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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2015年05月31日

気がついたら教育の当事者になっている

暗やみ本屋ハックツ会議。
今回は非常に学びの多い時間。

まず。
どうしてあの会議は初参加なのに
楽しめるのか?

それは、構造上の理由があった。
「寄贈本の紹介」⇒「街あるき」⇒「振り返り」
という順番にイベントは進む。

「読書会」というコンテンツが
なぜこれほどウケているのか?

それはもしかしたら、
「ぶっちゃける」からではないか?
みんな、本当はぶっちゃけたいのではないか。
心を開きたい。コミュニケーションしたい。

そのために
「本」というコミュニケーション・ツールを媒介させる

それによって、人は
自分の本心を言うことができる。

その「本心を言う」という行為を
全員がやることによって、
その「場」はとても活性化する。

つまり、
通常のワークショップをやる際などに
行われる「アイスブレイク」の機能を果たしているのである。

その後、街歩き。
まちを歩きながらコミュニケーションすることで、
今度は「街」がコミュニケーションツールとなり、
さらなる話ができる。

そうして暖められた「場」が
最後の振り返りで聞いてくる。
昨日は結構最後に白熱したのだけど、
あそこでワークショップをやってもいいなあと。

話ができる雰囲気と気持ちが整っているので、
いいアイデアが出て、実行力も増すだろう。

振り返りの時の昨日の議題は、
まちの人たちにどう説明していくか?

このようなプロジェクトの場合、
まちの人の参画が不可欠。

そのときに、
・企画の意義(なぜ、やるのか?)

・企画者の思い(なぜあなたがやるのか?)

を説明する必要がある。
これをいかに伝えるかが大切。

今回の企画はいろいろと経緯と発展はあるけど、
要は「10代に本という機会を提供したい」
っていうことになるのかな。

そしてその思いは
自分自身が10代の時にあったらよかったな
と思えるサービスを提供したい
ということに尽きるのではないか。
そんな風にシンプルに伝えていく。

発展していけば、
地域の人たちがどんどん入ってきて、
本屋がそのような地域づくりの核になっていくこともありうる。

きっとそれを
「みんなでこれを目指していこう!」と叫ぶのではなく、

「本」というツールと
「中学生高校生」という対象者という
2つを使って、

気がついたら自分も地域内教育の当事者になっていた。
そんな地域になったら素敵だなあと思う。

僕自身が非常にワクワクした第4回でした。
ありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 06:25Comments(0)学び