そう。
同じものが好き、というのは、
人と人をつなぐパワーとしては最高レベルのものなのだ。

今回の寄附サムライ募集でも
「わたしもサムライになったんです」
と言いながら、サムライ同士が仲が良くなるところを
何度も見てきた。

同じものが好き。
更にそれを「応援している」。
その2点が共通だったら、
すぐにその人と仲良くなれそうな気がしないだろうか。

ツルハシブックスというもうひとつの世界。
そこに住む、住民たち。
昨日は2Fから突然高らかな歌い声が聞こえてきた。
オペラ歌手修行中の萌さんだった。

なんか、いいよね。

新潟のツルハシブックスのサムライになった人たちが
北海道や東京でつながっていっている。

そして昨日は、
北海道の大学生、森村さんの寄贈した本を
新潟大学の3年生が発掘していました。



こういうコミュニティづくりのきっかけを創るっていうのが
僕は性格的に大好きなんだと改めて思いました。

【ツルハシブックス・うちのカフェイロハニ堂の改装費200,000円をサムライ達のご協力によって集めています】

寄附サムライになった方には、サムライの証「寄附サムライ認定缶バッチ」をつけていただいています。
店頭分100名の寄附サムライ誕生を目標にしています!

3月30日朝現在、店頭分78名(83,000円)の寄附サムライが誕生しています。
※学生のサムライは一口500円です。
地方応援クラウドファンディングFAAVOは20名(121,000円分)の申し出が集まっています。
※遠方の方、1,000円の寄附サムライをどうかよろしくお願いします。

FAAVOはこちらから(3月31日まで!)
https://faavo.jp/niigata/project/49
店頭寄附受付はこちら
http://hero.niiblo.jp/e237866.html  

Posted by ニシダタクジ at 06:41Comments(0)日記

2013年03月29日

コミュニケーション能力というダブルバインド


「わかりあえないことから」(平田オリザ 講談社新書)


「かかわり方のまなび方」(西村佳哲 筑摩書房)

この2冊。
コミュニケーション、場のチカラを仕事にする人は、
かなり読んでおきたい本。

僕もまだ途中なのだけど、
世の中への切り口が鋭すぎて、
切り傷だらけになりそうな本。

「わかりあえないことから」の冒頭、

会社におけるダブルバインド(二重拘束説)
の話が出てくる。

「わが社は社員の自主性を重んじる」
と常日頃言われ、あるいは、何かの案件について上司に相談に行くと、
「そんなことも自分で判断できんのか?いちいち相談に来るな!」
と言われながら、いったん事故が起こると
「重要な案件はなんでもきちんと上司に報告しろ。なんで相談しなかったんだ」と怒られる。

このようなコミュニケーションが続くと、
完全に精神的に参ってしまうと言うのだ。

著者は、現代社会が壮大なダブルバインドの中にいると言う。
特に大学生の就職戦線がそうだ。

~~~ここから一部抜粋

大学生に求められるコミュニケーション能力は「異文化理解能力」である。
これは、異なる文化、異なる価値観をもった人に対しても、
きちんと自分の主張を伝えることができる。
文化的な背景の違う人の意見も、その背景(コンテクスト)を理解し、
時間をかけて説得・納得し、妥協点を見出すことができる。
そしてそのような能力を以て、グローバルな経済環境でも、
存分に力を発揮することができる。

なんと、素晴らしい能力。
たしかにこんな人材が企業に入ったら活躍できるだろうし、
そんな人材を育てていかなくてはならない。

しかし、実は
日本企業は人事採用にあたって、
自分たちも気がつかないうちにもうひとつの能力を学生には求めているのだという。

それは
「上司の意図を察して機敏に行動する」
「会議の空気を読んで反対意見は言わない」
「輪を乱さない」
といった日本社会における従来型の「コミュニケーション能力」だ。

いま、就職活動している学生たちは
あきらかにこの2つの矛盾した「コミュニケーション能力」を
同時に要求されている。
そして何より始末に悪いのは、これを要求している側がその矛盾に気がついていない点だ。

~~~ここまで一部抜粋「わかりあえないことから」より

こ、これはヤバいです。
就活で精神的ダメージを受ける原因はここにもかなりあるのではないかと思いました。

そして、
「かかわり方のまなび方」(西村佳哲 筑摩書房)
の102ページ、音楽をつかったワークショップを行う
野村誠さんへのインタビューで衝撃の事実。

ワークショップでは、「場のチカラ」に
ある程度ゆだねるというか、
参加者ひとりひとりがつくる場によって、
様々な相互作用が起こり、変化していくのが面白いところだ。

野村さんも
高齢者たちの集まりなどでやるときには
意識的に頼りなさそうにしているのだという
そうすると、「この人、頼りなさそうだから、ワシラがやらなきゃな」
というように主体性が発揮されてくるのだという。

しかし、それが学校の先生の場合はちょっと違うのだという。

~~~ここから引用
ただ、たとえば参加者が学校の先生たちだと、頼りなさそうにしていると、
その集まりの中の誰かが代わりに仕切ろうとし始めるんですよね。
で、そのリードに任せてみると、すごくつまらなくまとまってゆく、
というのを何度か体験したので、学校の先生を対象にやる時は、
頼りない感じを少なくするようにしています。

あんなに仕切るのが好きで、かつコラボレートするのが
苦手な人たちは他に見たことがない。
仕切り屋さんが何人も出てきてくれればまだいいんですけど、
一人が仕切り始めたらその人に任せるというルールを持っているみたいで。

もちろん全ての先生がそういうわけではありませんが、傾向は非常に強い。
だから仕切るためにではないけど、その場の権力者は僕であるということを
ちゃんと示さないと、先生たちが参加者として対等な関係に入れない。

~~~ここまで引用

なんと!!

