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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年02月11日

共感の機会をデザインする

大学関係者向け個別相談会だったはずが、
4大学の2時間プログラム検討会。

いやあ、面白かった。
高知大学池田先生の毎回の
バージョンアップぶりには
いつも驚かされるし、共感させられる。

今回のキーワードは「共感」

大学生のインターンシッププログラムでも
カギになるのは、「共感」コミュニティの創出。
共感の「場」をどうつくっていくか。

そんなテーマでの2時間。
ホッとでした。

共感なき世の中。

経済至上主義。
効率化。

それを突き進めた結果、失われたもの。
そのもっとも大きなものを一言で表現すると「共感」なのかもしれない。
言語化できないものは、評価できない。
だから、軽視されていく。

「場」とか「共感」とかって
実態が見えないものだから、理解されにくい。

それを理解しようとする想像力を
失ったのだろうなあと思った。

「若い人が本を読まなくなった」
と言われる。

それは、
「本を読むこと」を費用対効果で考えた結果ではないか。

1冊の小説を読む。
それがどんな経済的メリットを生んでくれるだろう?

そんな風に考えたら、
小説なんて読まないほうがいいではないか。
小説とは、読書とは、
まさに共感のプロセスを体感することに他ならない。

しかし、時代は折り返すというか、
一段高くなって復活するというか、

ふたたび、想像力が求められる時代となった。
共感力が求められる時代となった。
新しいもの、イノベーションを生み出すためには、
共感の土壌を耕す必要があることがわかってきた。

だから。
僕たちの役割は
「共感の場をデザインすること」
なんだなあって思った。

そういう意味では、
地域での3週間のインターンシップは
まさにそのような場のデザインがポイントだ。

見えてきた。
自分たちが目指すプログラム作り。

まだまだ、学生にとっても地域にとっても
インパクトのあるプログラムが可能だと強く思った勉強会でした。  

Posted by ニシダタクジ at 08:45Comments(0)