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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



新潟市西区内野町431-2
TEL 025-261-3188

平日12:00~19:00
土曜 7:00~21:00
日祝10:00~19:00
*火・水曜定休





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2017年04月21日

本屋というプロセス・デザイン

今度の日曜日に、武蔵新城で、
「サードプレイスとしての本屋」
というテーマトークをするので、
その前に整理しておこうと思い。

「サードプレイス」が必要だっていう人に、
何人か会ったことがある。

スターバックスコーヒーの「サードプレイス」は、
家庭でも職場(学校)でもない
第3の場所、という意味でのカフェを提供している。

「スターバックスはコーヒーを売っているのではない。」
という言葉に衝撃を受け(岩田松雄著「MISSION(アスコム)」より)、
そこから「ツルハシブックスは何を売っているのだろう?」
という問いが生まれた。

その問いは、歴史をさかのぼり、
どうやって自分が本屋さんにたどり着いたのか?
を考えさせた。

2002年の不登校の中学校3年生との出会い。
あのとき、多様な大人と出会える仕組みが必要だと思ったし、

ツイッターのプロフィールに書いてある
「15歳が自分と住んでいる地域を好きになり、
自分と社会の未来創造へ向けて歩き出している地域社会を実現する。」
というミッションが生まれた。

15歳。
中学校3年生。
これはひとつの象徴ではあるだろうけど。

自分自身を振り返ると、
中学・高校という進路選択の狭間に揺れていた。

僕がやりたかったキーワードは、「環境」だった。
しかし、当時はマイナーなキーワードで
まわりの友人も、先生たちも、あまり関心を持ってくれなかった。

今思えば、
中学高校の時の「とるに足らない」悩みであるのだろうけど、
当時の自分にとっては、「生きる死ぬ」に
値する大きな問題だった。

思えば、
小学校の時に再放送の「スクールウォーズ」
を見て以来、「いかに生きるか?」
という問いは胸の中にあったし、
それが分からないと生きられないと思っていた。

そんな原点がひとつ。

もうひとつは、
2008年にサービスインした地域企業での大学生のインターン事業。
半年間、正社員並みに企業のプロジェクトにコミットするプログラムを提供していた。

そのときに、迷った上で
チャレンジをあきらめる学生や
途中でリタイアしてしまう学生に出会った。

そして、「自分に自信がない」
さらに、「やりたいことがわからない」
ということがなぜ起こるのか?
それはどうやって越えていったらいいのか?
という問いが生まれた。

その問いは、2013年に
「プレイフルラーニング」の上田信行先生に
出会ったことで、光が見えた。

「挑戦するのに自信は要らない」(13.5.10)
http://hero.niiblo.jp/e262963.html

にあるように、

身につけるべきは
やればやるほど自分の能力は開花していくという「成長思考」
(⇔自分の能力は生まれつき決まっていて変化しないという「才能思考」)
であり、
手放すべきは
他者からの評価を得ようとする「他者評価依存」ではないかと結論した。

「本屋」をやるということは、15歳が代表するような、
中学生高校生あるいは大学1,2年生にたいして、
(もしかしたら、20代社会人も含まれるかもしれないが)

「機会提供」を行うプロセス・デザインの
現場なのかもしれないと思った。

本屋をやったことで実感するのは、

1 本屋という空間そのものが「多様性」を表現する場であること
⇒「本」にはさまざまな「価値観」が詰まっているので、
その本に囲まれていると、多様性が許容される気がする。

2 小さな本屋には「偶然」が詰まっているということ
⇒思いがけなかった本や人との出会いがあるので、
運命的なものを感じるということ。

3 「運命」を感じることで、「行動」が起こりやすいということ
⇒「まきこまれる」ことから始まる小さな「行動」
それを振り返ると「挑戦」とよぶ

昨日のブログに書いた、
「感性に自信を持つ」ための3つのステップ

・感性に自信を持つ

・なにかやってみる

・自分の存在を許す

・心を開く

この、「心を開く」「自分の存在を許す」部分を、
「偶然」が補うのだと思う。

本屋の現場では、この4つはぐるぐるしているのだろう。
いや、おそらくは中学生高校生大学生の中でも
この4つはぐるぐるしながら、
だんだんと感性に自信が持てるようになる。

本屋とは、
そんな「プロセス・デザイン」の現場なのかもしれない。

日替わりで店が変わるという「偶然」も提供できる
「屋台のある本屋」っていうのは、そういう意味では、
いい線いってるんじゃないかなあ。



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Posted by ニシダタクジ at 08:24│Comments(0)足跡
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