プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年09月04日

参加のデザインとしてのイナカレッジ

イナカレッジインターン中間研修




夜は集落の人たちと交流会




昨日、大学生のプロジェクト紹介とブラッシュアップの話を聞いていて、
イナカレッジは参加のデザインだと思った。

それってたぶん中越地震の時から、
いや、20年前からやろうとしていたこと。

参加型社会。
それをいかに作るか。
それはNPO法ができたときからのテーマであったと思う。

イナカレッジインターンには
地域の人たちが「参加」できる。

野菜を持って来たり、
話をかけにきたり。

自分がどうやって関わろうか?
という問いの中にいる。
大学生に何かしてやりたい。

それって地域づくりにおいては
まさに参加のデザインではないのか。

そういう見せ方もあるなあと思った。  

Posted by ニシダタクジ at 06:29Comments(0)イベント

2018年08月30日

やりたいことを決めることは価値を固定化すること



「やりたいことがわからない」の社会学&本の処方箋セミナー
と題して、仙台・ファイブブリッジ会議室で
ワカツクの渡辺一馬さんとトークしてきました。

この場所に初めてきた、
あるいはこういうイベントに初めてきた、っていう人がたくさん。
いやあ、これは、タイトルの勝利ですよ、一馬さん。

シナリオは特になかったのだけど、
最初に「本屋の青空」の話をして、
(予想しなかった本に出会えることが本屋の価値ではないか)

それはまちに通じるし、
この場所につくるライブラリーにも通じるよねえという話からスタート。

参加者は、「やりたいことはなんだろう?」と問いかけている大学生と
目標設定、達成だけの会社人生だとつらいといっている
社会人の人など、
まさにそういう人に来てほしい、みたいなのが来てくれた時間だった。

そしてそれは、
本人たちにとってみれば切実な課題なのだとということもあらためてわかった。

そして、学校というシステムが設定する(固定する)「価値」に対して、
それを信じているからこそつらいのだということが分かった。

昨日も話したけど、
「やりたいこと」や「将来の夢」を決めるのは激動の時代にナンセンスだと思うし、
それはもっと言えば、目標とか意志とかを設定し、そこに向かって全力で進むみたいな価値観が
揺らいできているのだと思うのだけど、

それはもっと機能的に説明すると、
「やりたいこと」とか「将来の夢」、「目標」とか「意志」の前には、
「価値」の固定化がある。

一定のもの(売上とか)に「価値」があると設定して、
そこに向かっていくこと。

そうだとすると、明治時代に学校ができて以来、
もっとも大きなコンセプトは「効率化」であっただろうと思う。

富国強兵、追いつけ、追い越せという
スローガンのもとに、急速な「近代化」を遂げた日本、
それを支えた教育。
そのベースには「効率化」がある。

学校では夢(目標)を設定し、
その目標に向かって効率化せよ、と求められる。

あなたはどこに行きたいんだ?
と問われ、そこに早く行くために、
どうしたらいいのだ?と問い詰められる。

ところが。
冒頭の話に戻るけど、それって楽しいのか?
っていうこと。

「本屋の青空」があるような本屋。
目的の本を忘れ、思ってもいなかった本を買ってしまうような、

街を歩いていて、
古めかしいおばちゃんがやっている定食屋で
おにぎりを買う、みたいな、
そんな「たまたま」を人は、人生は求めているのではないか。

「効率化」と「予測不可能性」は対立する。

「やりたいことがわからない」
素晴らしいじゃないかと思う。

とはいえ、
何かに打ち込んでないと不安になる、
それもひとつだろう。

昨日一馬さんとの結論は、
「小さなプロジェクトをやってみる」だった。
「価値」と「お客」を設定して、
小さなプロジェクトをやってみること。

そして振り返ること。
流動する「価値」をいったん固定し、やってみること。

そんな中から自分の「やりたいこと」の仮説ができて、
それを検証し続けること、なのかもしれない。

藤原奈央子ちゃんにも沖縄・糸満ぶりの再会だったけど、
彼女の人生がまさにそんな感じで楽しかった。

さて、仙台にもそんなことを伝えるライブラリーが
できたらいいなと思う。

また来ます。  

Posted by ニシダタクジ at 07:33Comments(0)イベント

2018年07月28日

「越境」と「コモンズデザイン」と「オープンマインド」

新潟お笑い集団NAMARAの江口歩さんと再会。


8月25日(土)に開催する
「まわしよみ新聞」陸奥賢さんとの
スペシャルトークイベント@ほんぽーとの打ち合わせ。

イベント概要はこちら

「まわしよみ新聞をつくろう」出版記念クロストーク

8月25日(土)@ほんぽーと(新潟市中央図書館)多目的ホール
17:30 開場
17:45 開始
19:15 終了
出演:陸奥賢×江口歩×西田卓司
参加費:1500円

また、その日の昼間には
「開発者の陸奥賢直伝!まわしよみ新聞@新潟」
を開発します。

8月25日(土)@東地区公民館304講義室
13:30 開場
14:00 まわしよみ新聞開始
16:00 終了・ほんぽーとへ移動
直伝:陸奥賢
参加費:1,000円

※学生は500円引きです。
※昼夜の通し参加は2,000円です。
※「まわしよみ新聞をつくろう」をすでに持っている方、その場でご購入の方も500円引きです。

「新聞を活用した教育」(NIE)としても、
全国各地で開催されている「まわしよみ新聞」。

僕も茨城大学の課外活動として何度かやってました。
コミュニケーション・デザインのツールとして、非常に魅力的です。

さて。
昨日、江口さんに陸奥さんの活動を紹介していて思ったことを。

まず、江口歩さんは、
「お笑い」「エンターテイメント」という切り口で、
「越境」してきた人。

教育、福祉、医療といった分野の境界を飛び越えて、
心理的なバリアやこれまでの常識を揺るがしてきた人、
そして、その射程は広いというか、
学校で普通に授業したり、大きなイベント会場でトークしたり、
とその活動場所は、「誰でも来れる」ような場所だ。

つまり江口さんは、「越境」というか、
「境界を溶かして」きた人だと言えるのかもしれない。

それに対して、
「コモンズデザイン」を提唱する陸奥さん。


(應典院秋田さんと)

