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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年01月10日

新しい米屋の作り方

新しい米屋。
もちろんそれは、米を売っているわけではない。
いや、実際は米を売っているのだけど。

「スターバックスはコーヒーを売っているのではない。」
この原則に立ち返らなければならない。

そして
エクスペリエンス・エコノミーから
ソーシャル・エコノミーへの変化の途中に
あることを踏まえて、
「和の共創費」という観点からも
ビジネスを設計しなければならない。

今、ビジネスを設計しなければならない、
と書いたが、

ソーシャル・エコノミーの現場では、
AKB48がそうであるように、
「ビジネスを設計する」ことと
「コミュニケーションを設計する」ことは同義だ。

いや、極論すれば、
コミュニケーションの設計のない
ビジネスはすでに時代遅れだと言ってもよい。
それがソーシャル・エコノミーの時代だ。

だから、これから「地域創生」の名の下、
数々の地域プロジェクトが誕生するが、
そのときに大切なのは、
「コミュニケーションをどう設計するか?」
ということになるだろう。

いよいよ、僕の出番だ。(笑)
とワクワクしてくる。

次にやりたいのは、米屋さんだ。
米屋は地域コミュニティの核になりうる。
そして強烈なメッセージを持ちながら、
多世代とコミュニケーションすることが可能だ。

そのメッセージとは、
松浦弥太郎さんの本にある、
「今日もていねいに」だ。

日々をあわただしく生きるのでは、
生きられないと多くの人は思っている。

でも、時間に追われて、働く日々だ。
本当はていねいに生きたいと思っている。
その具体的方法。

ひとつは本を読む時間をつくること。
そしてもうひとつは、米を炊くことだ。

朝起きて、(あるいは昨晩のうちに、)
味噌汁のダシとなるにぼしを入れておく。
ご飯を研ぐ。

そして炊飯ジャーのスイッチを入れる。
(あるいは鍋で炊く。)
きちんとごはん食味噌汁付きの「朝ごはん」を食べるということ。

そのお米もお米屋さんが
セレクトした農家さんのお米。

そんな関係性のある暮らし。
それを豊かだというのではないか?
人々が求めているのは、
豊かさの提案とその分かち合いである。

ご飯を食べるということ。
それは大学生にとってもすごく重要だ。
低体温にならずに健康的な暮らしを送ることができる。

それを米屋さんが主導したらどうだろうか。
「米を食べる」をコミュニケーション・ツールとして
コミュニティをつくる。

そんなことが可能なのではないか。
新しい米屋、はじめませんか?  

Posted by ニシダタクジ at 08:31Comments(0)学び