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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年04月08日

感性の謎を解いていく旅

27歳のときの年末、ビール屋さんを辞めた。
(辞めたと言っても、週3日しか働いてなかったけど)

理由は、「もっと畑をやりたかったから」。
新商品を開発し、会社が忙しくなってきたためだった。

晴れて、プータローになった。
さすがにちょっと不安だった。

そんなとき。
地元のFMラジオのサポーター会議で知り合ったお母さんから、
不登校の中学3年生の家庭教師を頼まれた。

受験までの日がなかったから、毎日、家に来てもらった。
学力は全然足りていなかった。

間に合わないから、勉強合宿しよう、と
2泊3日の合宿をした。

初日。
彼の大きなリュックの中には、プレステ(ゲーム機)が入っていた。
サッカーのボードゲーム「Jリーグスーパーサッカー」も車から降ろされた。

ゲームをして、勉強もして、夜ご飯を作って食べた。
スーパーでアメリカ産の肉を買い込み、すき焼きを作った。
途中からキムチを大量投入して、何鍋だか分からなくなった。

「ああ。僕はこれを仕事にしたい。」
強くそう思った。
心からそう思った。

しかし、「これ」が何か、わからなかった。

まず、地域のおじいちゃんと子どもが昔の遊びをする場をつくった。
次に、大学生が企業で実践型インターンを行うプログラムを作った。

そして、ツルハシブックスができた。

地下古本コーナーハックツをやったとき。
「これ」は、「多様な大人と中学生高校生との出会い」だと思った。
その仕組みをずっとつくりたかったんです、と思った。

しかし。
それもひとつの仮説に過ぎなかった。

「本の処方箋」をやって、
本を処方するというコミュニケーション・デザインによって、
相手が心を開いていくことがわかった。

コメタク合宿で井上有紀ちゃんが言ってくれたひとこと。
「西田さんは、自分が言語化できていないものを信じてくれる。」

あ、そうなんだ。
気づかなかった。

そう。
僕自身も悩んでいるから。

「共に悩む」という価値を提供できるのだと思った。

ツルハシブックスが売っているのは、
「偶然」と「共に悩む」なのかもしれないなあと。

そう。
14年前の1月にすき焼きを食べたときに感じた
「これ」を仕事にしたい。の「これ」とは、
「共に悩む」だったのかもしれないなと思いだした。

人生とは、もしかしたら、
そのような圧倒的な感性の発動に対して、
言語化できない、感性の響きに対して、

自分なりに仮説を立てて、
謎解きをしていく旅なのではないか、と思った。

内田樹先生風に言えば、
師匠とは、自分の中にいる言語化できない感性なのかもしれない。

よい旅を。

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Posted by ニシダタクジ at 08:27│Comments(0)学び
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