コモンズとは、江戸時代で言えば、「入会(いりあい)地」のこと
たとえば、里山。

A村もB村もそこに隣接していて、
薪や山菜やきのこを取りに行く。
決してとりすぎない。
そして旅人が来たら、少し渡す。
そんなあいまいな「コモンズ」があった。

明治以降、「国民国家」をつくるプロセスの中で、
だんだんとそのあいまいさが失われていった。
と同時に、地域コミュニティを解体していった。

これからは地域ではなく、日本という国が、
ひとりひとりが「生き延びる」ための
サービスを提供するから、と。

廃藩置県もそうだし、
平成に入ってからもあった市町村の合併もあった。
地域コミュニティから人々切り離され、頼れるものがなくなった。

そして、「コミュニティ」の再構築が叫ばれるようになった。
「コミュニティデザイン」という言葉も生まれた。

しかし、「コミュニティだけでいいのか?」
と陸奥さんは言う。

「コミュニティ」はもともとは、
生き延びるための方法論だったから、
構成員をいかにして食わせるか。
というベースに立っている。

したがって、だんだんと閉鎖的になり、
慣習ができ、そこに従わない人は排除されるようになる。

僕のような「コミュニティ難民」はだんだんと居場所がなくなる。
そんな時に、「コモンズ」の出番だ。
コミュニティ同士のあいだにある共有地としての「コモンズ」。

そこには、コミュニティにはない「恵み」がある。

おそらくそれは、昔でいえば、食べ物などの自然資源
現代でいえば、知恵などの知的資源、あるいはプロジェクトなどの活動資源
なのかもしれないなと。

えっ。
それって本屋こそがなり得るんじゃないの?

ってすぐに「本屋」教の信者な僕は考えてしまう。(笑)

まあ、それはおいといて。

「コモンズデザイナー」の陸奥賢さんは、
さまざまな「オープンソース」を開発して、
「コモンズデザイン」を試みてきた。

その代表作が「まわしよみ新聞」だ
http://www.mawashiyomishinbun.info/

その他にも
当事者研究スゴロク
https://tk-sugoroku.jimdo.com/


直観読みブックマーカー
http://tyokkannyomibookmarker.info/
などを新潟では開催してきた。

最近では銭湯で短歌を詠む合コン、歌垣風呂が話題だ。

僕は、陸奥さんの活動の魅力は、「オープンマインド」、
つまり、気がつかないうちに心を開いている、ということだと思う。
「心を開く」というのは、言葉でいうほど簡単ではない。

でも、「まわしよみ新聞」をやって人ならわかると思うけど、
新聞を切り抜いて、なぜその新聞を切り抜いたのか?
をみんなが語り、かつその記事をみんなで体を動かしながら
1枚の壁新聞につくり上げていくというアクティビティの中で
気がついたら「心が開いていく」のだ。

今回、著書「まわしよみ新聞をつくろう」(創元社)
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=3876
の発売に合わせての出版記念キャラバンを新潟県内で行っている。
そのメインイベント@新潟市が8月25日の企画であり、
江口歩さんとのコラボだ。

「お笑い」「エンターテイメント」という切り口でさまざまな
ジャンルを越境してきた江口さん。

「コモンズデザイナー」として、
オープンソースなツールを作り続け、実践している陸奥さん。
それをコミュニティ難民な西田がクロストークでつないでいけたらいいなあと思います。

8月25日(土)、よろしくお願いします。
前日は内野で何かやっている、かも。  

Posted by ニシダタクジ at 06:06Comments(0)イベント

2018年06月24日

「確かなもの」と「不確かなもの」











福岡県福津市津屋崎
「なまことかえるライブラリー」発足の会でした。

「暮らしの問屋」店主の古橋さんと、
「コメタク」のさくらさんと
「おでんや」のるみさんと
「ながしのこたつ」ののぞみさん。

キーワードは「余白」だったかな。
あと、本の「旬」の話。

~~~以下メモ

「暮らしの問屋」
子どもが生まれると問いが生まれ、問いが始まる。
駅徒歩何分とかではなく、暮らしに問いを持つということ。

図書喫茶なまこ
なまこがなぜなまこなのか?
津屋崎では嵐のあと、海岸になまこが落ちている(打ち上げられている)

お気に入りの本だったら読んでみたくなる。
本を通して、人を好きになる。
人を好きなると、まちを好きになる。
まちを好きになると、暮らしたくなる。

なまこは見た目はよくないかもしれないけど、
中身はおいしい。

その瞬間、読む本。
ひとそれぞれ「旬」(タイミング)がある。
価値が流動していることを体現する場=本棚

「日々の家~たねの木」
本で地域が見える。
体を動かしながら「余白」をつくる

コメタク:米を炊くことで「余白」ができる。

のせるみさん:「間」について調べたいから休学した。

おでん屋台:「屋台」は「内」でも「外」でもない。
あいまいさ。ふところが深い。自由。

ながしのこたつ:こたつが突然あって、コミュニケーションがはじまる。

「一期一会」の瞬間。

おじいちゃん
「おでんを売っているけど、おでんを売っているわけではない」
おばあちゃん
「いやいや、うちはおでん屋さんなんです。」

確かなものと不確かなもの。
それが共存している場。
日常に「温度」や「色」がつくこと。

「交流できる」と「交流しなければならない」のちがい
「交流」を目的としない場

おでんが食べ物だからいい。
内と外があいまいであること。
共有地、共有物。

