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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年06月26日

成長的知能観を取り戻す

7歳の子どもが
補助輪を外し、自転車に挑戦する。
5回、10回と練習するけど、乗れない。

そのとき、
「自転車は向いてない」とあきらめるだろうか?

僕は高校3年生の時、
物理を自分なりにかなり勉強したつもりだったのだけど、
模試でも点数が獲れず、センター試験53点。
これで「物理は向いてない」って思った。

まあ農学部だし、化学と生物をやっといたほうがいいというのもあって、
浪人してから化学と生物をやり始めた。

人はいつ、「自分の能力はこんなもんだ。」
とあきらめてしまうのだろうか。
そして、その能力をより高く見せることに
努力するようになるのだろうか。

人は機会を与えられれば、与えられるほど、
無限に成長できると思い続けるにはどうしたらいいのだろうか。
成長的知能観を取り戻すこと。

ここにかかっていると僕は思う。

19歳20歳で身長の伸びは止まるかもしれないが、
自分の能力はまだまだ開花できる。
なぜなら、人間は脳の3%しか使っていないからだ。

それがどうしても実感できない。

学校生活を経てくると、
いつのまにか「固定的知能観」に
染められてしまっている。

「固定的知能観」のもと、
大学生になった若者の将来を僕は非常に不安に思っている。

それには2通りある。

1つは、容易に想像つく、世間でいう三流大学の入学者たちが持っているマインド。
「こんな大学しか来れないなんて、僕の人生は終わった」
いわゆる「あきらめている」若者たち。

そしてもう1つは、
地方のナンバーワン国立大学に第一志望で合格した入学者たちが持っているマインド。
「俺は受験の勝利者だ。他人からも評価されるし、このままいい人生が待っているはずだ。」

一見、後者のほうが、いい人生が待っているような気がするが、

それにはひとつ、条件がある。
「成長的知能観」だ

機会を与えられて、経験すればするほど自分は成長できる。
と思えるかどうか。

もし、思えるのであれば、
第一志望の大学に合格したことは、
彼の大きなチカラになって、ますます活動的に
アクションを起こすだろう。

しかし、もし、そうではない場合。
つまり、固定的知能観を持っていた場合、
事態は前者よりもさらに悪くなる。

この場合、もっとも大切なのは、「デキる自分」を維持することだ。
他者評価も自己評価も高いまま維持するために、
「デキる自分」を演じ続けなければならない。

そのためにもっとも大切なのは挑戦をしないことだ。
やれない、と思うようなことには手を出さないことだ。
そこには必ず失敗があるのだから。

だから、公務員試験の勉強でもしている、という選択肢に落ち着く。
とりあえず、公務員を目指していることにする。
しかし、公務員の倍率は10倍を超えている。
だから、受からなかったとしても、それほどダメージはない、つまり自己評価は下がらない。

このように、固定的知能観の持ち主は
チャレンジをすることなく、大学生活を送ることになる。

これは、世間でいう「三流大学」に入学した受験生よりも、
プライドが高い分、就職する時、した時の苦労は大きいだろう。
自己評価が下がることがあまりにも耐えられないからだ。

いっぽう、前者が「成長的知能観」を持っていたらどうだろうか。

大学受験はたしかに失敗した。
自分は頭が悪いのかもしれない。
でも、せっかく大学生になったのだから、
大学生ではなければやれないことをやってみよう。

バイトもいろいろして、経験を積んでみよう。
勉強じゃない他のジャンルで人よりも優れていることが
あるのかもしれない。

居酒屋のバイトやったら、店長が「気が利く」ってほめてくれた。
なんだ、俺には接客の才能があるんじゃないか。
ちょっと本気でやってみようか、何か見えてくるかもしれない。

こういうことなんじゃないか。

先の見えない時代。
大学に受かるか、落ちるか、
どの大学に進学するかは大した問題じゃない。

いや、固定的知能観を持っていたとしたら、
むしろ第一志望に合格する方がチャレンジをしなくなるかもしれない。

生き抜く力。

まずは成長的知能観を手に入れること。
いや、取り戻すことだ。

誰もが、5歳7歳のときまでは、
成長的知能観を持っていたのだから。

その機会を本屋や塾が提供することができるのではないか。

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Posted by ニシダタクジ at 14:30│Comments(0)学び
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