2016年07月20日
With whom to dance?

「幸せになる勇気」(岸見一郎 古賀史健 ダイヤモンド社)
読み終えました。
いいですね。
何かすがすがしい気持ちになる。
最終章は愛について。
ストレートで勝負してきます。
この本では何度か引用されている
エーリッヒ・フロムの言葉から。
「誰かを愛するということはたんなる激しい感情ではない。
それは決意であり、決断であり、約束である」
そのほかにもキーワードがたくさん
~~~
あらかじめ定められた運命ではなく、
運命だと信じることを決意しただけ。
運命とは自らの手でつくりあげるもの。
「わたし」から「わたしたち」へ人生の主語を変える。
自立とは「わたし」からの脱却である。
~~~
などなど。
詳しくは本書をお読みください。
僕の中でのクライマックスはここ
▽▽▽ここから引用
哲人
「われわれは運命の下僕になってはいけない。
運命の主人であらねばならない。
運命の人を求めるのではなく、
運命と言えるだけの関係を築き上げるのです。」
青年
「でも、具体的にどうしろと!?」
哲人
「踊るのです。わかりもしない将来のことなど考えず、
存在するはずもない運命のことなど考えず、
ただひたすら、目の前のパートナーと
「いま」をダンスするのです。」
△△△ここまで引用
これは愛や結婚についての話なのだけど。
就職とか仕事とかプロジェクトとか、
そういうのにもズバリ、あてはまるんじゃないかと。
結局のところ、
「誰と一緒に踊りたいのか?」
With whom to dance?
が問われているのだ。
あなたと一緒に踊りたいから、
このプロジェクトを、仕事を、しているのだ。
その先にあるものを見てみたい。
だから一緒に踊っているのだ。
すべてのプロジェクトは、
そうやって始まるほうが楽しくなる。
昨年から始まった「つながる米屋コメタク」もその一つ。
あなたたちと一緒に踊りたかったのです。
そして今回、芽衣さんが加わって、さらに楽しくなりそうです。
コメタクは、クラウドファンディングで参加者を募っています。
100名の参加まで、あと28名です。
https://faavo.jp/niigata/project/1381#pj-single-nav
Posted by ニシダタクジ at 08:00│Comments(0)
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