~~~ここまでメモ

期せずして、3人娘の表現している「場」が
「余白」というキーワードでつながる。

たぶん、「日々の家~たねの木」っていうこの場所も、
ここに来る人たちの「余白」になっていくのだろう。

「なまことかえるライブラリー」は、
そんな精神的な余白をつくっていければいいと思った。

だから、こんな場所に置きたい本、
誰かに届けたい本を。

そしてそれが、「かえる券」を通じて、
中学生高校生に渡っていくような、
そんな場になったらいい。

「食」や「畑」、「海」や「海産物」、そして本。

たくさんの「余白」ツールがこの町にはある。

そんなものがたくさん集まるような、
確かなものと不確かなものが共存しているような、
そんな「場」になっていくのだろう。

そんな「場」づくりに参画できることが
とってもうれしくて、
ああ、新潟から津屋崎に車で来てよかったなあと思う。

古橋さん、ありがとうございます。  

Posted by ニシダタクジ at 07:57Comments(0)イベント

2018年03月26日

「コミュニティ」と「プロジェクト」のあいだ

八戸・デーリー東北新聞社で
「偶然が起こる場のつくり方」
というテーマでイベントを行いました。

まず第1部はまわしよみ新聞。
木曜日に陸奥さんに直伝してもらった
まわしよみ新聞を実践しました。
陸奥さんのようなゆるい司会できなかったな~。

後半のテーマは
偶然が起こる場のつくり方。

ツルハシブックスやハックツの事例を出しながら、
八戸のまちに必要なメディアとしての場
について検討した。

高校生とか若い人にもっと何かやってほしいという
思いは、多くの大人の中にあるようだった。

そういうまちって
きっとあるのだろうな。

若者が何かに出会ったり、
何かを始めたりするプラットフォームをつくる
そういう機能を果たすのが、
駅やバスターミナルの近くの本屋であるのかもしれない。

そういうのを部活感覚でできないか、
というのが、僕のイメージ。

ツルハシブックスにも屋台があったけど、
そういう小さなチャレンジが連鎖するような、
そういう場をつくること、かなと。

「本」っていうのは、
コミュニケーション・ツールとして、
非常に有効であると思う。

僕は「本屋」そのものがメディアであると思っているし、
ヴィレッジヴァンガード郡山アティ店の店長に言われた
「郡山にカフェを作ろうと思っているんです」
という一言こそが僕を本屋に導いたと思っている。

「偶然」が起こり、「運命」的に出会い、
「プロジェクト」に参加する。

この「プロジェクト」という
考え方も重要だと思う。

「プロジェクト」の定義は
新たな価値を創造するための有期性の業務
のこと。

「新たな価値」「創造する」「期限のある」
これがキーワード

「プロジェクト」と「コミュニティ」は目的が違うのだ。
コミュニティは、どちらかというと、居場所機能を果たし、
長く続いていくことが大切だ。

たぶん。
この2つをうまく組み合わせていくというか、
そういう場所をつくること。

コミュニティになりきらない、
プロジェクトのようなドライな関係だけでもない、

そんな関係性が地元にあったら、
高校生たちにとっての「ふるさと」をつくれるのではないか。

川喜田二郎が著書「創造性とは何か」(洋伝社新書)で
ふるさと定義している。

「ふるさと」とは、子どもから大人になる途中で、
子どもながらに全力傾注で創造的行為を行ない、
それをいくつか達成した、そういう達成体験が累積した場所だから、
「ふるさと」になったのだということである。

ベクトルの矢印は「過去←」ではなく
「→未来」という矢印が累積したところが
いつまでも離れがたいふるさとになったということである。

そう。
だから、若者が地方に帰ってこない、と嘆くだけでなく、

若者にとって全力傾注できる「創造的行為」の場を
つくっていくことが地域のカギになる。
そのうち、わかりやすいのがアートの領域だろう。

でも、僕はビジネスの領域でもそれは可能だと思う。
たとえば、八戸の有名な館鼻岸壁朝市に店を出店してみるとか。

そういうやつ。
そんな「プロジェクト」が始まる場所、
それを本屋ができるのではないかと思っている。

さてさて。
僕も新潟でそんな場所をつくろうと思う。

また来ます、八戸。  

Posted by ニシダタクジ at 06:50Comments(0)イベント

2018年03月24日

人生を「個人戦」から「チーム戦」にする

話題の「喫茶ランドリー」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000030634.html

1階づくりはまちづくりという
株式会社グランドレベル(名前がいい)が企画。
ランドリーを地域の核に置いている。

昨日は、コクリエドリンクス
テーマは「パラレルキャリア」。
株式会社えぽっくの若松さんの
パラレルキャリアの話から。

若松さんは研究者を志して大学に進学したが、
何年かかるかわからない研究をするよりも
目の前の現実を変えたい、とビジネスの分野に
飛び込むことにする。

新卒の時の会社選びの視点は、
・創業5年以内
・社員50人以内
・市場が伸びている

ということで
マーケティング会社に入る。

そして、NPO法人ETIC.が提供する
地域を舞台に若手社会人が研修するプログラムなど
さまざまなことを仕事と並行しながら行う。

のち、人材育成の分野に興味を持って転職。

人生100年時代
就業期間>産業寿命
複数のコミュニティ
スキルのかけ合わせ

など、パラレルキャリアが必要な理由を語った。

いま、株式会社えぽっくでは、
「パラレルプロジェクト」という新規事業を
立ち上げ中で、そこには僕も参画している。

後半のワークショップは、
実際に「パラレルプロジェクト」を考えてみる
というワークを行った。

お題はクリーニング専科という
クリーニング店が展開するコインランドリー事業の企画。

大学の近くにあるコインランドリーを
どのように魅力化するか。
4チームに分かれて検討した。

ポイントは、「価値は何か?」というところ。
当然、そこには
「顧客はだれか?」という問いが含まれているのだけど。

ただ単にブレストをして、
アイデアを出して終わりにするのではなくて、
その企画の価値はなにか?問いかける。

プレゼンタイム。
ビックリするような企画がたくさん出た。

印象に残ったのは、
「大学2年生をターゲットにする」
という企画と「卓球台付ランドリー」
かな。

みんなランドリーで誰かと出会い
仲良くなるような企画を提案していた。

そう。
コインランドリーは地域のプラットフォームになりうる。

そんな予感がした。
高齢化した田舎こそ、もしかしたら
コインランドリーが地域の核になるのかもしれないなと。

そこに小さなスーパー(コンビニ)
などがあったり、お茶を飲み、休憩できる場所がある
とすれば、そこが地域の核になるし、
うまくいけば、運営自体を自治会がやるというのも
ありえなくないと思った。

