2020年05月08日
教育の場を人間的にすること
5月5日にやっていた
Learn by Creation オンライン vol2: コロナ後の社会と教育の可能性 苫野一徳 (教育哲学者)X 尾原 和啓(フューチャリスト)
https://www.youtube.com/watch?v=SYiPFajMmrA&t=2658s
を録画で見ました。
そして、その流れで(尾原さんが講演の中で紹介していたので)
TED2011「サルマン・カーン:ビデオによる教育の再発明」
https://www.ted.com/talks/sal_khan_let_s_use_video_to_reinvent_education?language=ja
日本語訳はこちら
http://www.aoky.net/articles/salman_khan/let_s_use_video_to_reinvent_education.htm
を見ました。
10年の時を経て、いまようやく、目の前にきているんだなと。
~~~以下メモ
学びのマインドセット:信頼して任せて待って支える→共同探究者、探究支援者になる。
コロナ休校→先生がコントローラーを常に持っていることができなくなった。
コンフォートゾーンの外に出て「好奇心」に喉を乾かすこと。
大事なものができたら、それが壊れないように社会課題を解決する。
自由のトレードオフに気づく→自由の相互承認へ
今こそ夢中になれること、好奇心をかきたてられることを。
大きくなるとどうして好奇心がなくなるのか?→他人(大人)の時間を生きるから
自分の時間を生きること。自分でルールを決めること。
自由を自分で行使すること。自立から自律へ。
自律⇔他律
効率的にするには他律で統一すること。
コロナ休校:自律を試される1か月。
マイルールを一緒に寄り添いながらつくること。
モンテッソーリ:先生の役割は環境を整えること。
現状であれば、ネット上の良質コンテンツを探し、紹介すること。
データを可視化することによって、自分でふりかえることができる。
個別化+協同化するには?
学びは個別化するが、場面によって力を借りたり貸したりできる。
「教育の機会均等」をベルトコンベア式で実現しようとしたのは当時(産業革命当時)としては革命。
今はそれが成り立っていない。一斉授業では同じところに到達しない。
個別化したほうが機会均等になる。格差は縮小する。
ゴールに至る道は違ってもいい。
カーンアカデミーはボランティアがメンターをできる。
すぐに協同化できる。
ギブすることの喜びを知る。
ありがとう(あることが難しい)を実感する。
自分は何をギブできるだろうか?
自分のあたりまえが遠くにいるひとにとっては「有り難い」ことだったりする。
「自由の相互承認」を失われない。
十分な自由と人権が保障されていれば責任ある行動がとれる。
自由を奪われるからどうやったら勝ち逃げできるか?になってしまう。
探究をドライブするには?
長期:徹底的に遊びぬく。
中期:いろんなテーマに浸る時間がある。
短期:本物との出会いをつくる(憧れを駆動する)
~~~以上メモ
そして、TEDにシビれる一節が。
「教育の場を人間的にする」
私たちが目指しているのは、世界的なスケールで教育の場を人間的にすることです。これは興味深い視点をもたらします。教室をより人間的なものにする努力はもっぱら「生徒あたりの先生の数」に向けられています。私たちから見ると、重要な指標は「生徒あたりの、貴重で人間的な先生の時間」であるべきなのです。従来のやり方では、先生の時間のほとんどは、講義したり成績をつけたりすることに費やされます。生徒の横について一緒に取り組む時間は、せいぜい5%といったものでしょう。今や100%の時間をそこに充てられます。テクノロジーを使うことで、教室をひっくり返すだけでなく、教室を人間的にすることができるのです。それも5倍、10倍という割合でです。
テクノロジーが何のためにあるのか?
それは非人間的になるためではなく、
より人間的になるためなのではないか。
まさにこんな原点を思い出させてくれました。
さて、具体的方法を一緒に考えましょうか。
Learn by Creation オンライン vol2: コロナ後の社会と教育の可能性 苫野一徳 (教育哲学者)X 尾原 和啓(フューチャリスト)
https://www.youtube.com/watch?v=SYiPFajMmrA&t=2658s
を録画で見ました。
そして、その流れで(尾原さんが講演の中で紹介していたので)
TED2011「サルマン・カーン:ビデオによる教育の再発明」
https://www.ted.com/talks/sal_khan_let_s_use_video_to_reinvent_education?language=ja
日本語訳はこちら
http://www.aoky.net/articles/salman_khan/let_s_use_video_to_reinvent_education.htm
を見ました。
10年の時を経て、いまようやく、目の前にきているんだなと。
~~~以下メモ
学びのマインドセット:信頼して任せて待って支える→共同探究者、探究支援者になる。
コロナ休校→先生がコントローラーを常に持っていることができなくなった。
コンフォートゾーンの外に出て「好奇心」に喉を乾かすこと。
大事なものができたら、それが壊れないように社会課題を解決する。
自由のトレードオフに気づく→自由の相互承認へ
今こそ夢中になれること、好奇心をかきたてられることを。
大きくなるとどうして好奇心がなくなるのか?→他人(大人)の時間を生きるから
自分の時間を生きること。自分でルールを決めること。
自由を自分で行使すること。自立から自律へ。
自律⇔他律
効率的にするには他律で統一すること。
コロナ休校:自律を試される1か月。
マイルールを一緒に寄り添いながらつくること。
モンテッソーリ:先生の役割は環境を整えること。
現状であれば、ネット上の良質コンテンツを探し、紹介すること。
データを可視化することによって、自分でふりかえることができる。
個別化+協同化するには?
学びは個別化するが、場面によって力を借りたり貸したりできる。
「教育の機会均等」をベルトコンベア式で実現しようとしたのは当時(産業革命当時)としては革命。
今はそれが成り立っていない。一斉授業では同じところに到達しない。
個別化したほうが機会均等になる。格差は縮小する。
ゴールに至る道は違ってもいい。
カーンアカデミーはボランティアがメンターをできる。
すぐに協同化できる。
ギブすることの喜びを知る。
ありがとう(あることが難しい)を実感する。
自分は何をギブできるだろうか?
自分のあたりまえが遠くにいるひとにとっては「有り難い」ことだったりする。
「自由の相互承認」を失われない。
十分な自由と人権が保障されていれば責任ある行動がとれる。
自由を奪われるからどうやったら勝ち逃げできるか?になってしまう。
探究をドライブするには?
長期:徹底的に遊びぬく。
中期:いろんなテーマに浸る時間がある。
短期:本物との出会いをつくる(憧れを駆動する)
~~~以上メモ
そして、TEDにシビれる一節が。
「教育の場を人間的にする」
私たちが目指しているのは、世界的なスケールで教育の場を人間的にすることです。これは興味深い視点をもたらします。教室をより人間的なものにする努力はもっぱら「生徒あたりの先生の数」に向けられています。私たちから見ると、重要な指標は「生徒あたりの、貴重で人間的な先生の時間」であるべきなのです。従来のやり方では、先生の時間のほとんどは、講義したり成績をつけたりすることに費やされます。生徒の横について一緒に取り組む時間は、せいぜい5%といったものでしょう。今や100%の時間をそこに充てられます。テクノロジーを使うことで、教室をひっくり返すだけでなく、教室を人間的にすることができるのです。それも5倍、10倍という割合でです。
テクノロジーが何のためにあるのか?
それは非人間的になるためではなく、
より人間的になるためなのではないか。
まさにこんな原点を思い出させてくれました。
さて、具体的方法を一緒に考えましょうか。
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