2012年12月10日
志のある本屋2 本を通じて人と人がつながる
志のある本屋さん2 本を通じて人と人がつながる。
僕は「本好き」ではない。
本屋さんが全員本が好きとは限らない。
ちなみに一般的に「本」というのは小説のことである。
「本」好きというのは「小説」好きっていう意味だ。
なので、そういう意味では僕は本好きではない。
ここ10年でちゃんと読んだ小説は、3冊くらいだ。
「いま、会いにゆきます」・・・あれは映画でも号泣
「限界集落株式会社」・・・これは、設定の描写がイメージできたので読みやすかった
「かもめ食堂」・・・今井店長にオススメされて、初めて読み切った1冊。あたたかい本です。
こんなもん。
なんというか、小説の世界に旅ができない。
これってやっぱり幼稚園~小学校の頃の読書習慣によると思う。
そんな僕が大学生になり、
本屋さんに行くようになったのは、
より深く環境問題の現状を知り、農業というアプローチで何ができるか
考えていたからだった。
行く本屋さんは決まって紀伊國屋書店新潟店。シルバーホテル2Fにあったころだ。
そのころ、僕は大学で農業サークルを立ち上げ、
実践をしながら、全国の農家に話を聴きに回っていた。
その合間に紀伊国屋の農業・環境コーナーに行っては、
難しそうな本を立ち読みして、なんとか読めそうなものを購入し、移動中の電車の中で読むという日々を送っていた。
あるとき。
僕に運命の出会いが訪れた。
いつものように、農業コーナーからレジに向かう途中、
目の前に飛び込んできた1冊の本。
それは「経営」のコーナーにあった福島正伸先生の
「起業家に必要なたった一つの行動原則」(ダイヤモンド社 絶版)
「起業家」って?みたいな状態だった僕だが、
なぜか心惹かれて、その本を手に取った。
中を開いた瞬間、体が止まった。
「成功者は思いを5分ごとに確認する。」
熱い。
即購入。
僕が買った最初の「ビジネス書」だった。
その数日後、奇跡が待っていた。
農家巡りのための情報収集をしていた僕は京都に行ったとき、
「たねっと」の塩見直紀さんにお会いしていた。
在来種を交換するネットワークだったたねっとを
やっていた塩見さんはのちに会社を退職して
綾部に戻り、「半農半Xという生き方」を出版する。
その塩見さんからもらったメールの最後、つまり署名に
見覚えのある一言が書いてあったのだ。
「成功者は思いを5分ごとに確認する」
塩見さんっ
僕も数日前にその本、買いましたよ!!!
と興奮気味に返信。
なんとも言えない運命を感じた。
そして、なんと。
驚くべきことが続いた。
塩見さんから宅配便で段ボールが届いたのだ。
なにやら小さいのにずっしりと重い。
開けるとそこには10冊の本。
塩見直紀さんがセレクトした10冊の本が入っていた。
そのうちの1冊が
「種をまく人」(ポールフライシュマン/あすなろ書房)
であり、あれを見たときに僕の人生の方向が決まった。
タイミングというか、運命というか。
本にはそのくらい、人をつなぐ力があるのだと思った。
そんな空間と瞬間をツルハシブックスは創っているんだ。
僕は「本好き」ではない。
本屋さんが全員本が好きとは限らない。
ちなみに一般的に「本」というのは小説のことである。
「本」好きというのは「小説」好きっていう意味だ。
なので、そういう意味では僕は本好きではない。
ここ10年でちゃんと読んだ小説は、3冊くらいだ。
「いま、会いにゆきます」・・・あれは映画でも号泣
「限界集落株式会社」・・・これは、設定の描写がイメージできたので読みやすかった
「かもめ食堂」・・・今井店長にオススメされて、初めて読み切った1冊。あたたかい本です。
こんなもん。
なんというか、小説の世界に旅ができない。
これってやっぱり幼稚園~小学校の頃の読書習慣によると思う。
そんな僕が大学生になり、
本屋さんに行くようになったのは、
より深く環境問題の現状を知り、農業というアプローチで何ができるか
考えていたからだった。
行く本屋さんは決まって紀伊國屋書店新潟店。シルバーホテル2Fにあったころだ。
そのころ、僕は大学で農業サークルを立ち上げ、
実践をしながら、全国の農家に話を聴きに回っていた。
その合間に紀伊国屋の農業・環境コーナーに行っては、
難しそうな本を立ち読みして、なんとか読めそうなものを購入し、移動中の電車の中で読むという日々を送っていた。
あるとき。
僕に運命の出会いが訪れた。
いつものように、農業コーナーからレジに向かう途中、
目の前に飛び込んできた1冊の本。
それは「経営」のコーナーにあった福島正伸先生の
「起業家に必要なたった一つの行動原則」(ダイヤモンド社 絶版)
「起業家」って?みたいな状態だった僕だが、
なぜか心惹かれて、その本を手に取った。
中を開いた瞬間、体が止まった。
「成功者は思いを5分ごとに確認する。」
熱い。
即購入。
僕が買った最初の「ビジネス書」だった。
その数日後、奇跡が待っていた。
農家巡りのための情報収集をしていた僕は京都に行ったとき、
「たねっと」の塩見直紀さんにお会いしていた。
在来種を交換するネットワークだったたねっとを
やっていた塩見さんはのちに会社を退職して
綾部に戻り、「半農半Xという生き方」を出版する。
その塩見さんからもらったメールの最後、つまり署名に
見覚えのある一言が書いてあったのだ。
「成功者は思いを5分ごとに確認する」
塩見さんっ
僕も数日前にその本、買いましたよ!!!
と興奮気味に返信。
なんとも言えない運命を感じた。
そして、なんと。
驚くべきことが続いた。
塩見さんから宅配便で段ボールが届いたのだ。
なにやら小さいのにずっしりと重い。
開けるとそこには10冊の本。
塩見直紀さんがセレクトした10冊の本が入っていた。
そのうちの1冊が
「種をまく人」(ポールフライシュマン/あすなろ書房)
であり、あれを見たときに僕の人生の方向が決まった。
タイミングというか、運命というか。
本にはそのくらい、人をつなぐ力があるのだと思った。
そんな空間と瞬間をツルハシブックスは創っているんだ。
Posted by ニシダタクジ at 08:14│Comments(0)
│学び
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