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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年10月12日

「直感」を信じる

「小商い」をやってみる。

これ、きっと大切。

「直感」を信じる

1999年4月に新潟市西蒲区(旧巻町)でまきどき村を開始。
会員制度で「村づくり」を行うというもの。

※「DASH村」の放送スタートが2000年6月で、
「地図に名前を残す」などと、コンセプトがかぶっていた。

僕が農学部に進んだのは、
中学の時に見た大成建設の
テレビCM「地図に残る仕事」を

砂漠緑化で果たそうと思い、
鳥取大学農学部を志望したのが始まりだった。

その「地図に残る仕事」を
ふたたび思い出したのが「まきどき村」っていう
ネーミングだった。

当時原発問題がくすぶっていた
巻町議会(6月議会)でやり玉に上がり、
僕は8月に巻町に引っ越した。

一軒家で20,000円という民家を借り
水回りをちょっと工事して、
2000年1月には、

サンクチュアリ出版の書籍を扱う「本処くろすろうど」と
中学生高校生向けの私塾「寺子屋途輝(とき)」、
旅人達の宿泊施設「民宿まきどき」をスタート。

3つ合わせて、「朱鷺の波」(ときのなみ)だった。

東京・王子のカフェバー「狐の木」と
サンクチュアリ出版の影響が大きいな。(笑)

今風にカッコよく言えば、
「本屋と学習塾を併設したゲストハウス」
を立ち上げた。

うーん、早いね。先取りしてる。(笑)

まあ、売り上げとかもたいしたことなかったのだけど、
楽しくやっていたなあ。

「まきどき村」には県外からも僕の友達を
中心に遊びに来ていたから、そこそこ本も売れたので、
2000年11月に遊びに来たサンクチュアリ出版の鶴巻社長に
「営業やってみるか?」と言われて、

2001年2月からサンクチュアリ出版の地方営業をスタート。
といっても、新潟の本屋さんに空いた時間にコツコツ回って、
「この本が今の新潟に必要なんすよ!」ってシャウトするだけだった。(笑)
全然注文なんて取れないから、月給にして2万円とか3万円とか。

2000年に大学を卒業して、イベント企画会社に週3日だけ働くっていう
スタイルで社会人デビュー。
でも、そんな働き方が許されるはずもなく、先輩と合わずに7月に退職。

大学時代に学習塾のアルバイトのお金を
1円も使わずに貯めておいた200万円でなんとか暮らしてた。

2001年4月からは大学の先輩がやってる地ビール会社で
企画営業をやっていた。(こちらも週3日)

こちらはものすごく楽しかったのだけど、
ヒット商品の麻ビールとかを売っていたら、
忙しくなってきて、畑ができなくなりそうだったので、
12月に退職。

そして、その年明け、2002年1月。
会社を辞めて、超ヒマだった僕は、不登校の中学3年生、シンタロウに出会う。

まったくしゃべらなかった彼が、
だんだんと笑顔になっていく姿に、
「これはおかしい」
と思った。

だって、僕は27歳プータローだったから。
プータローが不登校の中学生を元気にするっておかしいだろ、って。

「ちょっと待てよ。」
直感した。

もしかしたら、そういう中学生高校生って世の中に
いっぱいいるんじゃないか。

いや、僕自身も、
そんな中学生高校生だったんじゃないか。

さびれた駅前商店街のたこ焼き屋のおばちゃんに
癒しの場を求めていたんじゃないか。

中学生高校生に「多様な地域の大人」を届ける。
をミッションとしたNPO法人虹のおとを設立。

ツルハシブックスへの旅は2002年から始まっていた。

つづく。

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Posted by ニシダタクジ at 08:01│Comments(0)足跡
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