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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年11月23日

「寄付」というコミュニケーション・ツール

寄付侍募集。

3年前。
ファンドレイジング業界に革命を起こした。
「寄付」という概念が変わった。
(と自分で言っているだけ。笑)

寄付がほしいのではない。
寄付するあなたがほしい。

この強烈なメッセージは
寄付者と被寄付者の関係性を変えた。

「寄付するよ」
「ありがとうございます」
という上下関係から、

「寄付侍になりたいんですけど」
「いや、君にはまだ早い。もう少し修行してから来い」
という対等な関係になった。
そこに「寄付」というコミュニケーションツールが誕生する。

参考:会員制オーナー本屋をつくる(2014.5.16)
http://hero.niiblo.jp/e416020.html

10月にイベントでお世話になった、
墨田区でヤッチャバという農家直売の朝市を運営する
松浦伸也さんにインスパイアされて、

ツルハシブックスの井上有紀ちゃんが
ついに「家賃フェス」という試みをスタートさせる。
ツルハシブックスの家賃の不足分を埋めるイベント。

ストレートに「家賃フェス」と言ったのは、
松浦さんから学んだ、
「なさけなさを公開していく」ということ。

本日、お客さんや地域の人から、
たくさんのものが集まって、バザーが開催される。
「寄付」というコミュニケーション・ツール

ほかにも、パエリアを作ってくれたり、
赤カブの漬物体験があったり盛りだくさんな1日。
「寄付」をどんどん面白くしちゃおうと
コミュニケーション・ツールに変えてしまおうと。
そんなイベント。

アートの役割は、問いを灯すこと。
デザインの役割は、課題を解決すること。
ビジネスの役割は、経済的価値を生み出し、継続させること。

今回の家賃フェスは、
アートとビジネスのあいだをつくるイベントなのだろうと思います。

井上有紀さんはツルハシブックスにとって
無くてはならない人になりました。

本日はよろしくお願いします。

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Posted by ニシダタクジ at 06:27│Comments(0)日記
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