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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2021年11月14日

なぜ、(小さな)本屋なのか?

なぜ本屋なのか?

そこには省略されているのは
なぜ(図書館ではなく)(大きな書店でもなく)(小さな)本屋なのか?
ということなのだろう。

そんな問いをもらって、あらためて考える。

本屋を始めた理由。
http://hero.niiblo.jp/e269505.html
(13.6.11 僕が本屋さんになった3つの理由)

1 ヴィレッジヴァンガード郡山店の店長のカフェをつくりたい話からいつか本屋をしようと思っていた。
2 「ホスピタルクラウン」(大棟耕介)を仕入れすぎた。
3 地域と若者のプラットフォームは本屋なのではないかと直感した。

と簡単に言えば3つになるのだけど。

なぜ本屋なのか?はそのまま「本屋とは何か?」
という問いにつながっている。

ツルハシブックスを始めてから、「なぜ本屋なのか?」というよりも、
「それを実現するのは本屋なんじゃないか?」と思うようになった。
特に「カフェ」という概念に出会ってから、かもしれない。

クルミドコーヒー影山さんやCommon Cafe山納さんの著書を読んでいると、
「それはカフェでこそ実現できる」というニュアンスで書かれていることが、
僕にとっては、それは本屋でこそ実現できる、と思える。

ツルハシブックスを開店した当初に、
山納さんの「カフェという場のつくり方」(学芸出版社)を読んで、
僕がやりたいのは「新刊書店」ではなくて「カフェ」なのだと知った。
http://hero.niiblo.jp/e208716.html
(12.10.28 カフェという場のつくり方)

2019年のかえるライブラリーのクラファンのときに、
http://hero.niiblo.jp/e488750.html
(19.1.20 本屋元年)

~~~
「つくる」と「届ける」。そのあいだに、本棚があるように思う。
つくり手と受け手のコミュニケーションのあいだに、本棚があるように思う。
~~~

なるほど。
本棚をつくる人は、その「あいだ」をつくっているんだ。ただ機会を提供しているだけ。
その本を買うか、買った本を読むか、は読み手(買い手)に委ねられている。
そんな「あいだ」をつくる、それがかえるライブラリーだろうと。

もうひとつ。
http://hero.niiblo.jp/e491129.html
(20.10.15 ベクトルとして存在を許されるカフェという場)

~~~
「何者でもない誰か」として、存在を許されるような場としてのカフェ。
「何者でもない誰か」を言い換えれば、名も無き「ベクトル」だけがそこにある状態としての人だろうか。スピノザ的に言えば「コナトゥス」(自分らしくあろうとする力)だろうか。
実は、カフェ(的空間)の居心地の良さというのは、「ベクトル多様性」を感じられるから、なのかもしれない。
~~~

クルミドコーヒー影山さんは、「続・ゆっくりいそげ」の中で「場が力をもつための条件」として5つ挙げている。
1 目的がなくともふらっと行ける場であること
2 多様な人が参加できる場であること
3 主(あるじ)の存在
4 主客同一の要素があること
5 楽しく、遊びの要素があること

うんうん。このすべてが合わさって、ようやく場は力を持つのだろうと。
そして、それはカフェではなくて、「(小さな)本屋」でこそ、実現できるのではないかと。
もちろん、カフェでも本屋でもない別の方法もあるのだと思うけども。

その本屋をかつて僕は「劇場のような本屋、本屋のような劇場」と名付けた。
提供している価値は「予測不可能性」という楽しさ。

つくると届けるの「あいだ」にあり、それを委ねる空間。
それがつくりたい小さな本屋という空間なのかもしれません。

それを僕やスタッフだけがやるのではなく
主客をあいまいにしながら本棚を作っていく「かえるライブラリー」のオーナーや、
温泉入ってサッパリしてからひと仕事しよう、とか。
いろんな人たちが「ベクトル」だけになって、そこに存在を許されるような、
そういう「場」としての本屋を、始めてみようと思っています。

「かえるライブラリー」は年間8,000円で借りることができます。(予定 3月まではお試し期間で1,000円/12月~3月)
詳しくは西田までお問合せください。

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Posted by ニシダタクジ at 07:34│Comments(0)学び
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