と思った。
つまり、「空気を読む」若者たちは、
当然、空気を読まなければいけないような状況(⇒つまり「場」)
によって輩出されているし、
その要因は、その「場」を仕切っている学校の先生によって、プロデュースされているのだ。

そのように育てられてきた若者が
「会議では自分の意見を主張し、場に貢献することが必要だ」
といくら言っても、実感を伴って理解されるのは非常に時間がかかるのだろう。

若者が就職活動に苦労する理由のひとつはここにある。
そして、なおかつ、入社後もこのコミュニケーション能力のダブルバインド(ジレンマ)
に苦しみ続けるのだ。

そうすると、
本来身に付けるべき「コミュニケーション能力」は
「場」をとらえる力:仕切る人は誰か?と判断するのではなく、今の会議がどんな空気になっているか?
「場」に貢献する力:その「場」の空気を変えていく、あるいは創っていくために自分ができることをする
という2つのチカラ。

そして、「リーダーシップ」とは、
場を構成していく、プロデュースしていく力であって、
仕切る力ではないということになるのだろう。

なるほど。
だんだんわかってきたぞ。

おそらくはこれを大学生のかなり早い段階で
やっていく必要があるのだろう。

いや、本当は
小学生、中学生、高校生の時に、
「場」をとられ、「場」に貢献する力を磨いておく必要がすごくある。

そんなことができる塾があると、すごくいいなあと思う。
内野駅前寺子屋「野山塾」
ただいまチラシ作成中です。

もうしばらくお待ちください。  

Posted by ニシダタクジ at 06:11Comments(0)

2013年03月28日

貢献できるコミュニティがあるという幸せ

貢献できるコミュニティをいくつ持っているか。
そしてそれがどのくらい深いものなのか。

それによって、
個人のアイデンティティは形成されてくる。

「アイデンティティ・クライシス(自分らしさ危機)」の時代。

その最大要因は「分断」である。
「分断」の最大要因は「経済合理性」である。

「分断」により、
人々は地域社会をはじめとする
貢献すべきコミュニティを失った。

個人の時代だと言われ、
「会社に貢献する」よりも個人のキャリア形成に
重きを置いた方がいいような気がしている。

そして、若者は、いや全世代が、
アイデンティティを失いつつある。

会社に勤めあげて定年した後に、
「貢献すべきコミュニティ」を持っていないお年寄りたち。

彼らの出番を、貢献を、
どのようにデザインしていけるのだろうか?

彼らをサービスの受け手ではなく、担い手にしていくこと。

それは、もしかしたら、
地域社会に「なにもできない」大学生や若者が
飛び込んで行って、
「おまえ、なにも知らないんだな、教えてやろうか」
というお年寄りを増やしていくことが最良の手段なのかもしれない。

ひとりひとりのアイデンティティを再形成するために、
「役割」が必要で、
そのためには、貢献したいと思える関係性やコミュニティ
を再構築しなければならない。

その一部を「大学生の地域社会におけるインターンシップ」
という手法でやろうというのがこの1年のテーマになるのかもしれない。

貢献できるコミュニティがあるという幸せを
たくさんの人へ届けるデザイン。

少しずつやっていこう。  

Posted by ニシダタクジ at 06:30Comments(0)思い

2013年03月27日

わたしたちはユーザーではない

今月2回目のこのタイトル。
ですが、やはり、この一言につきる。

わたしたちはユーザーではない。
渡辺保史先生が、2001年に書いた本
「情報デザイン入門」にすでに出てきている。

「参加型社会」
をテーマにずっと活動してきた渡辺先生が
見てきた未来社会。
いまようやく現実が近づいてきている。

「なにを」「どうやって」「誰と」「なぜ」
デザインするのか?

