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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年04月15日

まちとは、演劇なのだ

昨日に引き続き。
「戯曲は作品である」(岸井大輔)
より。

まちとは、演劇なのだ

やっぱり。
すごいタイミングで本の神様は
僕に本を届けてくれる。
いきなりシビれまくりだ。

特にここ。
122‐3ページ。

そうそう。
そうそう。

僕はこういう場所をつくりたかったし、つくりたいんだ。
と心の奥が揺さぶられる感覚を覚えた。

~~~以下引用

演劇は集団で創る。
全員が生き生きしていて、それぞれが自由で、同時に、
全体に独特の雰囲気があるものを見たいし創りたい。

孤独を真剣に生きている人々の飛翔と、
そこにいる全員を貫く空間の同居を見たくて、
それだけが見たくて僕は演劇をやっているのに、
出会うのは偶然だとしか思えない。

ところが10年前、
確実に常に自由と空間の両立を
成し遂げているものがあることに気がついて、
衝撃をうけた。まちである。

つまり、まちとは、演劇なのだ。

その生成の秘密を知りたくて、
劇場を離れ、まちをさまよい、創作を続けた。

その秘密はやっぱり、
各自が創造的であること、孤独を楽しむことにあると、
当たり前のことを思っている。
スケッチブックとクレヨンに集中する子供たちのように。

各自が創造的であることと
全員が一緒にすることが両立する方法の一つだ。

~~~ここまで引用

いいなあ。
これ、いいよ。

「これが、ツルハシブックスを設立した理由です。」

と僕が書いてもまったく違和感がない。

劇団員っていうのは、
そういう空間を実現する人たちのこと。

ツルハシブックス第4期劇団員の募集は今月30日まで。
http://www.tsuruhashibooks.com/gekidan.html

岸井大輔さんの本を買いたい。
という方の予約も受け付けます。
2500円+税です。

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Posted by ニシダタクジ at 07:44│Comments(0)
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