あと、大学2年生でサークルに入っていない人を
ターゲットにしたイベントは面白いかもしれないなと思った。

卓球付きランドリーはめちゃ面白かった。
夜はバーになって、秘密の扉を開けて入る
っていうのもよかった。

こうやって、キカクカイギするのって
楽しいよなあって思った。

昨日も就活についての話になったけど、
やっぱり根本的に、人生というかキャリアを「個人戦」で
考えるのはちょっと違うような気がするんだよね

昨日みたいにワークショップすれば、
アイデアがどんどん出てくるのだから、
もっとチーム戦で考えたらいい。

個人ひとりでやる仕事なんて
ほとんどないのだから。

そんな文化をつくる意味も
「パラレルプロジェクト」にはあるのかもしれないなと
思った。

※パラレルプロジェクトでは、参画者を募集しています。
お問い合わせください。  

Posted by ニシダタクジ at 09:10Comments(0)イベント

2018年03月22日

最終講義



イベント「最終講義」でした。
佐川さん、深谷さん、お寿司差し入れ
ありがとうございました。
楽しいトークイベントになりました。

深谷さんから冊子を1冊いただきました。
吉田松陰先生の「水戸留学」の詳細が書いてあります。

今朝はそんな冊子を読みながら電車にのってきました。

「水戸留学」で学んだことはたくさんあるのだけど、
これから作っていきたいのは、

「学びあいの仕組みづくりで希望を生む」
っていうのを基本に、
問いを投げかけていきたいなと。

昨日もキーワードになった
「他者評価の檻を脱出する」
っていうこと。

質問で出た、
自己評価と他者評価についてのコメントが
なかなか考えさせられて。

自己評価と他者評価を対立概念で
考えないことっていう話が印象に残った。
他者評価は自己評価のひとつの指標にすぎないっていうこと

あとは、そもそも「評価」っていう言葉が
しっくりこない、みたいな。
たしかに、そうかもね。

「評価」っていうのは、
「価値」を生み出したのか?
によって測られるものだと思うし、

その「価値」は、
「経済的価値(つまりお金)」だったり、「動員数」だったり、
あるいは「他者から褒められる」っていうことなんですよ。

で、その多くが、「一元化」されているってういうのが
「学校的価値」なんだよね、きっと。

だから、「他者評価の檻を脱出する」というのは、
「学校的価値」を相対化するというか、
「そういうのもあるよね」的に見られるかどうか、なのではないかなと思う。

僕がそんなことを考えているときに思ったのは、
「就職」とか、「就活」とかって
「旅」や「読書」と同じく、学びの場、機会の選択に過ぎない
っていうこと。

だから、もっと、
フラットに、就職について考えて、就活をできたらいいなあと思う。

「就職」をもっと、
「パートナーシップ契約」にしていかないといけないと思う。
ひとまず数年、会社とパートナーシップ契約を結ぶ。
そこは全力でコミットします、みたいな。
そんなふうな文化をつくっていけたらいいなと思う。

「パートナーシップ」こそが
足し算ではなく、掛け算を生んでいく。
その先に「価値」があると僕は思っている。

そんな「価値」を共に
問いかけられる仲間と仕事がしたいなと思う。  

Posted by ニシダタクジ at 07:55Comments(0)イベント

2018年02月06日

勘違いから始まる「物語」のチカラ



2日金曜日はセンジュ出版@千住
3日土曜日はきっさこ@神保町

で本屋をつくった「とっくん」こと
むらまつくんと一緒に語った。
なんか、感覚的に近い感じ。

感性というか、
つくろうとしている社会が近いような気がする。

金曜日のキーワードは、
「違和感」と「危機感」と「使命感」

そうそう。
それだわ。

「違和感」から学びが始まり、
「危機感」から何かを考え、
「使命感」から行動する。

この〇〇感って全部勘違いだよね。
フィクションなんだよね。
仮説なんです。

でも、人を動かすのは、「物語の力」
なのだから、それでいいんだって。

土曜日のキーワードは、
「居場所」と「場」

「場」の空気をいかに作り、入れ替えていくか。
そのときの本の持つチカラとか、非言語コミュニケーションとか。
そんな話。

「場」のチカラを失わないようにするには、
常に新しい人が入ってくる仕組みをつくる。
たとえば、ゲストハウスであったりとか。
新刊書店であったりとか。

ライブラリーの危険は、
本が入れ替わらないこと=空気が入れ替わらないこと。

あとは、イベントとかやるときに、
facebookで告知するリスクについて、とか。

http://hero.niiblo.jp/e486514.html
(facebookの告知が「顧客」に届かない理由17.12.13)

そのソリューションとして、
「年齢制限」っていう方法があったなと。
ベントを、29歳以下に制限する。
っていうもの。

そうすれば、フェイスブック界隈にいる暇なおじさん
は来れないからね、物理的に。
それはありかもしれないなと。

イベントだからといって、
広く全員を対象にしなくてもいいな、というか。
対象をもっと明確にしたほうがいいなと。

昔はさ、イベントやるには、
チラシ(あるいはメール告知分)
つくんなきゃいけなかったから、

それを目に留めるために
「こんなあなたにオススメです」って
ちゃんと書いていたように思う。

それがフェイスブックになってから、
あいまいでもイベント立てられるようになったりとか。
そういうことってあるかもしれないな。

あとは、「場」について。
「居場所」になるのを防ぎ、
「場」が力を保つためには、

そこは、「集まる場所」だけではなくて、
「始まる場所」でなければならないのではないか。
っていうこと。

「始まる」っていうのは、
単なるアクションではなくて、
プロジェクトが始まる場所だったりするといいのだろうな、と。

だからさ、やっぱり
「屋台のある本屋 新城劇場」とか
塩尻図書館で企画していた「屋台のある図書館」
とかってそれを端的に言い切っているのがいいなと
思うんだよね。

それ、やっぱりやりたくなってくるわ。

もう一度、駄菓子屋楽校、読み直そうかな。
http://hero.niiblo.jp/e484598.html
(「学校」という輸入されたプラント 17.4.26)

僕がやりたいのは、
「プロジェクトが始まる場」で、
それは本屋だったり、図書館だったり、小さなライブラリーだったり
するのだろうね。  

Posted by ニシダタクジ at 08:26Comments(0)イベント

2018年01月29日

「仕組まれていない」場

国分寺・胡桃堂喫茶店にて、
「カフェから時代は創られる」著者飯田美樹さんのトーク。


パリのカフェに天才が集まったのか、
それとも、パリのカフェが天才を生んだのか?
という興味深い問いを問いかける飯田さん。

こちらはウェブ
https://comptoir-miki.jimdo.com/

大学の時に
活動していたエコリーグから、カフェ研究へ。

「社会を変える」のは
イベントや行事ではなく、日々の何かではないのか?
そんな問いからカフェ研究が始まった。
「人が集まる場」の大切さをあらためて思った。
そしてカフェの魅力についても、あらためて。

昨日中心となっていたのは、
「インフォーマル・パブリック・ライフ」というもの。
京都のニュータウンで子育てをしていた
飯田さんには、その時間がなくて、とても苦しかったのだという。

公園をぶらぶらしたり、
何を買うわけでもないけど、町を歩いたり、
そういう時間というか暮らしが人には必要なんだ。

それを影山さんは
「仕組まれていない」場と呼んだ。
僕風に言えば、目的を外した場、かな。

目的なく、まちを歩くこと。
たまたま、誰かに出会うこと。
きっそそういう「予測不可能性」が
人にとっては大切なんだろうなと思う。

あらためて、
「目的・目標を持つ」というのはどういうことなのかなと。
「目標」というのは、「予測した未来」であるかもしれない。
たぶん、それだけだと面白くないのかもしれないね。