自明だった時代が終わろうとしていると
渡辺先生は言う。

デザイナーの役割はつくる人からつなぐ人へ
変わりつつあるのだ。

モノだけをデザインする時代は終わり、
モノと関係性を同時にデザインする時代。
山崎亮さんはまさに「コミュニティの関係性」をデザインしているのだもんね。

そして、それは
デザイナーだけではなく、
わたしたちひとりひとりが意識していく時代。

なぜならば、わたしたちは「ユーザーではない」から。

関係性をデザインしていく、といったときに、そこに
供給する側と消費する側という明確な区分はすでにない。

ひとりひとりが
デザイナーとして生きる時代。
いや、自分たちはすでに情報デザイナーとして、ここに存在している。
フェイスブックに書き込むとき、そこには必ず編集行為がある。

そう。
僕たちはみな、デザイナーなのだ。
いや。
時代が僕たちがデザイナーであることを求めているのだ。

当事者意識をもったデザイナーを場の持つチカラで生んでいく。

おそらくはこれが、今年のテーマになるだろう。
そんな予感がした、渡辺先生との2DAYSでした。

ありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 06:48Comments(0)言葉

2013年03月26日

関係性が人を育てる

教育は
学校、家庭、地域の
3者が力を合わせて、行っていくことが大切。

何度も聞いた話。
それがいつのまにか、
学校だけに教育が任されてしまった。

本当に人を育てたのは
家庭であり、そして地域だ。

そして「地域」と言ったときの
「地域」とは、
「地域の大人」ひとりひとり、ではなくて、
「地域」というコミュニティ、つまり関係性だ。

関係性が人を育てると言ってもよいだろう。

そうすると、
インターンシップで作るべき環境とは、
よりよい「関係性」の中でインターンシップを行うこと、ということになる。

地域を舞台にしたインターンシップであれば、
受け入れた事業所のコミュニティはもちろんであるが、
受け入れ先同士のコミュニティや
学生同士のコミュニティも同時に作っていく必要がある。

学生のスイッチがONになるのは、

・店主や社長、お店への共感
・一緒にやっている仲間からの刺激
・自分がやらなきゃ、という責任感

などなど、いろいろあると思うのだけど、
なによりもその「関係性のデザイン」が
大切になっていくのだと思う。

インターンシップコーディネートとは、
関係性のデザインをすることなのだと
あらためて思いました。  

Posted by ニシダタクジ at 06:29Comments(0)思い

2013年03月25日

3月31日(日)佐藤家かや刈りボランティア

文化ってすごいな。
ってあらためて思った。

昨日。
鮭の稚魚の放流。
小学生が鮭の稚魚を放し、帰ってくる川を目指す活動。


そこには地元の若い衆からお年寄りまで、
30名以上が駆けつけ、川の掃除、準備、そしてイベント進行
を行った。

オープニングで自治会長が言う。
「鮭の上る川を取り戻したい。」
そんなこと、子どもにはよく理解できないだろうけど、
きっとこの空気感は、伝わっているはず。

「地域愛」

簡単に言うけれど、簡単じゃない。
何十年、何百年とかかって作り上げられてきたもの。
そこには愛と尊敬と感謝が溢れている。

ひとりひとりからにじみ出る「地域愛」を
感じること、これを「誇り」と呼ぶのではないだろうか。

僕は、千葉県のいわゆる新興住宅地で育った。
そこに、「地域のつながり」と呼べるようなものを
感じたことはあまりない。

だから。
僕は新潟市西蒲区(旧巻町)福井地区の
じいちゃんたちを見て、初めて
地域愛を体感したのだ。

そのときの衝撃は今での忘れられない。

「こんな豊かさがあったのだ!!」
という世界が拓けたあの感覚。

それは旧庄屋佐藤家保存会のかや刈りボランティア、
そして、その後に続く飲み会に参加した時だった。

かや刈りを終えた
地域のじいちゃんたちが
酒を酌み交わし、談笑している風景。
あの空間のなんとも言えない豊かさ。

これから世界を拓いていく大学生、20代の人にはぜひ体感してもらいたいです。

3月31日(日)
佐藤家かや刈りボランティア
09:00集合12:00までかや刈り
12:00~14:00くらいで慰労会(食事会)です。
参加無料です。
集合は、西蒲区福井旧庄屋佐藤家(西蒲区福井2908)です。

また、冬のあいだお休みしていた
「人生最高の朝ごはん」も
31日から再開します。

こちらは06:00集合。地域の泥上げに参加して、
釜炊きの朝ごはんを食べます。
持ってこれる方は角スコ(四角いスコップ)を持ってきてください。

※車がない、などのご相談は西田までお願いします。
内野駅から車で送迎できる場合があります。

昨年のかや刈りの様子


朝ごはん初日の様子
  

Posted by ニシダタクジ at 05:44Comments(0)イベント

2013年03月24日

自分が場に影響を与えているひとりである、ということ

自分という存在は
場に影響を与えているひとりの存在であること。
この自覚から、すべては始まるのだと思う。

それは、いわゆる「空気を読む」というのは
違うのだと思う。

「空気を読む」のはどちらかというと、
乱さずにやり過ごす、というところがあるが、
そうではなくて、
「場に貢献する」というマインドになることが大切なのではないか。

たとえば、
講演会に出て、講演の終わりに
質問のある方はいらっしゃいますか?

