プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年09月01日

すべてのお店はエンターテイメント産業になる

コンビニはエンターテイメント産業なんだと
チャレンジ大賞の翌日の帰りの車の中で三浦さんの話を聞いていて思った。
卒論はアニメとコンビニのコラボについて。
うーん。いい視点。

「ゆっくり、いそげ」の影山さんが
「カフェとはエンターテイメント業」だと言っていたけど
飲食業を含めすべての小売業は
エンターテイメント業になっていくと思った。

たとえば僕は、
昔ながらの昭和の匂いがする食堂とか居酒屋
が好きなのだけど、
それって、おいしいものが食べたい、
というよりもお店の雰囲気が味わいたい。という動機が強い。

それって
エンターテイメントとして食事をしているっていうこと。

コンビニも同じらしい。
店長さんの裁量で、いちばんメインの棚に
何をどのように並べるか?
というのが腕の見せどころになるのだと。

そういえば、道中の名立谷浜サービスエリアで
地元のパン屋さんが出しているクリームサンドが
山積みになっていたので思わず買ってしまったのだけど、
そういうことだな。

食べてみたら、いたって普通のクリームサンドパンだったのです。
まあでもパッケージも地元感があってよかったのです。

すべての小売業はエンターテイメント業になる。
ということは、
ライバルはディズニーランドであり、スターバックスになる、ということです。
あるいはDVDレンタルだったりスマホアプリだったりになるわけです。

そしてもうひとつ僕はすべてのお店は
「メディア」になっていくのだと思っています。

これがいい商品だと、
これを買うとあなたの生活がちょっとよくなりますよ、と。

そういう発信をしていくお店
その「メディア価値」に人は集まっていくのだろうと思います。

そういう意味では、
いま小さな図書館「マイクロライブラリー」とか
お店の一角に古本を売っていたりとかが始まっていますが、

それはおそらくはお店の
エンターテイメント業化であり、
メディア化なのではないかと思うのです。

別にお店ではなくても
「居場所」という視点からすると、
人を惹きつけるのは、そうした「メディア価値」なのだろうなあと
思います。

人は面白い情報がほしい。
そして偶然がほしい。
一期一会がほしい。

それはモノであり、そこに居合わせたヒトでもあり。

そういう場を作っていけるのか?
それがこれからのお店を含めた「居場所」のデザインだと思う。  

Posted by ニシダタクジ at 06:49Comments(0)日記