「計画と無計画のあいだ」
的な何かが人生には必要なのかもしれないね。

本屋もきっとそういう場所だ。  

Posted by ニシダタクジ at 08:24Comments(0)イベント

2018年01月14日

「主人公になる」本屋という場をつくる

山形市・郁文堂書店でイベント





本の処方箋もやりました。


そしてオーナーの原田さんの
手作りの漬物と煮卵。
日本酒飲みたくなった。(笑)







僕は昨年9月、東北ツアー中に郁文堂に立ち寄り、
原田さんに会うことができた。

そして今回、
郁文堂書店プロジェクトをすすめてきた
追沼さん、芳賀さんに会いにやってきたのだった。

郁文堂書店復活プロジェクト。
それはかつての「郁文堂サロン(本屋サロン)」の復活だった。
山形市七日町、山形市の中心部に位置するこの場所は、
役所も近くにあり、たくさんの人たちが交わる交差点だった。

そんな中にあった、郁文堂書店。
現オーナーの原田伸子さんに聞くと、
そこは昔、サロンのようだったという。
サロン、それは情報交換の場。
「生きた」情報が飛び交う場だった。

東北芸術工科大学の当時3年生だった追沼さんと芳賀さんは
この物件に出会った。
斉藤茂吉や司馬遼太郎、井上ひさしも訪れたこの場所は、
すでに閉じてから10年以上の月日が流れていた。

山形ビエンナーレに合わせて、
1日だけのイベントを開催。
100名以上の来場者が集まり、
そこから郁文堂は再生へと歩き始める。

クラウドファンディングで資金を調達し、
「知識の本棚」などを開設した。

僕が9月に行って、
一番びっくりしたのは、
原田さんがそこにいたことだった。

「商売はよ、ここ、ハートだがんな」(2017.9.25)
http://hero.niiblo.jp/e485890.html

原田さんは
その場にいた全員分のお茶を入れ、
おしぼりを出してくれた。
そして、漬物も。

「何十年も前から、そうやってやってきた」
って笑った。

衝撃だった。
それまでの僕は、
「リノベーション」って、古い建物の雰囲気を生かしつつ、
いまの時代に合わせて新しくつくりかえることだと思っていた。

そうじゃない。

リノベーションは、その土地や場所に息づく継ぎたい何か、を
どのように継いでいくかの方法論として改築や新しく何かをつくること
なんだって思った。

郁文堂書店プロジェクトが継ぎたいもの、残したいものは
「郁文堂サロン」と呼ばれていた文化だった。

昨日、原田さんが言っていた。

「ここにくれば、誰かに会える」
と言って人は来たのだという。

えっ。それって、2014年2月のソトコトで
ツルハシブックス店員だった野島萌子が言った言葉だ。

そっか。
本屋っていうのは、そういう空間なんだ。

偶然性というか、予測不可能性というか、
そういうのを求めて、人は本屋に足を運んだんだ。
本との出会い、だけではなく、
それと同じくらいの人との出会いが
郁文堂サロンにはあったのだ。

ツルハシブックスのキャッチコピーは、
「気がついたら私も、本屋という舞台の、共演者になっていました」だ。
(少し長い)

郁文堂サロンもきっとそんな機能だったのだと思うとうれしくなってきた。

そして、電車の中で読んできたこの本とリンクしてるなあって。

「コト消費の嘘」(川上徹也 角川新書)

おととい、水戸で川上さんのトークイベントがあり、購入。



この本がめちゃめちゃ問いに詰まっていて、
ドキドキしながら読み進めたら、
昨日の山形行きの電車の中で読み終わってしまった。

柴咲コウさん風に言えば、
「頷きながら、一気に読みました」となる。
(某映画化されたミリオンセラー小説のマネ)

モノではなく、コトを。
外国人観光客に、コト消費を。
それ、本当に継続した売り上げにつながってますか?
って。

コト消費ではなく、
コトとモノがつながったコトモノ消費へ
もっと言えば、人にフォーカスした「モノガタリ消費」へ

川上さんって、「ストーリーブランディング」を売っているというより、
「あなたの物語はなんですか?」っていう問いを売っているんだなって。
素敵な仕事だ。

川上さんによれば、ストーリーブランディングの手順は以下の通りだ。
1 ヒストリーを聞き出す。(会社・個人)
2 ビジョンとキャラクター設定を考える
3 川上コピー(旗印)を決める
4 三本の矢(志・独自化・エピソード)
5 川中・川下の言葉やアイデアを出す
6 川上コピーを発表する
7 社内浸透と社外アピール

ここでポイントは3の「川上コピー(旗印)」を決めるということころ。

川上さんは、
「過去」と「未来」を融合して旗印を掲げ物語の主人公になる。
と説明する。

過去のストーリーと未来のビジョン、そしてキャラ設定。

会社も、個人も、商品も、「主人公」化するということ。
ここが本書の大きなポイントだと思った。

このあと本書では、台湾の宮原眼科というお菓子屋さんの事例が
出てくるが、これが圧倒的にすごい。
建物、お客さん、従業員、商品、最後に企業を
主人公にしながら、お菓子を売っている。

これは、昨日の郁文堂書店にも当てはまる。
建物や、原田さんや、原田さんがつくってきた
郁文堂サロンの物語が人を惹きつけている。

そして、この文にシビれた。

「物語の主人公になって商売をする」と一度決めたら、ゴールはありません。
あなたのお店が主人公であり続けるには、
常に「未来のビジョン」に向かって進んでいく姿を、
観客(顧客・見込み客・消費者)に見せ続ける必要があるからです。

いいな、そうそう。
そんな商売をしていかないとね。
お客と高めあえるようなお店をつくること。
それが商売の醍醐味だよなあって思った。

そして、昨日もイベント前にやっていた、
本の処方箋でも、人生に悩む人たちが集まってきていた。

「ここに来れば誰かに会える」
それがサロンの役割だったのではないか。

そして、その「出会い」が起こったとき、
人生が動き始める。

それは、その人が人生の「主人公」へと
変わった瞬間なのではないのか。

本来、人は、人生の主人公だ。
日々を過ごしていると、それを忘れてしまう。

本屋での本との出会い、人との出会いが、
人生を少し動かす。

いや、気がつかないうちに、
人生が動いている。

たぶん、本屋が提供する「機会」は、
そういう機会なのだろう。

気がついたら、人生が動いていた。
気がついたら、共演者になっていた。
それは、その人が人生の主人公になる瞬間、

山形・郁文堂書店が売っているもの、
僕がツルハシブックスで売りたいものは、
そんな瞬間なのかもしれない。  

Posted by ニシダタクジ at 08:52Comments(0)イベント

2017年11月26日

ベルギービールを愛するということ



名古屋女子ビール部の復活イベント。
日本におけるベルギービールの第一人者である
三輪一記さんのトークからスタート
一般財団法人日本ベルギービールプロフェッショナル協会代表理事
ベルギーは九州と同じくらいの面積に1000万人が暮らしている。
なんと、1600種類のベルギービールがあるのだという。

