2018年01月31日
つまらない企画は、「会議」から生まれる
「圏外編集者」(都築響一 朝日出版社)
いまごろ読み始めております。
「つまらない雑誌は、編集会議から生まれる。」
って。
~~~ここから引用
取材は「おもしろいってわかってる」から行くんじゃない。
「おもしろそう」だから行く。
だれかが取り上げたものは、それなりに内容がわかっているけれど、
だれもなってないものは「ほら」って見せることができない。
うまく記事にできるかどうかわからない。
でも、おもしろそう。だから行く。
そういうこと。
会議には基本的に合わない仕事なのだ。
けっきょく会議っていうのは、「リスクヘッジ」でもある。
みんなで決める。だから、それがもし失敗したとしても、
「みんなでいいって言ったよね。」みたいな。
それはある意味で、集団責任回避システムにすぎない。
そんなことしているあいだに、ネタの鮮度はどんどん下がっていく。
~~~ここまで引用
いや。
そうなんだよね、ほんとに。
大きい組織のつらいところはそこだね。
「おもしろそう」っていうのでは行動はできない。
でも、おもしろい記事は、
「おもしろそう」って思った「誰も書いていないネタ」
に転がっているのだ。
まずやってみる。
「おもしろそう」だから。
それくらい感性を信じてもいいなと思う。
Posted by ニシダタクジ at 07:59│Comments(0)
│日記
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