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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年03月14日

ルーツと価値観を開示すること

「思えば、あれが私の出発点でした」ワーク。

僕が武蔵新城で編み出した
チームビルディング手法。

遠い目をしながら、
「思えば、あれが私の出発点でした。」
と言って、終わるというもの。

チームビルディングのポイントは
「自己開示」、つまりオープンマインドである。

ミーティングで
「アイスブレイク」、「チェックイン」
と呼ばれるものをするのはその理由である。

僕の中での定番は
・出身地とご当地自慢
・最近(または24時間以内に)あったよかったこと

これをすべてのミーティングの前に
やったほうがいいと思う。
議題から始まるミーティングをやってはいけないと思う。

ミーティングの目的が、
「情報共有」ではなく、「新しいものを生み出す」
ことであるならば。

それって、メタ的に言えば、
「ルーツ」と「価値観」の開示と共有
なのだと思う。

物語風に言えば、
「あなたはどこから来て、何に価値を感じるのか」
っていうこと。
どこへ行くのか?
という方向性にも価値観は影響してくる。

だれと行くのか?も価値観が重要だよね。

ここで重要なのは、
価値観を「共有」する必要はあるけど
価値観を「一致」させる必要はないということ。

チームというのは、異なる価値観を持つ人が集まり、
これまでにないアウトプットを出していくためにある。

だから、価値観を一致させるのではなく、
共有し、ベクトルの和を増やしていくこと。

そんなときに有効なワークが冒頭の
「思えば、あれが私の出発点でした。」
だ。

これはある程度顔を合わせて時間がたってからやると有効なのだけど
(1泊2日の合宿でいえば1日目の終わりとか)

みんなが遠い目で
「思えばあれが私の出発点でした」で
締める物語を語るのだ。

これって、演劇的手法なのかな。
なんか、すごい盛り上がったんだよね。

いまでも武蔵新城でやったときの
すずちゃんのやつ、覚えているからなあ。

ルーツと価値観を共有するには
素晴らしい手法だと思います。

やってみませんか?

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Posted by ニシダタクジ at 08:21│Comments(0)チーム
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