ワイン以上の多様性があって、
熟成することでまた味わいが変わり、
開ける瞬間、飲む瞬間、楽しみが広がるのだという。

昨日は8名の参加者と
数年前まで活動していた名古屋女子ビール部についてと
2階にあるライブラリーの活用法について、話をしました。

いちばん盛り上がったのは、
ベルギービールの絵本をつくる、というもの。
三輪さんがベルギーで出会ってきた作り手の物語を
ちょっとずつ絵本にしていくこと。

ひとつは、
・酔った段階では、活字の本はなかなか読めない。
そして、
・作り手の物語を知りたい。
さらに、
・絵本であれば、みんなで読める。

そういうコミュニケーション・ツールとしての
本づくりをするのはいいかもしれない。


「ソムリエール」っていうマンガがある。
(著:城アラキ、イラスト:松井 勝法 集英社 2007年第1巻発売)

このマンガでは、作り手の物語がつづられている。
北海道で無農薬で作り続けている兄弟の話とか。
ラベルからは伝わってこない作り手の物語、思いに触れると、
そのワインを飲むときに、心が旅をするんだ。

そういえば、今回誘ってくれた
名古屋女子ビール部のプロデューサーの
本間さんが最初に言っていた。

「ベルギービールを飲むと、
ベルギーを旅しているような気持ちになる」
旅ができるビールなんだ、ベルギービールは。

で、今回のイベント企画がなぜ起こったのかというと、
新潟で本間さんと話していて、

ベルギービール屋さんの2Fに本棚があって、
そこでライブラリーをつくる、みたいな話で、
そのときにピンと来たのは。

ひとり飲みできる女子は、(男子もだけど)
精神的に自立した人が多いような気がする。(僕の統計上)

そういう人たちが、
ビールと本をきっかけに出会ったりしたら
楽しいのではないかなと思ったのです。

で、実際に昼間からビールを飲む、
名古屋女子ビール部っていう名称
に惹かれてやってきた女子が2名いたので、
それは意外に当たっていたのかもと。

そして、参加者のひとりが言っていたことで
印象的なことがひとつ。
「出会いが楽しいから1人で飲みに行く。」

なるほど。
酒場はお酒をみんなで飲むことで、
心が開いている状態をつくりやすい。
酔っ払いはみな、(精神的に)フラットになれる。
そういうことなのかもしれない。

「イノベーション」がどう起こるか。
これは、水曜日のフォーラム、
金曜日の信州大学の授業からのテーマでもあるのだけど。

多様性とフラットな関係性。
これがカギになるなと思った。

そういう意味では、
ベルギービールを飲みながら
語る場は、何かが起こりそうな気がする。

ひとつ詩が浮かんだ。

ベルギービールを愛するということ。
それは多様性を愛するということ。
作り手をリスペクトするということ。

酒場で飲む、を愛するということ。
それはフラットな関係性を愛するということ。
1回限りのいまこの瞬間を楽しむということ。
(2017.11.25 名古屋女子ビール部)

ベルギービールは、本に似ている。
そしてベルギービール屋は本屋に似ている、って思った。

本屋という空間は、
「人は多様でいいんだ」というメッセージを
本棚が発している空間だと僕は思う。

そしてそこで本と出会い、心が動かされる。
人と出会い、何か会話が生まれる。
そこから始まる物語がある。

本を通じると、人と人はフラットになる。
本屋での出会いは、その時限りの劇場のようになる。
それがツルハシブックスでやってきたことだった。

そうだとすると、ベルギービール×本って、
かなり面白いんじゃないか。

「集まる場」と「始まる場」
そんな場所になったらいいなと思いました。

僕にとっても素敵な気づきがありました。
またご一緒しましょう、本間ねーさん。  

Posted by ニシダタクジ at 08:27Comments(0)イベント

2017年09月02日

「精神の安定」と「思考の停止」

昨日は金沢の石引パブリックさんで
トークイベント「風の人と土の人のあいだ」
をやりました。

金沢大学の卒業生3名と
一般から参加3名
とにしでくんと僕。

あまりに盛り上がりすぎて
写真撮るの忘れました。

僕にとってハイライトは
宗教と会社の関係について。

会社が宗教の代わりをしていた、ということ。

宗教とは、精神の安定をもたらしてくれる。
会社は、終身雇用、福利厚生で
「精神の安定」を与えてくれた。

それはいまも同じかもしれない。
企業理念、仲間意識。

それは一部の人に精神の安定を
もたらしてくれるだろう。

しかし、いわゆる「コミュニティ難民」は違う。

属していること、中にいること
そのものに居心地の悪さを感じてしまう。

それは、精神の安定が苦手なのではなくて
精神の安定を得る方法が違うのだ。

複数のコミュニティに所属して、
それを渡り歩きながら、生きていくこと

福岡伸一先生的に言えば、
「動的平衡」がそこに成り立っていくのではないか。

そもそも、
「安定」は価値なのだろうか。
「安定」が価値になったのは、いつからか、
ひとまずは、弥生時代以降ではないか。

安定にはリスクがある。
それは「思考停止」リスクだ。

「安定」に包まれた中にいると、
その中に居続けることが価値となり、
(その外にいる自分を想像できなくなり)
思考が停止してしまうことはないだろうか。

それで、一生生きていければいいのだけど。

「そもそも、何が価値か?」
っていう問いかけを無くしてしまうと、
つらいのではないか。

特に、「コミュニティ難民」には
生きられないのではないか。

だから、過度に「精神の安定」を望まず、
「動的平衡」を生きていくのが、
これからの時代の歩き方なのではないか。

うーん。
楽しい気づきをもらった
金沢の夜でした。  

Posted by ニシダタクジ at 07:03Comments(0)イベント

2017年07月03日

「おむすび」が結ぶもの

7月2日(日)
「むすんでひらいて」@武蔵新城。

物語のある
お米、海苔、塩
をつかって、おむすびを
みんなでむすんで食べるイベント。

かなちゃんとさくらちゃんの企画。
高校生以下は参加無料。

高校生3人が参加してくれました。

まずは海苔の食べ比べから。
宮城県・東松島から有明海までの
最高級の海苔を食べ比べました。



その後、商店街でおかずや
おにぎりの具を買いものして、
炊き立てのごはんを「むすんで」食べます。

そんなことをしていたら中学生がやってきて
飛び入り。

中学生1名
高校生3名
大学生1名
(全員女性)

