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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2019年08月31日

「ともに学ぶ」ためのチューニング・コミュニケーション

僕、西田卓司は、

現代美術家でジャンルはリレーショナル・アートで、
主なアウトプットは本屋さんや本のある空間で、
得意なのは、フラットな関係性をつくるコミュニケーションのデザインで、

基本信条は
吉田松陰先生の野山獄エピソードから学んだ「学びあいで希望は生まれる」っていう学びあいの場づくりと
宮沢賢治先生の農民芸術概論綱要の「誰もが芸術家であれ」っていう創作への意志と
岡倉天心先生の茶の本による「まあ、茶でも飲もうじゃないか?」っていう対話のデザイン。
の真ん中のプロジェクトを作っていくこと、なのだろう。

アートと、デザインと、ビジネスのあいだ。
そのあいだをゆらゆらと漂っている船のようなプロジェクトをつくっていくこと。
中途半端だとか言われながらも、そんな問いを放っていきたい。

時にはヘリに乗って、そんな海の様子を
上から眺めてみるような、そんな本を提供したい。

っていう自己紹介文の練習。
28日はイナカレッジ研修のふりかえり。

いくつかのチームで起こっている
大学生同士のコミュニケーションの問題。

ミーティングがうまくいかない。
すれ違う意思。

「コミュニケーション・デザイン」
の話を、プロジェクトが始まった段階で
力を入れてやらないといけないのかもしれない。

「今までしゃべったことのないタイプの人なので、言葉が通じない」
それって、「スクール・カースト」とか、
「陰キャ」とか「陽キャ」とかの話なのかも、って思った。

「ともに学ぶ」ためのチューニング・コミュニケーション
「桐島、部活やめるってよ」(朝井リョウ)

に描かれた世界。
この本を読んだときに、
うわー、こんなつらい世界を高校生(特に女子)は生きてるのか、と。

同質性集団だからこそ起こる序列化、そしてグループ化。
そしてそれがいじめにつながっていく。
いや、同質性集団だから、ではないのだ。

いじめが起こらない方法を聞いたことがある。
クラスが1つの目標(たとえば合唱コンクールで優勝するとか文化祭で1番を取るとか)
に向かっているときに、いじめは起こらないのだという。

そうか。
やっぱり「向き合わない」ってことが大切なのだと思った。

イナカレッジもそうなのかも、と。
3人が向き合いすぎているんだ。

お互いを理解しようとしてはいけないのかもしれない。

昨日、イナカレッジ井上さんと話していて気付いたこと。
コミュニケーションは、人間関係をよくするためにあるのではなくて、
「ともに学ぶ」っていうためにあるんだということ。

去年、感じたこと。
アウトプットを出すのは、個人のチカラでも、チームの力でもなく、
場のチカラであるっていうこと。

そのために場のチカラを高める必要があること。
場のチカラを高めるために「チューニング」っていう方法があること。

たとえば、柏崎矢田集落チームは、
毎朝、朝ごはんの時に、「昨日あったよかったこと」を話し出す子がいて、
それにつられて、みんながそれを話すのだという。
あ、それって「チューニング」だよねって。

ワークショップ用語で、「アイスブレイク」と呼ばれているものに、
少しだけ違和感があった。

「最近あったよかったこと」
これは、アイスブレイクの定番だと言われている。

それは、どんなネタよりも「準備ができない」からだ。
人は「準備できない」つまり「予測不可能」なことが起こった時に心が開く。

そして、「よかったこと」はその人がよかったと感じることなので、
そこにその人の価値観が現れることになる。
さらに、それは否定されることが決してない。
だって、その人がよかったと思ったことを言っているだけだから。

だから、心が開く、
だから、場が安心空間になる。
本当は毎日やってもいいくらいだ。
たぶんそれをもっとも短い時間でできるのが「最近あったよかったこと」なのだと思う。

僕がそれを「アイスブレイク」ではなく「チューニング」と呼ぶのは、
「ひとり」にフォーカスしているからだ。
この人は今日、どんな音が出ているのかなあ?って
そこに関心を持つことというか、感じることが必要だからだ。

ミーティングも同じなのかもしれない。
「場のチカラがアウトプットする」
という前提で考えると、

「KJ法」という付箋を使ったワークショップ手法は、
書いた人と意見を「分離する」という効果がある。
つまり、発言者の立場や地位や影響力に
左右されずに、付箋や、それによる場にアウトプットを委ねるということ。

たぶん、イナカレッジのプロジェクトも同じなのかもしれない。
必要なのは、「チューニング」だ。

その前提として、「ともに学ぶ」ひとりひとりが集まったのだと、

そしてそれは「場」から学ぶのだと。
「場」にそれぞれが感じること、思うことを
付箋を通して、出していくのだ。
そして付箋をひとりひとりから分離して、
「場のチカラ」でアウトプットをするんだ。

そもそも、その人を理解する必要なんてないんだ。
それは即興演奏をするジャズバンドと同じだ。
曲の途中だけど、客席から突然入ってくるサックスのお兄ちゃんがいたとして、
その人が演奏する「音」に合わせて、自分たちも音を出すんだ。

そのときに
「そもそもサックスってどんな楽器なんだっけ?」
みたいなことを考えない。

あるいは、そのお兄ちゃんの過去はどんなことがあって、
いまは普段の仕事は何をしている人で、なんでサックス始めたんだっけ?
みたいなことって聞かないでしょ。

相手を理解しようとしないで、相手が出す「音」に関心を向ける。
3人の「音」を合わせて、音楽(場)をつくる。

その音楽(場)から、自らが学ぶ。
新しい「音楽」を生み出す。
そうやってプロジェクトを前に進めていく。
そのために、付箋を使ったKJ法があるのかもしれない。

「ともに学ぶ」そして、「新しいものを生み出す」ために、
コミュニケーションがあり、ミーティングがある。
そのためには、チューニングというコミュニケーションが必要なのだ。

あー、研修もう一回やらせてください、ごめんなさい。

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Posted by ニシダタクジ at 08:06│Comments(0)学び
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