と言われると、
たいていの場合、シーンとなってします。

そうすると、なんだか誰も聞いていなかったのか、みたいな
寂しさを感じてしまうので、
誰かが質問した方がいい。

というか、主催者は質問がでなかった場合を想定して、
サクラというか、「誰も質問がでなかったら、あなたが質問してね」
という人を2人くらい、客席にもぐりこませなければならない。
それくらい、場の持つチカラは大切だ。


昨日、「かかわり方のまなび方」(西村佳哲 筑摩書房)
を読み進めていて、キーワードがたくさんあった。

ファシリテーションを技術から入り、
経験を積んでいくと、
「いま、ここ」に対する自分の感受性がだんだんと損なわれていき、
「ああ、これはこうだ」とか「こうなったらああだな」とか
パターンで処理しやすくなる。
そうなるとパワーが落ちていってしまうんです。
(伊勢達郎さん フリースクール主宰)

ああ。なるほど。
確かにそうだな。

技術への過信ではなくて、
その「場」を思いっきり体感して、
そこから発せられる言葉を大切にして、
ひとつのものを作り上げていく。
そういうことが大切なのだな。

伊勢さんがつづける。
「ファシリテーターはね、場に決定的な影響を与える存在です。
とはいえ、場に何かを与えているわけでも、その場を進めているわけでもない。
彼がコトを起こしているわけじゃなくて、起こしているのはプロセスであり、
その「場」なんだよ。」

なるほどなあ。
その境地に行きたい。
そしてそんな塾をスタートしたい。

場のチカラで、育っていくような塾。

内野駅前寺子屋「野山塾」
を現在構想中です。

対象年齢:10歳~100歳
会費:月額8,000円/1人(60歳以上は6,000円)
開塾日時:月曜日・木曜日 16:00~21:00
場所:ツルハシブックス3F
課外活動:角田山登山、粟島合宿、屋上菜園、屋上バーベキューなどを予定。
入塾資格:以下3項目を満たす覚悟のある者
・学びたいことがある者
・問いたいことがある者
・教え合うことができる者
テキスト:なし・各自持参。
※学びの内容・方法について、不安のある方は事前にご相談ください。

野山塾(のやまじゅく)
名前の由来
安政元年(1854年)吉田松陰先生が
海外渡航の罪によって投獄された野山獄’(現在の山口県萩市)
そこには、世間から「はみだし者」とされた者たちが投獄されていました。
松陰先生は、そこで読書に勤しみました。

また、まわりの囚人たちが、
俳句をやりとりしていたり、書を書いていたり、難しい本を読んでいたのを見て、
「その俳句を、書を、皆に教えてくれませんか?」
「その本の内容を、皆に講義してくれませんか?」

と次々に獄中講座を開講していったのです。
そして、獄の中の雰囲気が一変します。
一生出られないかもしれない獄の中で絶望していたひとりひとりが
生きる希望を取り戻し、元気になっていったというのです。

このエピソードを読み、僕は心震えずにはいられませんでした。
「学び合う」ことで、「希望」を取り戻すことができる。
そう確信しました。

僕はすぐに萩に飛び(実際は電車で行ったのですが)、
松陰先生の墓前に、コンビニで買ったろうそくと線香を供え、手を合わせました。

「そのタスキ、僕が受け取りました。」

学び合いによって、希望を取り戻す。
そんな塾を始めたいと思います。

悩める中学生高校生にアプローチしたい。
11年前にシンタロウに出会ってから、ずっと思っていたこと。

ツルハシブックスの地下古本コーナー「HAKKUTSU」
はその第1歩でした。

今回の野山塾と地下古本コーナー「HAKKUTSU」
ツルハシブックスとイロハニ堂が醸し出す空間を使って、
「場の持つチカラ」、試してみたいと思います。

皆様のお力をお貸しください。
ひとりひとりが場に影響を与えているひとりなのです。

今日も僕たちは地域に、世界に影響を与えているのです。
場に貢献しにいきましょう。  

Posted by ニシダタクジ at 06:23Comments(0)日記

2013年03月23日

お客さんを装った天使

全てのお客さまはお客さんを装った天使、なのかもしれない。
そんなふうに思った、昨日の午後。

ひとりのおじいさんが来店。
ゆっくりとじっくりと本を見て回りながら、
1冊の本を持って、レジへとやってきた。

そして、こう言った。
「この本屋って、やさしい気持ちになれる本ばかり、置いてあるんですか。」

え!?

いや。
そうですか?
そんなことないと思うんだけど。。。
若者よ熱く生きろ、的な本もあると思うのですが・・・

いや。
もしかしたら、イロハニ堂が2Fにあるから、
ステキな雰囲気が出ているのかもしれないなあ。

でも、このおじいちゃんに教えられた。
全てのお客さんはお客さんを装った天使なのかもしれないって。

イロハニ堂を併設したツルハシブックスは、
2Fからも妖精が舞い降りる本屋に実はなっていて、
そこには天使たちが迷い込むような空間が
できあがっているのかもしれないな。

妖精が舞い降りる本屋、ツルハシブックスは
天使の皆さんのご来店をお待ちしています。

あ。
こっちの天使もお待ちしています。

寄附サムライ、大募集。
https://faavo.jp/niigata/project/49  

Posted by ニシダタクジ at 04:36Comments(0)学び

2013年03月22日

僕らの旅はまだまだ続く

ツルハシブックスは3月20日、
2歳の誕生日を迎えました。

たくさんの人がお祝いに
駆けつけてくれました。

そんな中でも
いつも家族でご来店いただいている薄さん。

観葉植物をいただきました!


