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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年02月06日

ネット通販とリペア(修理)ビジネス

村上で松井洋一郎さんの講座。
いつ聞いても、魂を揺さぶられる時間。
「誇り」とは何か?考えさせられる。

商店街にとっての最大のライバルは?

という質問に対しての答えは
もはや郊外大型ショッピングセンターではない。
「ネット通販」だ。

そう。
圧倒的価格競争率と品ぞろえ、そして利便性。

どれをとっても、
商店街の比ではない。
いや、違う。
ショッピングセンターの比ではない。

「他店より1円でも安かったら・・・」
という看板が掲げてあっても、
それでもネット通販の方が安い。
送料を入れたとしてもだ。

生き残れないのではないか。
商店街だけではなく郊外ショッピングセンターも。

しかし。
ちょっと待てよ。

これは商店街のあるお店にとっては
チャンスなのかもしれない。

いわゆる「リペア(修理)」をするような商売だ。
カバンや傘、クリーニングやさん、電気やさん、そして自転車やさん。
僕は2002年に買った真っ赤な自転車にいまだに乗っているのだけど、
この自転車は巻駅前の山田自転車で購入したものだ。

それ以来ずっと、
ちょっと調子が悪くなると山田さんのところに持っていき、
整備をしてもらっている。

ちょっとした整備はもちろん無料だ。
空気を入れたり、ブレーキの効きを調整したり。

それがかなりありがたかったりする。

これがもし、新潟の自転車専門店やディスカウントストアで買ったもの
だとしたら、どうだろう。

ちょっとしたことで行くのは気が引けるから、
自分で空気入れを買い、サビ止めを買って整備することになる。
素人だから、診断にもそんなに自信がない。

やっぱり、まちの自転車屋さんで買った方が
100倍、安心できる。
ちょっとした相談ができる、
この安心感はハンパない。

いま。
ネット通販全盛。

そう。
誰かがネット通販を代行してやればいい。
カタログ販売のように。

そして自転車であれば、
その価格に5000円くらい載せて、
まちの自転車屋さんから買ったことにすればいいのではないか。

そうすれば、心おきなく、
そのお店に修理に持ってくることができるのではないか。
電化製品も、傘も、靴も、もしかしたらそうなのかもしれない。
ネット通販に安心を載せて売る。

ネット通販を脅威ではなく味方につける。

そんなことが商店街のリペアビジネスでは可能ではないか。  

Posted by ニシダタクジ at 07:15Comments(0)アイデア