10代社会人1名
20代社会人1名
(2名とも男性)

が参加するイベントになりました。
感想としては、楽しかった、の一言。

おむすびの具を買いに行くとき、
武蔵新城のまちで行ったことがなかった
韓国料理屋さんを発見しました。

店主さんのとびっきりの笑顔がよかった。
あれを高校生と共有できたのが
よかったです。

スーパーで買うより、
個人のお店で買うほうが
「体験を共有」できるような気がした。

そして帰ってきてから、
海苔を選んで、おむすびを結ぶ
好きな具材やおかずと一緒に食べる。

ただ、それだけ。
ただ、それだけのイベントで
参加者みんながとっても仲良くなった
気がしました。

手を動かす。
味を感じる。

「おむすび」をむすんで食べる。
それだけで、何かが生まれるような気がする。
次は高校生が企画するおむすび会ができるかもしれません。  

Posted by ニシダタクジ at 08:14Comments(0)イベント

2017年07月02日

「居場所」と「生まれる場」を繰り返す

こめつぶ本屋営業のあと、
knsの主催イベントでした。

金曜日はメビック扇町で
堂野さんの場づくりの話。

これも面白かった。

ビジネスプランじゃないんだと。
関係性の質なんだと。

関係性の質⇒思考の質⇒行動の質⇒結果の質

この順番でいかないと。

結果を求めるあまり、
関係性が悪化して、思考の質が低下してるんじゃないの、
っていうこと。

大切なのは、誰とやるか?
その関係性なのだと。
昨日はKNSの「コミュニティスポット」
話題提供者として事例紹介した。
最後の主催者領家さんのコメントがよかった。

校門前で怪しいものを売っているおじさん。
そんなおじさんっていいなあと思った。

どうなってメシ食っているんだ、みたいなおじさんが
たくさん増えていくといいなあと思った。

昨日のハイライトは
やっぱり「居場所」不要論のところでしょうか。

本屋は静的な「居場所」になってはいけない。
動的な「何かが生まれる場」であることが大切だ。

いや、「居場所」と「生まれる場」が
そのときどきで入れ替わるような、
構成メンバーと新しく来たメンバーによって、

「一期一会」の瞬間がつくられるような、
そんな本屋さんをつくりたいと思った。

そしてそんな本屋さんこそが、
コミュニティ難民のための本屋さんに
なるのかもしれない。

それが一番面白かったところかな。

チューニングする⇒ふりかえりをする

それを繰り返して、場とチームはだんだんとできていく。  

Posted by ニシダタクジ at 08:43Comments(0)イベント

2016年08月07日

「わかりやすさ」という価値幻想


アルプスブックキャンプ@長野・木崎湖
今年も山と湖と本と音楽の祭典にいってきました。

出店場所がイベントブースの横だったので、
トークや音楽が聞こえて、とってもいい環境でした。

ツルハシブックスのコンテンツのひとつ、
「本の処方箋」は今年も大人気でした。

あれはあれで劇場だなあ。
ライブだなあと思いました。

あの瞬間にしか、あの空間でしか、
処方できない本があるんですよね。
そんなことを実感した1日でした。

やっぱり一番印象に残ったのは、
「わかりやすさの呪縛」についてかなあ。

自分の思っていることを
「わかりやすく」人に伝えること。

それができないとダメだと思っている。
そうしないと仲間が増えないと思っている。

でも。
それ、本当なのかなあ?

言語化できなくても、「一緒にやろうよ」
って言ってくれる人とやればいいんじゃないかな、と。
むしろ、そっちのほうが楽しいんじゃないか、と。

20歳の大学生が思っているほど、
実は「わかりやすさ」に価値なんてない。

だって、よく考えてみてください。

わかりやすい男子を好きになりますか?

少女マンガでも恋に落ちるのは、
いつも、普段はツッパっているのに、
校舎の裏で捨て犬にエサをやっていたりする男子ですよ。

ギャップ萌えというか、
ミステリアスな部分というか。
そういうのがいいんですよ。

「わかりやすさ」に価値があったのは、
実は工業社会だけだったんじゃないか、と僕は思っています。
あと、農業革命後の農業社会とか。

とにかく時間がなくて、
仕事がいっぱいで、考える余裕なんてないし、
均一なものを短期間に大量につくる必要があったから。

だから、
「わかりやすい」ことに価値があったのではないか。

「人口が増え続ける」という
特殊条件下にのみ、「わかりやすさ」は価値を持つ。

「先生はえらい」(内田樹 ちくまプリマー新書)にも
書いてあったけど、

かつて行われていた「沈黙交易」では、
そこにおかれた物品は、わかりにくいほど、価値があった。

なぜなら、そこにコミュニケーションが生まれるからだ。
「これはなんだ?」
「どうやって使うんだ?」
「どんないいことがあるんだ?」
とみんなで試行錯誤することに、大きな価値があった。

まあ、ようするに、みんなヒマだったんだよね。

でも、人類史からすれば、そうやってヒマな時代のほうが多くて、
だからこそ、「本当は地球のほうが回っているんじゃないか」とか、
「本来宗教はこうあるべきなんじゃないか」とか、
そういう話ができるんじゃないか。

いま。
産業革命後の工業社会から次のステージへと変化しつつあるのは
きっとみんなも自覚しているだろう。

そのとき。
おそらく、「わかりやすさ」に大した価値はないだろう。
そんな時代の過渡期を、ぼくたちは、20歳の大学生は、生きている。

わかりにくいこと。
言語化できないこと。

それでも、自分はそっちの方向だと思う。

そんな直感を大切にしていこう。
そしてそれでも進んでいこうと思う。

「まきどき村」やってよかったなあと
15年後になって、ようやく思える日が来るのですよ、きっとね。  

Posted by ニシダタクジ at 07:10Comments(0)イベント

2016年03月28日

17歳に贈りたい本と手紙

暗やみ本屋ハックツ@水戸芸術館
4月2日3日に開催。


26日27日は、その準備をしていました。
東京ハックツから駆けつけてくれた5名のみなさんと
川原くん、設営ありがとうございました。




本棚づくりワークショップで
段ボールに手書きのメッセージを書いて
設置します。

今回のテーマは「17歳に贈りたい本」
いま、17歳の高校生へ、
または17歳だった自分へ
贈りたい本を選んで寄贈します。

そして2日3日に暗やみでハックツされるのを待ちます。
ハックツされると、メールが届きます。

そんな企画。

本を通じて、手紙を届ける。
それが暗やみ本屋ハックツのコンセプトです。

寄贈本、お待ちしています。





  

