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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年04月30日

支援から始縁へ

西條剛央さんの
「人を助けるすんごい仕組み」(ダイヤモンド社)
は学ぶところ満載。

ふんばろう東日本プロジェクトでは
無数の支援プロジェクトが立ち上がった。

そのうちのひとつが家電プロジェクト。
家を失い、仮設住宅に入った人には家電セットが
支給されるが、1階部分が被災し、
2階部分に住んでいる人には支給されない。

そこで西條さんたちは
家電を全国から集めて配布する仕組みをつくった。

そのときに、
いったん集まった家電を一箇所に集めて、
使えるか、使えないかを確かめていると
それだけの場所とコストがかかる。

それを解決した方法がある。

送った人自身が家電に住所・氏名・電話番号を
書き込むというものだ。

それによって、
送るほうにも責任が生まれる。
つまり、使えるものだけが送られることになる。

それだけではない。
被災者はどこに住んでいる誰が
この炊飯器を送ってくれたが分かる。

御礼の手紙ひとつも出すかもしれない。
そこから縁が始まっていく。
家電がつなぐ縁。
支援から始縁。

そうだよね。
無縁社会と呼ばれる時代に、
縁をつなぐことが価値をもってくる。

学ぶことが多い本です。

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Posted by ニシダタクジ at 07:23│Comments(0)日記
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