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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年11月02日

公務員志向なのは安定したいというより承認されたいから

大学生は「安定志向」だと言われる。
公務員、教員、大企業の人気はすごい。

例えば平成24年度の
新潟市の一般行政職の志望倍率は
10倍ジャストだ(46人合格/459人受験)

しかし
「長引く不況で学生はより安定志向になっている」
というのは、本当だろうか?

実は、「雇用不安」そのものよりも、
「承認不安」があふれているから、
多くの人は「承認」を得るために、
公務員志向なのではないか?


「認められたいの正体」(山竹伸二 講談社新書)
によれば、

社会共通の価値観への信頼がゆらいでいれば、
行動を規制する価値観やルールの強制力が弱く、
ある意味で自由な社会が到来する。

しかしながら、様々な実験によると、
自由な状況下こそ、人は行動の基準を他者に委ね、
権威に従うようになる。
それは承認の不安を無意識の動機としているからだと著者は言う。

「他者評価」が行動の理由になってしまうのと同じだ。

僕は
「他者評価」を元に生きることがこそが不幸の源泉だと思った。

だから、それをやめるべきだと思った。
しかし、「なぜ、他者評価に依存するのか?」については、
そこまで考えていなかった。

そうか。
他者評価に依存せざるを得ないのは、
世の中が揺らいでいるからか。

公務員志望者が多いのは、
「不況だから安定したい」
ということではなく、
「承認されたいから権威(ピラミッド)の中に入りたい」
ということの表れなのではないか。

なるほど。
ということは、
社会を変革するチャレンジングな若者を輩出する方法として、

「安定ばっかりのぞんでないで、チャレンジしろよ。
日本はあなたのチャレンジを待っている!!」
と熱く語りかけることではなくて、

「ありのままのあなたでいいんだよ」と親和的承認ができる場をつくり、
まずは小さな集団での役割を果たす場面を作って、それを体感させて、
その集団を少しずつ大きくしていき、
最後には、世のため、人のために、社会課題解決型ビジネスを立ち上げる、
みたいな人が育つのではないか、という仮説ができる。

ということはやっぱり。
商店街や各お店、地域の大人が子どもの承認欲求を(特に親和的承認)を
如何に満たしていくか、が
ニッポンの課題解決にとってすごく重要なのではないだろうか。

安定志向なのは、
安定したいからではなく、
承認されたいから。

子ども~高校生の頃にそれを満たしていくこと。

それがチャレンジングな大学生を生んでいく効率的な方法なのではないだろうか。

PS それでも、大学生からでも間に合います。
「働き方研究所」11月15日オープン。問い合わせ受付中。

    

Posted by ニシダタクジ at 05:26Comments(0)日記