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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年10月12日

リスペクトとコミュニティ

「MOTTAINAI(もったいない)」で有名になった
ケニアの活動家、マータイさんが死去。

「MOTTAINAI」とは、
環境で言われる3R(Reduce・減量、Reuse・再利用、Recycle・再資源化)
にRespect・尊敬の念を加えた言葉とされる。

リスペクト。
これは、日本人が古来より持っていた
大切な精神だった。

そして、コミュニティはまさに「リスペクト」を
中心として成り立っていたのだ。

士農工商。
武士は貧しくはあったが、
武士道を貫き、尊敬される存在であった。

農村コミュニティ。
先人の知恵を敬い、
祭りで神に感謝をする、リスペクトあふれた文化を形成した。

企業社会。
大企業と呼ばれた成長企業の経営者は
多くの人から好かれ、また尊敬の対象であった。

学校社会。
知を持つ先生たちは、
それだけで尊敬の対象であった。

いま。
コミュニティは崩壊した。
いや。
一部のコミュニティが崩壊してしまった。

士農工商の身分制度はなくなった。
農村コミュニティは、冬に食品加工をするのではなく、
会社勤めとの兼業農家になり、
地域のお年寄りの役割が少なくなった。

会社や学校で、
尊敬する師匠に出会えるのは
なかなか難しくなった。

だから、コミュニティは崩壊したのではないか。

現に、いまでも多くの人を惹きつけるコミュニティがある。

茶道の家元。
流れるようなお手前に、心が躍る、そんな茶の師匠。

スポーツ選手。
血のにじむような努力の結果、そのスポーツの第一人者となり、後輩を指導する。

新興宗教やネットワークビジネスもそうだ。
教祖様や成功者たちを尊敬するからこそ、コミュニティが維持できる。

だとすれば、
地域コミュニティを再生するには、
「リスペクト」を取り戻していくことが必要なのではないか。

「コミュニティ」とは、コミュニケーションの場だ。
しかし、それだけでは、コミュニティとして弱いし、
そこに秩序は生まれない。

リスペクトする対象があること。
そしてそれをリスペクトする人がいること。

こうして、コミュニティはふたたび構築されていく。

「農」を中心に、リスペクトをベースに、コミュニティを構築する。
地域も、人々も、そんな社会を待っているのではないだろうか。

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Posted by ニシダタクジ at 07:08│Comments(0)学び
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