そして、頂いたハガキに感動。


ツルハシブックスに向けての詩が書かれた
オリジナルポストカード。

何やら不思議な匂いのする空間だ
さまざまな人が集まって
いろいろな世界がそこで混ざり合う

~~つづきは店頭でご確認ください

そして表面には素敵なメッセージ。

実はオープン当初。
いや、仮オープンのとき、
ツルハシブックスの壁がまだギャラリーになっていて、
薄さんの写真展をやらせてもらったのです。

あのころから2年半近くが過ぎていますが
いまだに節目、節目に来店いただき、
たくさんの本の寄贈もいただいています。

そして、ついに、
サムライにもなっていただきました。

「おぬしにその覚悟があるのか?」
「お任せください。」的な写真。


カッコいい。

来店されるみなさんの世界が混ざり合う
ツルハシブックスという空間は
僕もいるだけで心地よいです。

薄さんを始め、
たくさんのみなさんのおかげで、オープンから2年が過ぎました。

今年は、今まで受けていた新潟市からの空き店舗対策の家賃補助が無くなります。
一層魅力ある空間を皆様と共に作り上げていきたいと思いますので
応援よろしくお願いします。

【ツルハシブックス・うちのカフェイロハニ堂の改装費200,000円を集めています】

3月21日現在、店頭分63名(67000円)の寄附サムライが誕生しています。
※学生のサムライは一口500円です。

FAAVOは13名(37000円分)の申し出が集まっています。
※FAAVOは31日の期限までに目標金額を達成しなければ、決済されません。
※遠方の方、1,000円の寄附サムライをどうかよろしくお願いします。

FAAVOはこちらから
https://faavo.jp/niigata/project/49

店頭寄附受付はこちら
http://hero.niiblo.jp/e237866.html

店頭分100名の寄附サムライの誕生を目標に、
今月いっぱい受け付けています。

店頭で「寄附サムライになりたいんですが?」と言うと、
僕が「おぬしにその覚悟があるのか?」
と聞くので、その返答を準備しておいてください。

みなさまからの熱い応援、全身で受け止めて、
地域と人生の小田原中継所、つくっていきます。

薄さんからのメッセージの最後が熱い。


もう2年。まだ2年。僕らの旅はまだまだ続く。
ウスキサトシ  

Posted by ニシダタクジ at 06:28Comments(0)足跡

2013年03月21日

コミュニケーション力は技術ではない

コミュニケーション力というスキル(技術)が
必要だと言われる。
これをいわゆる「話術」や「聞く技術」だと
勘違いしてしまう大学生がいる。

いや。
一部分だけ切り取ってしまえば
そうなのかもしれないが。

コミュニケーション力とは、
相手を思いやる力であり、共感力そのものだと思う。
だから、テクニックではなく
そのような場数を踏んでいくことしかない。

「営業をやれば」
「接客をやれば」

と多くの人が言うけれど、
おそらく、そのようなマインドや視点を
もって取り組めば、
そこにコミュニケーション力がついてくるのだろう。

かくいう僕も、
「気が利かない」とよく言われる方なので
人のことは言えないのだけど。

コミュニケーションに悩む人にオススメなのが
やっぱりこの本。


「魔法のマーケティング」(川上徹也)

まずは愛すること。
そこからコミュニケーションが生まれてきます。  

Posted by ニシダタクジ at 05:57Comments(0)

2013年03月20日

次のステージ

本日、ツルハシブックスは2歳になります。
そしてなんと、本日より3月20日は
国連の定める「世界ハッピーデー」になったそうです。
いいですね。

僕にとっては
たぶん、王子「狐の木」から卒業するとき。

1998年
京浜東北線の王子駅の近くにあった
物語Bar 狐の木
そこに毎月のように通っていた。

そこには夢を語る20代がいた。
職業も、夢も、なにもかも違う20代たちは
ただ、いまの自分とこれからの自分を語っていた。

そんな空間が大好きだった。
語ることのできない自分に気づいた。

その姿を追いかけてきた。
cafe copocopo
ドラクエの「ルイーダの酒場」をイメージして
作り上げた空間。

若者が夢を語る場所。
オヤジが人生を語る場所。
いい空間だった。

でも、僕たちは次のステージに行かなければならない。

「熱い」とか「ワクワク」とか「夢」とかも大事なのだけど、
もう少し、小さいところから。
ほんの小さなことでいいから、
ひとりひとりが自分の役割に気づき、行動を起こす。

そんな空間。
そのために地域の人たちの存在が不可欠。
若者だけが集まっているだけでは足りない。

本日、ツルハシブックス2Fに
うちのカフェ「イロハニ堂」がオープンします。

レアチーズケーキがおすすめの
くつろげるカフェです。


新潟ではあまり見かけない
靴を脱いで、上がるタイプの客席。

おひとり様の読書の場として、
友人同士のおしゃべりの場として、
新たな世界を切り拓いていきたい。

夢を語る機能は1Fのレジ前の樽で
地ビールを飲みながら、やりましょう。


1Fのツルハシブックスもカテゴリーを再編。
旅する途中で立ち寄るドラクエのまちのようなジャンル分けになっています。

地下室の古本コーナーも
よりパワーアップします。

これからは寄贈する方も1冊100円を支払って、地下に置きます。
「100円払ってでも若者に届けたい本」が置かれることになります。
中学生・高校生に人生を変える1冊が
届けられるような古本コーナーを目指します。

