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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年02月14日

白か黒かで答えない、ということ

「白か黒で答えろ」という
難題を突き付けられ、
ぶち当たった壁の前で
僕らはまだ迷っている 迷ってるけど

白と黒のその間に
無限の色が広がっている

君に似合う色探して、
やさしい名前をつけたなら
ほら一番きれいな色 今君に贈るよ
(Mr.children 「Gift」より)

正しいか間違っているのか?
と世の中は聞いてくる。
多数派は自分たちが正しいと思っている。

しかし。
世の中をどう見ても、
世界は白か黒か、
正しいか間違っているかに
分けられるとは到底思えない。

つまり。
白か黒か?
という問いには、
生きる上では、特に個人の人生にとっては、
あまり意味がないと思う。

「計画と無計画のあいだ」
(三島邦弘 河出文庫)
を読むと、ものすごく共感する。


三島さんと記念写真(2.8ブックマーケットin蔵前)

「正しい」選択など、
できるはずがない。

答えは白と黒のあいだの無限の色の中にある。
つまり、答えはない。

そしてそれが答えなのかどうか?
を判断するのは、多数派ではなく、
自分自身なのだから。

もちろん世の中に評価されたい
という承認欲求はあるだろう。

世の中ともそれなりのコミュニケーションを取りながら、
白と黒のあいだに、自分自身の答えを探していく。

人生はそんな旅なのかもしれないね。  

Posted by ニシダタクジ at 06:38Comments(0)言葉