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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年09月27日

「実験室」で始めてみる

大正大学地域実習8日目。

午前は、夢の森公園のカフェ
「I’m home」で。

「実験室」で始めてみる
西村遼平さん:
有限会社la Luce e L’ombra
カフェ:I’m home(夢の森公園内)
ケータリング:Boratorio
を展開している。

いやあ、すげー人いるな、って思った。

会社に勤めながら
ケータリングのサービスを仲間4人とスタートして
半年先まで予約で埋まってて、
それで独立してカフェ始めました。

みたいな。
4行で書けちゃうけど、
ホントすげーって。

~~~以下メモ。

会社につとめながらケータリングしてた。
ケータリング:半年先まで予約で埋まってた。
告知:口コミのみ

高校卒業して眼科に就職した。
医療=接客業:体に不安をもっている人がくる=それを接客する

22歳:父の手術
→地元帰ってきて転職:飲食店のホール。
→料理を学びたかったのでキッチンに入りたかったが接客が良すぎてホールへ。
→ウェディングプランナーへ。

28歳:このままだとお店もてない!
「Boratorio(実験室) La Luce L’ambra」をスタート
→実験室が取れて、会社になった。

休業中・営業後の飲食店を使用:家賃タダ
→facebook告知:広告費タダ
全員が素人でやった。
・料理人×2
・接客のプロ目指したい
・デザイナー
・写真とる人

思いはあるけどやってない人
お店をやるけど無リスクでやってみないか?
お金は払わないけど(当初)、ほかに得るものはあるよ。
お金じゃなくて思いのあるやつが集まった。

告知2日で58席予約/24席
コース料理を3回転させた

ケータリングチーム
・ユニフォームつくった
・家賃払わない
・人件費+材料費だけ
→利益率高い

・リスクを少なく、利益を出していくこと。
「まちのために」:数字がついてこないとひとりごと
「思い」と「ビジネス」を両立させていく。

「地産地消」:簡単じゃない。
トマトソースは夏しか出せない。
今あるもの=旬のものしか使えない

「今売りたい野菜、旬の野菜なんですか?」
→全部ください
→それからメニューを考える
主婦が冷蔵庫見ておかずつくる感覚
この食材で何ができるか?

「食べる人」「つくる人」「料理する人」が
みんなハッピーになる。

「地産地消」が目的となっていないか?
ゆがんだ地域愛:直売所で野菜買ってます、みたいな。
「地産地消」を目的にしない。
それをやることで「外」に売れるようになる。

B級グルメ:その場所に来たからついでに食べる
A級グルメ:それを目的に来る
地元に支持されていないものを外に出せるのか?

「めんどくさがらずにめんどくさいことをやるか?」
効率よくやらないこと

ぐるっとまわって自分の利益になる。
ケータリングサービス:料金表・メニュー表がない
→ウェディングプランナー経験が生きてくる

お金じゃなくて思いが真ん中にある。

【大学生へのメッセージ】
・悩んだり苦しんだほうがいい
⇒気づきは早いほうがいい、始めるのも早いほうがいい

座っているだけで4000円/1H払っている
眠いならやめたほうがいい。
させられているならあらためたほうがいい。

成長したい人:採用しない 会社は生産しなきゃいけない
成長→成熟

器の大きさ:時間かけてる長さじゃない
→出来事・瞬間に広がる

感じること:危機感・違和感を持てば、
何者かになれる

0を1にする力
とりあえずOKすること。
とりあえずやります。
「実験室」で始めてみる。

勘違い=重要

しっかり遊んだ
遊び=本気だった
どれだけうまくやるか?向上心を持った
⇒趣味の領域を超えてる、と言われた。
⇒言語化してきた

後天的天才:目の前のよさを言語化できること。
遊びで培われた。
人がお金をつかう理由を言語化する。
・特別感、非日常感
・自分をよりよくしていける

好きになる没頭できる。
トップを取ることができる

~~~以上メモ

柏崎80年代生まれ4人衆。
「あいさ」の水戸部さん
小清水の矢島さん
with youの小林さん
そして西村さん。

4人を分析して西村さんが言っていたのが、

どうやってそこに到達するか?のアプローチの違い。
なぎ倒していく:水戸部さん、小林さん
よけていく:矢島さん、西村さん

なるほど。
僕はよけていくほうかな、と。

あと、印象に残ったのは、
「実験室」で始めること。

「Boratorio(実験室)」と名付けて、
始めてしまうこと。

そこで試行錯誤、スキルを向上して、
次に進んでいくこと。
そうやって道は拓けていくんだな、と。

あとは「天才」の定義。
西村さんは「後天的天才」と言っていたけど、
目の前にあるものが
「なんでいいのか?」を言語化できることだと。

たしかに。
それが言語化できると、
次にカタチにできるもんね。

それを西村さんは
遊びを通して学んだのだという。
西村さんは遊びでも全力投球で真剣にやる。
ダーツでもボーリングでも研究して極めたくなるのだという。

ああ、そうやって、
自分の「好き」を言語化してきたんだろうなと。

ランチはこんな感じ。
「実験室」で始めてみる

「実験室」で始めてみる

野菜が歌を歌っているようでした。

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Posted by ニシダタクジ at 08:31│Comments(0)
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