そして4月には
みんなが学び合える塾を開設する予定です。
「場のチカラ」と「出会い」でたくさんのアクションが生まれていく空間を
つくります。

いよいよ本日オープン。
しかしながら、改装費用の200,000円のうち、
現在、店頭分62,000円
クラウドファウンディングFAAVOで33,000円
の寄付が集まっています。

募集は今月いっぱい。
みなさまのお力をお貸しください。

FAAVOはこちら
https://faavo.jp/niigata/project/49

店頭寄附受付はこちら
http://hero.niiblo.jp/e237866.html

昨日寄付頂いた東京の酒井さんのご提案で
寄附サムライの方は30歳以上であっても、
特別に地下古本コーナー「HAKKUTSU~発掘」
へ入場することができる特典を付けました。
バッチを持参の上、ご来店ください。

それでは、いよいよツルハシブックス2周年のスタートです。
次のステージへ、皆様と共に進んでいきます。
よろしくお願いいたします!  

Posted by ニシダタクジ at 07:09Comments(0)思い

2013年03月19日

留め置かまし 大和魂

3月17日吉田松陰朝活第2回。

僕は東京で連泊するときは
なるべく日比谷線の人形町茅場町付近に
泊まるようにしています。

理由は
小伝馬町にある伝馬町牢跡に行きたいから。
吉田松陰先生が刑死したあの場所です。

そのときの辞世の句
身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも
留め置かまし 大和魂

(我が身はたとえこの武蔵の野に朽ちてしまおうとも、
日本国の未来にむけて留めておこう、わが大和魂は。)

田坂広志先生も言っている。
「志とは、己一代では成し遂げられない祈りのこと。」

そんな大和魂をもらいに行くツアー
それが吉田松陰朝活2013・春です。
なんとビックリ参加者は10名。
そんなに大勢になると思ってませんでした。

午前9時。
小伝馬町サンマルクカフェに集合して
「身はたとひ」の石碑がある十思公園で合掌。

桜が咲いていました。


11時までサンマルクお話しして、電車移動
懐かしの都電、東急世田谷線に乗り込み、
松陰神社前へ。
移動時間、約60分。

そして実は初めて行きました、松陰神社


刑死した4年後に
高杉晋作らによって改装されたのが世田谷のこの地です。
この地にも、大和魂が眠っていると考えてよいでしょう。

「志絵馬」を書きました。
神社で絵馬を書いたのは、いつ以来だろう?


出てきた言葉は
「無数の放課後社会をつくります」
坂口恭平さんに影響されてます。

ツルハシブックスも、新しく始まる塾も、カフェでの会話も、
全ては学校とは違う、経済社会とも違う
もうひとつの社会であり世界です。

そんな場を無数につくり出していきたい。
これがツルハシブックス3年目の志です。

吉田松陰先生の大和魂を受け取りながら、
そんな誓いをする桜咲く1日でした。


いよいよ明日、3月20日午前10時
ツルハシブックスリニューアルOPENです。
2Fにはうちのカフェイロハニ堂がスタート。
http://irohanidou.jimdo.com/

しかし、しかーし。
改装資金200,000円がまだ集まっておりません。
店頭での寄附サムライは50,000円を突破
直接振込も10,000円を突破しています。

FAAVOさんのご協力によって、100,000円分を募集しています。
改装資金・および古本募集、受付中です。
https://faavo.jp/niigata/project/49

あなたもサムライになって頂けませんか?
3月31日が締切りです。
よろしくお願い申し上げます。

留め置かまし 大和魂。  

Posted by ニシダタクジ at 05:43Comments(0)思い

2013年03月18日

あなたのおかげで

あの場にいた新潟関係者の
誰もが「あなたのおかげで」と思っていた。
中村憲和さん結婚パーティー。


2007年10月。
軽トラック1台に荷物と一緒に載せられて、
大阪からやってきた中村さん。

チーム新潟の歴史は
あの日から始まりました。

星野くん・郷州さんを
スタートとする初代「スタイルキャラバン」(なつかしい名称)

から始まり、
新潟での長期インターンシップの事業化に向けて
ひた走った3年半でした。

2011年4月。
あの震災の後で、仙台に移籍。
いまでは仙台の復興と学生の学びの場に
なくてはならない存在となりました。

僕は、中村さんのおかげで、
「目的から考える」ということ。
そして、
「振り返りをする」ということ。

そして何より、「志を持つ」ということを学びました。

あなたが新潟で歩んだ3年半は
ヒーローズファームの誕生の物語でした。

この春。
僕たちはまた、次のステージへと進みます。

「あなたのおかげで」
とみんなが思っています。

ありがとう。
そして、また次の旅へ。  

Posted by ニシダタクジ at 07:55Comments(0)

2013年03月17日

感性は何年先を行っているか?

