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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年01月10日

「哲学」のある人、「哲学」のある場所

「哲学」のある人って
かっこいいなって思った。
そんな人にたくさん出会った。

津屋崎、暮らしの問屋の古橋さん。
暮らしに「問い」を投げかけること。
そんな場づくりがコメタクと似ているなと感じた。

西戸崎、ナツメ書店。
平日朝7時から9時と14時から21時オープン
っていうのが気になって、いってみた。
「朝7時から、文化的な何かを感じる暮らしっていいんじゃないかなと」

そして、その後、
那珂川町のこととば那珂川の坂口さん。
いちばんビックリした。
感覚似てるって。

坂口さんのやってる塾の取り組みについて。
コミュニケーション・デザインが詰まっているなって。

何より、
あふれ出る、「哲学」あるなと。

坂口さんにかかれば、
学校の勉強そのものも、
「哲学」にそして「リベラルアーツ」に化けてしまう。

「数学とは何か?」
っていう問いを考える塾、すてきだなと。

数学に限らず、サイエンスの始まりは、
「わからないこと」に向き合った結果だっていうこと。

「わからないことをわかるようになった」
宇宙の法則を見つけた。
これはロマンだよね。

一方でアートは、
「わからないことをわからないままで表現していくこと」
あるいは仮説を提示していくこと。

「わからないこと」が出発点になっているという意味では、
アートとサイエンスは同源なんだな、って思った。

そんな風に世の中を見れば、
勉強ってもっとワクワクしてくるんじゃないかな。

法則性の発見だし、歴史の発見の連続だし。

坂口さんは子どもたちにたずねる
「それって本当に苦手なの?」
って。
先生が嫌いなだけじゃないの?って。

思えば、苦手科目とかっていう言葉は、
先入観を植え付けるよね。

「数学が苦手だから、文系です」とか
みんなあたりまえに言ってるけどさ。

中学レベルまでは、
一定レベルの「教養」なんだよね。

すべてが、
自由のための学問「リベラルアーツ」
になり得るんだよね。

そんな風に思って勉強と対峙したほうが、
日々とっても楽しいんじゃないかな。

「わかる」も「わからない」も
向き合って、抱きしめて、愛していければいいなと思った。

なんか、とってもいい出会いをいただきました。
ありがとうございます。

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Posted by ニシダタクジ at 08:17│Comments(0)
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