2013年10月29日
感じたものを信じること

山田正史の
green drinks 新潟内野 vol3
僕なんかがしゃべるよりも、
かなり素敵な空間が出来上がっていました。
ああいうのがやりたかったんです。
この日のために、リハーサルと
イメージトレーニングに励んだヤマダマサシは
参加した人々の心を揺さぶりました。
「おれはいま、生きてるぜ」
っていうのが感じられる時間でした。
大学卒業後、東京に出ていき、
いわゆるブラック企業に勤めていた1年間。
終電でも帰れるか帰れないかで、
本も1冊も読める状態じゃなかった。
そんな彼を支えたのが中原中也の詩集。
文庫を2冊、カバンに持ち歩いて、ギリギリの自分を保ってた。
彼の音楽は、
そういうのを越えてきた深みと優しさがあるよなあって思った。
あらためて、
山田正史の歴史を聴いて、
なんていうかな、すごくキレイだなあって思った。
心が澄んでいくような、
そんな気持ちさせられた。
きっと会場にもそんな空気が流れていたと思う。
昨日は終わってから人が帰らなかった。
いいイベントだったんだなあって。
大学生が割合として多かったのだけど
それもよかった。
世間的な常識や評価でなくって、
目の前にある人やものを
自分の感性で受け止めるってことが
すごく大切なのだなあって改めて思った。
いいもの、見せてもらったよ。
大切なのはやっぱり、感性を磨くことだよね。
山田正史さん、最高でした。
ありがとう。
Posted by ニシダタクジ at 06:37│Comments(0)
│イベント
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。