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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年06月10日

3冊の宇宙

一箱古本市@現代市
に行ってきました。

初めて、「古本いと本」の隣でやりました。
いと本、すごかった。
仕事がていねい。
ダントツの1位に輝いていました。

我らが鶴嘴(つるはし)書房は
51冊売れ!で第5位!!
やった!!
初ランクインでした。

古本市のコミュニケーションってステキです。
「共感」がそこらじゅうに転がっている感じがたまりません。

4日火曜日の僕のトークを聞いた
短大の子が2名、来てくれました。
うれしかった!

そして、
あのブックディレクター幅さんが登場!
3冊の宇宙
いとぽんと写真撮影しました。

夜の表彰式&トークでの
幅さんのお話がすごく心に響きました。

幅さんは一箱古本市を堪能したそうです。
恋愛をテーマにしたひとかたまりの本が、
売れていくとだんだん少なくなっていきます。
そうすると、「恋愛」と呼ぶにはちょっと違う本の構成になるのだそうです。

そこで他の本を加えて、
「ワーキングウーマン」というコーナーを
つくるのです。

「本を選ぶ。よりも選んだ本をどう組み合わせるか?」
それが楽しいのだと幅さんは言います。

本を読むこと自体が目的ではない。
と幅さんは言います。
(詳しくは著書、「幅書店の88冊」に)

読書がどのように自らの日々に作用し、
いかにおもしろおかしく毎日を過ごせるかのほうが
重要だと思っている。

そうそう。
読書ではなくて、その先。
僕がヴィレッジヴァンガードで感じた本屋さんの魅力。

本をどう置くか、で町が変わるんだって思った。

たったの3冊で、
小さな宇宙は創れるのだと。
幅さんが教えてくれた。

ひとつが売れたら、
そこはまた違う宇宙が広がる余地ができる。
そしてまた、その宇宙に惹かれ、
人は本を買い、そして読むのだ。

あらためて。
本屋というメディアについて考えさせられた。

文化の最前線にいるんだという誇りを持って、
いい本屋を創っていこう。

無限の宇宙を、日々つくっていこう。

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