Posted by ニシダタクジ at 06:16Comments(0)イベント

2016年03月11日

水戸藝術館で暗やみ本屋ハックツ開催

2016年4月2日3日
茨城県水戸市の水戸藝術館で、
「暗やみ本屋ハックツ」が開催されます。

水戸藝術館では、
毎年、高校生ウィークという
高校生が現代アートに触れる取り組みを20年前から
続けています。

今年も3月6日(日)にスタートしまして
約1か月の間、藝術館の中にカフェが開かれ、
高校生は無料で入場・利用することができます。
(一般の方は800円かかります)

そして!
昨年9月から東京都練馬区上石神井で
行っています「暗やみ本屋ハックツ」が
そちらに出店することになりました。

期間は4月2日3日
13:00~18:00
高校生は1冊100円で1冊だけ本を買うことができます。
(20代以上は1冊300円です)

そこで。
みなさまから本を募集しています。

17歳に贈りたい本。
17歳だった自分に届けたい本。

水戸藝術館か私まで、
受付票を記入して、お渡しください。

~~~以下告知文

17歳の「あなた」と17歳だった「わたし」に届けたい本、募集。
-暗やみ本屋ハックツ in 高校生ウィーク2016への寄贈本募集-
進路や恋愛、部活動などと向き合い、さまざまな葛藤を抱えていたあの頃。

かつて17歳だった自分自身に本を贈るとしたら、どんな本を選ぶのだろう。
そんなことを考えながら選んだ本が、バトンとなって別の若者に渡ったら、素敵だと思いませんか?
高校生ウィークに向けて、水戸芸術館で本の寄贈を受け付けております。
みなさまからの想いのこもった本とメッセージを、ぜひお待ちしています。

<本を寄贈する方法>
1 寄贈本を選ぶ
2 受付票に名前とメッセージを記入
3 水戸芸術館エントランスホールカウンターに持っていく
※寄贈本 受付締切:2016年4月2日(土)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
水戸芸術館
【開館時間】9:30~18:00
【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
【住所】〒310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8



  

Posted by ニシダタクジ at 03:51Comments(0)イベント

2016年01月10日

書き初めしていきませんか?

「書き初め」
なんだか、なつかしい響き。
昨日は、暗やみ本屋ハックツの営業日でした。

昨日から、ブックスタマの裏手にある
地域集会所の部屋を借りられることになり、
そちらをもうひとつの拠点として、
利用しています。

昨日の企画が「書き初め」。




中学生スタッフのちゆきちゃんをはじめ、
楽しんで書いていきました。

そして、ハックツにきたお客さんにも、
「書き初め、していきませんか?」
と聞くと、ほとんどの子はしていきました。

書き初めって
なんだかいいですよね。
1年の抱負を書く、みたいで。

日本人っぽいなあと。
(これ、教育の賜物でしょうか?)

その人の書く内容と文字そのものによって
その人のことがすごくわかるなあと。

ちなみに僕は
「グッドデザイン賞2016」をはじめ、
欲にまみれた書き初めをしましたとさ。

「書き初め」は、
コミュニケーション・デザインとして
非常に優れているなあと思いました。

世代を超えられる対話の場がそこにはありました。

企画してくれた原さん、ありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 08:47Comments(0)イベント

2014年07月14日

東京初開催!ガチャ本読書会

東京駅そばKITTE内の素敵な本屋
マルノウチリーディングスタイルでの
ガチャ本読書会が開催されました。

ツルハシ号に積み込まれる
ガチャ+HAKKUTSUのガチャ本。
中学生高校生に読ませたい本をテーマに
持ち寄っていただきました。


持ってきた本をプレゼンして、
なぜ中高生にオススメかを語り、


プレゼンしたことを手紙に書いて、


最後に集合写真を撮ります。

あっという間の2時間でした。

みなさんも
お近くで、ガチャ本読書会をやって、
ツルハシ号で中高生に届けませんか?

昨日、参加してくれた宮村さんが言っていたけど、
昨日は全員が初対面で、
緊張感があったのだけど、
中学生高校生への思いを語るうちに
なんだかホッとしたのと共感したので、だんだんと空気が変わっていきました。

そんな空気の変化、僕も感じました。
あらためて人をつなぐ本のチカラを感じました。

皆様、ありがとうございます。

全国からHAKKUTSU、そしてガチャ本への
寄贈をお待ちしています。

メッセージを添えて、
〒950-2112 新潟市西区内野町431番地2
ツルハシブックスまで送付ください。  

Posted by ニシダタクジ at 04:23Comments(0)イベント

2014年05月28日

紙媒体をつくる

ブログ、SNS全盛の時代。
コミュニケーションが短文のやり取りになりがち。

そんな中で
「紙媒体をつくる」というのは、
表現者として生きる出発点になるのかもしれない。

そういえば僕も
出発点は大学3年生の時の
新潟大学の学園祭で、
生ごみの処理方法の発表をした際に

「自然・環境・農業・そして夢」
というような小冊子を作った。

それは
発表にあった生ごみのたい肥化方法、
畜産における微生物資材の活用法
長野県の佐久市にいって見てきたコイによる除草などをまとめたもののほか、
環境問題についての僕の私的考察が入っていた。

その後も、
僕はエッセイを書いて、
B5サイズで8ページの小冊子を作り、
旅先で配り歩いていた。
シリーズは6作目まで発行したかと思う。

その後まきどき村の通信に移り、
今は何も発行していないのだけど。

このときに大切なのは、
「編集する」ということなのだと思う。

思ったことをただ右から左へ
発信していくのではなく、
自分の思いが伝わるように編集し、
外に出していくということが大切なのだ。

世の中は「編集」でできている。

紙媒体をつくるということは
編集の入り口に立つということ。

みなさんもやってみませんか?

6月7日
ナンダロウさん×いとぽん
フリーペーパーの作り方、開催します。
http://ameblo.jp/itoponn/entry-11859306816.html  

Posted by ニシダタクジ at 04:34Comments(0)イベント