自分の感性は、自分の脳よりも先を行っている。

だから、自分が感じていること、
感じたことで行動していることを
他人に説明するのは難しい。

20代の時は、そんな感じ。
いや、いくつになっても、おそらくはそうだ。
感性のほうが先に行っている。

どうしてあのとき、
そんな行動を真剣にやっていたのか?
感性がそう言ったから。
それ以外にない。
「説明責任」を他人に果たそうとすればするほどつらくなる。

自分の感性を説明しようと努力することは必要なのかもしれないが、
大切なのは、目に見えない何かだったりする。

感性を大切に行動することだと僕は思う。

いつか、説明できるときが来るかもしれない。
そして、それは10年後、なのかもしれない。

まきどき村の人生最高の朝ごはんが
説明できるようになったのは、
5年くらい経ってからだったように思う。

さあ。
次は塾です。

本日、吉田松陰朝活、いってまいります。
小伝馬町⇒世田谷松陰神社というコースです。  

Posted by ニシダタクジ at 06:08Comments(0)日記

2013年03月16日

天職を感じる瞬間

天職という職業のカテゴリーがあるのではなく
天職だと思える瞬間があるだけだ。
そんなことを改めて感じたインターンシップ最終日。

場の空気感が一瞬にして変わった。

個人の振り返りから、
チームメイトへの感謝のフィードバック
を書いてもらったとき。

ああ。
これだからやめられない。
って思った。

人生が変わるインターンシップしかやりたくない。
スキルがアップするだけ、経験が積み重なるだけの
インターンシップには大して意味がない。

そんなことを改めて感じた、
最終日でした。
万代橋から見る景色がとてもきれいに見えました。
ありがとうございました。

  

Posted by ニシダタクジ at 06:40Comments(0)日記

2013年03月15日

「場」のチカラで学問ができないか?

新しい塾、ランチミーティング。
粟島での修学旅行についての意見交換をしていました。

「不登校の生徒」と対象を明確に表記すると、
その精神的な状況に差があるので、
合宿などをしたときに、食事や夜寝るときのプレッシャーなどの
問題が出てくる。

僕らはその部分に関しては、
完全に素人だから、
その領域で子どもを支援することは難しい。

しかし。
僕らは不登校生徒専門の塾の領域でやっていこうとしている
わけではないのだから、
そこを全部、対応しようという選択をとることができない。

僕らが支援できるのは、
学校に行っているけどどうも馴染めない。
だったり
いわゆる「不登校気味」の生徒さん達だ。

そして、彼らに提供するのは、
「学問の場」であると同時に
「コミュニティの場」、つまり、坂口恭平さん風に言えば、
「放課後社会」のひとつのカタチだ。

先生ひとりひとりの資質、ではなく、
「場」の持つチカラで学ぶ意欲が湧いてくるような
塾ができないか?

という出発点。
そこには、本屋さんも必要なのだ。
(もしかしたら古本屋さんでもいいのかもしれない。)

本屋さんに来る多様な人たちが
塾に来ている中学生高校生と出会う。

そして
広い意味での「学び」を通して、ひとりひとりが関わる。
そこから未来へのモチベーションが生まれてくる

そんな仮説。
そんな仮説を実現するための塾を始めようと思います。

どなたか、内野近辺に住んでいるの中学生高校生
をご存知でしたら、ご紹介ください。

そして、
本屋リニューアルのための寄附サムライ。
中学生高校生のための熱い古本を寄贈する贈本サムライ。

熱く、熱く募集しています。
一口1,000円のご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。

https://faavo.jp/niigata/project/49  

Posted by ニシダタクジ at 05:35Comments(0)日記

2013年03月14日

制度からではなく、気合から始まる

「仕組み」が必要だ。
「制度」を作らなきゃ。

と僕も思っていた。
「仕組み」がないから、動かない、と思っていた。

それはある程度、的を射ているのだろう。
しかし。

「仕組み」や「制度」があれば、
人が動くのか?

つまり、「制度」が「動機づけ」になるか?
という問いに対してはおそらくは、NOだ。

いや。
あるいは補助金助成金を出して、
そのジャンルでの活動の動機づけをするというのは
あり得るのかもしれない。

しかし、多くの場合、そう長くは続かないだろう。
お金の切れ目がモチベーションの切れ目となっていまう。

僕たちが本当に必要としているのは、
「制度」や「仕組み」ではなく、
「文化」そのものであると思う。

チャレンジを応援する文化。
失敗をチャレンジした証としてリスペクトする文化。
若者と大人がタッグを組んで未来を創造していくという文化。
企業やNPO、大学、行政などといった枠を越えて、それぞれが力を合わせて、取り組んでいくプロジェクト。

