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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年08月13日

17歳に贈りたいマンガ

茨城県日立市の高校で
「ジブンハックツ」という企画が進んでいる。

高校生自ら商店街を訪ねて、
高校生に贈りたい本を集めてくる。

この「高校生に贈りたい本を1冊」というテーマは、なかなか深い。
双方の想像力が問われる。

自らが高校生の時に読んで感銘を受けた本を
オススメする場合もあるし、
「もっと早く読んでおけばよかった」
という本もあるし、
いま、よく売れていて、
高校生に読んでほしいなあと思う本もあると思う。

昨日、
「覇王伝説タケル」というマンガを読み直していた。

久しぶりに読んだら感動しちゃったよ。

ストーリーはいたってワンパターン。(笑)

裏切り続けて、恐怖政治を敷く
人を人とも思わない悪役と戦い、
信と義によって、仲間を増やし、
最終的には天下を取るというストーリー。

当時週刊少年マガジンで連載。
毎週それが楽しみで、コンビニで立ち読みした。

今回読んでみてのハイライトは
19巻の葵四迷が、
自分はニセモノのインチキ軍師
だと告白するところ。

それに対して、タケルは言い放つ。
ニセモノか本物かはどうだっていいと。
おれ自身がニセモノかもしれない、と。

「目の前にやらなきゃいけないことがあった時、
それが王の子であろうとなかろうと関係ねえじゃんか」
と。

いい。
これいい。
17歳に送りたいマンガだわ。

僕は当時きっと、
このマンガを読んで、
「使命」とか「志」とかを学んだ気がする。

他にも
「SHOGUN」と「沈黙の艦隊」
はまさにそんな本だったなあ。

17歳に贈りたいマンガ展、やってみようかなと思った。

それぞれの世代に、それぞれの人生を動かしたマンガがある。
それを集めるのっていいかもしれない。

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Posted by ニシダタクジ at 08:15│Comments(0)
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