2023年07月20日
やりたいことワークショップ
7月17日に寮でやった「やりたいことワークショップ」のメモ
1 チューニング
2マス 名前:子どもの頃にやっていた遊び
2 やりたいこと付箋だし
3分間計ってひとりずつ付箋にかきまくる
(ふせん1枚につき1項目)
3 2グループに分かれて発表
・ひとり1付箋ずつ発表で何周も回す
・拍手はしないでちゃんと聞く
・何か思いついたら付箋を書き足してOK
4 眺める⇒イチ推し付箋の発表
・ひとまず出た付箋をながめてみる
・やっぱりこれがいいかも、という他者の付箋を1つ選んで発表
5 プレゼンテーション準備
・付箋を一つ選んで(自分のでもOK)
・2種類のなぜ?を書いてみる
1 これをやることでどんないいことがあるのか?(目的のなぜ)
2 これをやりたいと思った自分自身の過去のできごと(ストーリーのなぜ)
6 プレゼンテーション
・ひとりずつ発表する
これでちょうど60分でした。
終わり際にひとりの生徒が「どうやって企画を実現したらいいのか?」と聞いてきたので、即興で答えた。
1 この企画は誰に何を届けるのか?
2 いつ、どこで、誰と、どのようにやるのか?
3 この企画をやることによる成果、効果は?
この3つに加えてさらに
0 なぜ、私がこの企画をやらなければならないのか
(過去の自分自身のエピソードが入るとなお良い)
って答えたのだけど。
「企画」って往々にして目的を忘れがちだっていうけど。
たしかに学校行事とかでルーティンになっていると、
2だけを考えてタスク化しちゃうんだけど。
1の目的と3の成果と。
もっと言えば、0の自分がやらなければならない理由があるといいなと、思った。
「やりたいことワークショップ」
ワークショップマインドを伝える手法としてもおススメです。
~~~追記(おまけ解説)
最近のワークでは「他の人が付箋を出すとき、拍手をしないでちゃんと聞きましょう」と説明します。拍手をすることによって、ひとつひとつの意見と人が「場」と切り離されてしまうからです。
リアルで行うワークショップの意味は「のっかる、かぶせる」ことによる創造だと思っています。そのためには他者の意見を聞き、そこからの思いつきを書き留め、さらに場に投げ込んでいくことが必須となります。
同じ理由で、ふりかえりの最後の一言のコメントの時は、「時計回り」ではなくて、「準備ができた人から手を挙げて」発表することにしています。これも可能であれば拍手は不要だと思います。
時計回りに回すと、どうしても「次は自分の番だ」と準備してしまい前の人の意見を聞くことが疎かになってしまいます。これは場に影響するし、そもそも感想の場にだって、創造する瞬間(可能性)はあります。なので、真剣に聞くこと、場の状態を高めておくこと。
ワークショップは、創造のためにあるのであり、意見を集約・分類するためにあるのではありません。
1 チューニング
2マス 名前:子どもの頃にやっていた遊び
2 やりたいこと付箋だし
3分間計ってひとりずつ付箋にかきまくる
(ふせん1枚につき1項目)
3 2グループに分かれて発表
・ひとり1付箋ずつ発表で何周も回す
・拍手はしないでちゃんと聞く
・何か思いついたら付箋を書き足してOK
4 眺める⇒イチ推し付箋の発表
・ひとまず出た付箋をながめてみる
・やっぱりこれがいいかも、という他者の付箋を1つ選んで発表
5 プレゼンテーション準備
・付箋を一つ選んで(自分のでもOK)
・2種類のなぜ?を書いてみる
1 これをやることでどんないいことがあるのか?(目的のなぜ)
2 これをやりたいと思った自分自身の過去のできごと(ストーリーのなぜ)
6 プレゼンテーション
・ひとりずつ発表する
これでちょうど60分でした。
終わり際にひとりの生徒が「どうやって企画を実現したらいいのか?」と聞いてきたので、即興で答えた。
1 この企画は誰に何を届けるのか?
2 いつ、どこで、誰と、どのようにやるのか?
3 この企画をやることによる成果、効果は?
この3つに加えてさらに
0 なぜ、私がこの企画をやらなければならないのか
(過去の自分自身のエピソードが入るとなお良い)
って答えたのだけど。
「企画」って往々にして目的を忘れがちだっていうけど。
たしかに学校行事とかでルーティンになっていると、
2だけを考えてタスク化しちゃうんだけど。
1の目的と3の成果と。
もっと言えば、0の自分がやらなければならない理由があるといいなと、思った。
「やりたいことワークショップ」
ワークショップマインドを伝える手法としてもおススメです。
~~~追記(おまけ解説)
最近のワークでは「他の人が付箋を出すとき、拍手をしないでちゃんと聞きましょう」と説明します。拍手をすることによって、ひとつひとつの意見と人が「場」と切り離されてしまうからです。
リアルで行うワークショップの意味は「のっかる、かぶせる」ことによる創造だと思っています。そのためには他者の意見を聞き、そこからの思いつきを書き留め、さらに場に投げ込んでいくことが必須となります。
同じ理由で、ふりかえりの最後の一言のコメントの時は、「時計回り」ではなくて、「準備ができた人から手を挙げて」発表することにしています。これも可能であれば拍手は不要だと思います。
時計回りに回すと、どうしても「次は自分の番だ」と準備してしまい前の人の意見を聞くことが疎かになってしまいます。これは場に影響するし、そもそも感想の場にだって、創造する瞬間(可能性)はあります。なので、真剣に聞くこと、場の状態を高めておくこと。
ワークショップは、創造のためにあるのであり、意見を集約・分類するためにあるのではありません。
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