そんな文化を必要としているのだ。

だとしたら、
それは制度からは始まらない。

文化は突破からしか始まらないからだ。

「突破」する。
少数精鋭の同志たちと一点突破をしていくこと。

葛飾北斎が浮世絵をメジャーにしたように、
「好き」や「美しさ」を自分たちで突き詰めて、
それを「文化」と呼べるような高みまで持っていこう。

ツルハシブックスとは、ヒーローズファームとは、
そういう試みの舞台でありたい。

ツルハシブックス宣言 2013

1 ツルハシブックスはひとりひとりが本を通して運命の人とつながる場でありたい
1 ツルハシブックスはひとりひとりがじっくりと自らの人生を問い直す場でありたい
1 ツルハシブックスはひとりひとりがそれぞれの役割を気づくきっかけを与える場でありたい
1 ツルハシブックスはひとりひとりが旅立つときのお守りとなる本を発見する場でありたい
1 ツルハシブックスはひとりひとりから始まる文化創造の場でありたい

【シェア祈】
ツルハシブックス寄附サムライ、募集中です!
https://faavo.jp/niigata/project/49  

Posted by ニシダタクジ at 05:49Comments(2)思い

2013年03月13日

本屋さんという空間のチカラ

「空間に力がある」「場の持つチカラ」
なんていう表現をよく使う。

そう。
人は、「空間」や「場」によって、行動が変わってくるのだ。

学校と家庭と放課後の行動が違うのは、
周りにいる人のせいだけではない。
「空間」の持つ力。

そして、その「空間」は
ある程度、作ることができると思っている。

「人と人が出会い、新しいチャレンジが生まれる空間」

を作ろうと思ったら
そのように空間をデザインし、
スタッフの心構えを統一していく。

きっとそれは、
リッツカールトンがクレドで実践していることに近いものだ。
本屋さんには、「空間のチカラ」があると思う。

そこに置いてある本、1冊1冊に著者の「想い」が
詰まっているから。

そこに来るひとりひとりのお客さんのそれぞれの人生があり、
「今日、人生が変わる出会いがあるかもしれない」というワクワクを
背負ってきているから。

そんな本と人がクロスしていく空間。
「本屋にしか作れない空間」というのが
たしかに存在すると思うから。

2011年の3月20日にスタートして、
まだ2年しか経っていないけど、
「本屋という空間のチカラ」
をものすごく、感じています。

現在、ツルハシブックスは工事中。

1Fと2Fの壁と取り払い、
2Fのカフェ空間をつくり、
地下室はさらにワクワク空間に生まれ変わります。

大学生のみなさん「工事サムライ」が協力してくれ、
徐々にできてきました。


あと1週間。
ラストスパートです。
全国のみなさんの想いも届けてください。

改装費用の寄附サムライと
地下古本コーナーに置く、「人生を変えたこの1冊」
をメッセージ付きで募集しています。

みなさまの「想い」を詰め込んで、
3月20日、リニューアルオープンします!
ツルハシブックス3年目を
どうかよろしくお願いいたします。

【シェア願】
https://faavo.jp/niigata/project/49  

Posted by ニシダタクジ at 05:39Comments(0)

2013年03月12日

リアリティ

加藤嘉一・古市憲寿共著
「頼れない国でどう生きようか?」(PHP新書)

中国と日本で活躍する2人が書いた
これからの生き方、働き方。

もともと、古市さんが好きなんだけど、
これを読んでみました。

ラスト。
熱かったなあ。

加藤さんは愛国心といい
古市さんは愛着心という

~~~ここから引用

僕は、いまここに自分がいなかったかもしれない可能性について
よく考えるんです。
たまたま日本の大学に行けて、一緒に会社をやってくれる友人と出会えて、
たまたま今ここでこうして加藤さんと話をしている。
だけど、そのどれが欠けても僕はここにいない。
もし大学受験に失敗していたら?
もし大学に行かせるような経済的余裕が自分の親になかったら?

そのあり得た現実の中で、ここにいなかったかもしれない自分に対して
何ができるだろうと考える。それが翻って、同じ時代に生きている自分たちに
対する愛着心となる。

(中略)

自分のリアリティが及ぶ範囲ってすごく限られていますよね。
だから愛着していると言えるのはあくまで自分のリアリティが及ぶ範囲において。
今ここで想像する、自分がなり得たかもしれない存在の、
マキシマムとミニマムの二本線の間くらいにはリアリティが及ぶ。ただそれだけの話です。

豊かに生きていくためには、僕だけが幸せではたぶんダメで
僕が想像でき得る範囲で人は幸せであってほしい。
まわりの人が幸せではないと、僕自身も幸せになれない。
たとえば街中で人が倒れていたら嫌じゃないですか。
そんな社会には生きたくない。
それは自分のためにでもあり、結果的に誰かのためにもなり得る。

~~~ここまで引用

その古市さんの発言に対して
加藤さんが、それはオーナーシップ、当事者意識、だという。
それがなければ、金儲け以外のモチベーションは生まれないと。

ラストに来ていいなあ、この本。

「いかに生きるか?」
が問われる3.11以降。

自分は何をするのか?
そのリアリティが及ぶ範囲で何をするのか?
そして、その想像力を広げていくことが
成長、あるいは視野を広げる、ということなのかもしれないな。

想像力。
当事者意識。

僕のキーワードが2つ出てきて、ちょっとうれしかったのです。  

Posted by ニシダタクジ at 06:04Comments(0)