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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年06月06日

好きになったもん勝ち

恋愛は
「好きになったほうが負け」
だと言われる。

しかし、人生は
「好きになったほうが勝ち」だ。

まず、好きになってしまうこと。
相手のことをもっと知りたいと思うこと。
そうすればいつか、届くかもしれないし、
届かなかったとしても、それが恋だから仕方ない。

そう。
人生は好きになったもん勝ちだ。

西区赤塚の
中原農園、中原重昭さん。

昨日、島崎さんの農家インタビューに同行して
久しぶりの再会。

やっぱり心の奥で描いている絵は、
僕と中原さんは同じ絵だと思いました。

畑を中心に人が集う場所。
「生活者の菜園」
僕も実現したいです。

ありがとうございました。
ソラマメ、ごちそうさまでした。

僕は中原さんが大好きです。

  

Posted by ニシダタクジ at 06:22Comments(0)日記

2012年06月05日

山崎亮さんの「まちの幸福論」が熱い

山崎亮さんの
「まちの幸福論」(NHK出版)
が熱かった。


「コミュニティデザイン」は
どちらかというとクールな感じで素晴らしかったが、
「まちの幸福論」は熱い、人間味溢れる山崎さんが垣間見える。

なぜ、まちは、コミュニティは衰退したのか。
人と人のつながりはなくなっていったのか?

裏表紙にも出ている一節

~~~ここから引用

コミュニティの活動、
言い換えれば、人と人とのつながりが
機能するまちの暮らしは、

住民ひとりひとりの
「やりたいこと」「できること」「求められること」が
組み合わさって実行されてこそ、はじめて実現できるのではないか。

「できること」を他者に委ね、「求められること」を拒否し、
「やりたいこと」だけに
時間と労力を費やす人々の生活からは、
成熟した豊かなコミュニティの姿を展望することはできない。

~~~ここまで引用

それだ!
って思った。

天職は「やりたいこと」の先にあるのではなく、
「やりたいこと」「できること」「求められること」の
重なった部分にあるのだと。

だから決して自分自身だけの問題ではなく、
関係性の中にしか、天職は存在しないのだ。

大学生はみんな、感性では分かってる。
「やりたいこと」の先に天職などないということを。

しかし、学校や親や様々な大人に、
「はやくやりたいことを見つけなさい。」
と急かされ、引き裂かれた世界に生きている。

「やりたいこと」
「できること」
「求められること」

大きな取り組みでなくていい。
たとえば、田舎の集落に言って、
ばあちゃんの畑を手伝うだけでいい。
ばあちゃんにはできない、力仕事があるから。

そんな小さな和をリアルな活動として
体感すること。

これがキャリア教育の出発点
なのではないだろうか。

そんな機会をたくさんつくっていくこと。
それが、田舎、中山間地、離島の役割なのではないだろうか。

山崎亮さん「まちの幸福論」、
ツルハシブックスで全力で仕入れ中です。

遠方の方は、
e-honサイトの会員登録から注文いただくと
ツルハシブックスの運営サポートにつながります。
よろしくお願いいたします。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SHOP48177  

Posted by ニシダタクジ at 07:35Comments(0)

2012年06月03日

第四の場所

「第三の場所」
スターバックスコーヒーのコンセプト。

家庭でも職場でもない
第三の場所を提供する。
これは現代人にとって、
非常に大切なことだった。

「時間を過ごす」ということを
あらためてクローズアップした。
だから、人はスタバに惹かれ、
そこで時間を過ごす。

それはかつて、
駄菓子屋が小学生に対して
果たしていた役割のようだ。

あるいは、
自分たちで山の中に作った
「秘密基地」かもしれない。

人はみな
サードプレイスを必要としていた。

ツルハシブックスの隣にある
某食堂は、オヤジたちのたまり場となっている。
きっと、聞き上手なんだろうと思う。

1日。
長岡市一之貝。
UNEHAUSでふたたび飲み会。


地域の人が集まり、酒を酌み交わした。
ビールのように日本酒を注がれるので、
かなり危険な飲み会だ。
僕は9時過ぎ、早々に撃沈した。

そして、朝、ツルハシブックスに戻ってくるため
4時半起きの4時50分出発。
すると、素晴らしい朝日に心奪われる。


「時間を過ごす」ということだけではない
何かが栃尾にはある。

そういえば、まきどき村のときから、
僕はそういうのを探していたのだと思う。
粟島もそうだ。

脈々と受け継がれる生活、文化、歴史。
そんなものを感じられる場所。

それが第四の場所。

先行きの見えない混迷の時代。
「われわれはどこから来て、どこへ行くのか?」

そのどこから来て、を教えてくれる、
感じられる空間。

それが第四の場所だ。

いま。
世の人たちが必要としているであろう第四の場所を
栃尾、粟島、そして巻で創っていける気がする。

幸せは、そこにすでにあるのだから。  

Posted by ニシダタクジ at 05:15Comments(0)日記

2012年06月01日

「価値」とは何か?

大学生向けのインターンシップのプログラムを
何のために作ってきたのか?

というと、
この問いのためだったように思う。

「価値」とは、何か?

その問い。

この問いがあるかないかで
人生は大きく変わってくる。

昨日、新潟やさいじく第2回
地元の誇り高き農家が作った野菜を
少し高いお金を出して買う人がいるとすると
その人たちが感じている「価値」とはなにか?

これから売っていこうとすると、
伝えていくべき価値とはなにか?
そんな問いだった。

僕は、コミュニティ価値、
そしてコミュニケーション価値。


「種をまく人」(ポールフライシュマン ツルハシで売ってます)を読んで、
農作業には、人と人をつなぐ力がある、
と強烈に思い、そんな農園をやりたいと思って、
まきどき村を発案した。

その10年後に赤塚の中原農園、中原さんの思い描く
「生活者の菜園」構想に感動して、
中原さんの野菜はどこの野菜より、美味しくなった。

農作業はコミュニティを生み、
飲食はコミュニケーションを生む。

コミュニティ再生がテーマだった僕には、
いちばんの方法だった。

「価値」とは、
尊敬と感謝が存在する野菜を買うということ

だと、僕は思っている。

「価値」とは何か?
「幸せ」とは何か?

という問いに挑んでいく習慣こそ、
人を人にしていくのではないだろうか。

その問いがあなたのアイデンティティを形作り、
問いへのアクションが周りに影響し、世の中を変えていく。

その問いを手に入れるのは、早いほうがいい。
アクションするのは、もっと早いほうがいい。  

Posted by ニシダタクジ at 07:10Comments(0)就職